親子ワールドキッチン・台湾編 ~台湾のおやつを作ろう~

【タピオカ・ミルクティーと愛玉ゼリー】

☆日 時:10月26日(土)13:30~15:00
☆場 所:国際プラザ(市民交流センター2階)
☆講 師:愛知教育大学 台湾の留学生のみなさん

今回の親子ワールドキッチンでは、台湾発祥で日本でも大人気のドリンク・タピオカミルクティーと、水の中で揉むだけでできる不思議なゼリー・愛玉ゼリーを作りました。講師をつとめてくれたのは、現在、台湾から愛知教育大学に留学中の4人の留学生の皆さん。参加してくれた5組の親子と、にぎやかに楽しみながら人気のデザートを作りました。

まず最初に紹介してくれたのは、タピオカを上手に茹でるコツ。中心まで柔らかくならなかったり、茹でている途中で溶けたり崩れてしまったりすることもあるタピオカですが、湯煎にすることで簡単にプルプル・ツヤツヤのタピオカができるのです。

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まず、沸騰しているお湯にタピオカを入れて30分

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小さな鍋に移し替え、湯煎にして60分。
その後、黒糖などで甘みをつけます。


タピオカが茹で上がるまでの間に、愛玉ゼリーを作ります。作り方は簡単。愛玉子(オーギョーチー※)の種を袋に入れたものを、水の中でひたすら揉むだけなのです。留学生のお兄さんに揉み方のコツを教えてもらって、みんなで順番にモミモミ、モミモミ...。20分ぐらいすると、とろーりとした感触になってきます。小さい子もいたので、お母さんの助けを借りなければいけないかな?と思いましたが、子供たちだけでがんばりました。あとは冷蔵庫で冷やして、食べる直前にレモン果汁やシロップ、黒みつなどをかけていただきます。

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1時間ほど冷蔵庫に入れると、こんな感じ

できあがったタピオカミルクティーとゼリーを食べている間は、留学生の皆さんによる台湾の紹介タイムです。現在、愛教大で学校の先生を目指して勉強している4人、スライドを使って交代で台湾の文化や生活について発表してくれました。子供たちはお兄さん・お姉さんの話に、興味深々な様子でした。

作り方は簡単だけど不思議な愛玉子、おうちでもう一回作れるように、お土産に一袋ずつ持って帰りました。さて、上手にできたかな?

※愛玉子(オーギョーチー)...台湾にだけ自生する、クワ科イチジク属の植物。植物の中でもとりわけペクチンを多く含んでいるため、ゼリー化する働きがとても強い。

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ワールドキッチンでは、近隣に在住の外国人の皆さんにご協力いただき、その方の郷土料理を紹介しています。前回の親子ワールドキッチンの様子はコチラ

 

ミササガ市民団が刈谷を訪問

5月16日(木) ~ 5月23日(木)の8日間、姉妹都市ミササガ市(カナダ)から9人の市民団が刈谷を訪問しました。
滞在中は、ホームステイでの生活体験や公式行事等を通して、刈谷市民との交流を深めました。

≪ミササガ市民団の主な日程≫

月日内容
5/16(木) 対面式
 5/17(金) 市内見学(ミササガパーク、
刈谷市歴史博物館)
表敬訪問
歓迎レセプション
5/18(土) フリーデー
5/19(日) ミササガ市民との交流会
5/20(月) 工場見学
(高浜市・山本鬼瓦工業)
藍染体験(西尾市・渦uzu)
相撲見学(アイシン精機相撲部)
5/21(火) 京都見学
5/22(水) 住吉小学校訪問
着物体験(KIFAV文化交流G)
5/23(木) 刈谷出発


 5月19日(日)に国際プラザで行われたミササガ市民との交流会には150人以上が参加し、カナダ文化紹介のクラフト作り、市民団メンバーによる歌やカナダ紹介プレゼンテーションなど、さまざまな出し物で交流し、会場は多くの人たちの笑顔があふれていました。
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キッチンでは、カナダから持参したミックスとメープルシロップを使ったカナディアンパンケーキの試食を行いました。焼き立てのパンケーキは大人気で、出来上がりを待つ人々が長い行列を作りました。

クラフトコーナーでは、かわいいネクタイや、フクロウやビーバーのパペット、カナダ先住民の間に伝わるお守りのドリームキャッチャー、カナダ国旗のぬりえなど、カナダの文化や習慣にちなんだものがたくさんあって、子供たちは市民団メンバーに作り方を教えてもらい、楽しみながら何種類も作っていました。

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パフォーマンスタイムでは、カナダの雄大な自然の写真をバックに市民団全員で歌った「This land is your land」、メンバーひとりひとりが英語と日本語でプレゼンした「カナダ人による発明品」、メンバーのジュリーさんによる「ミササガ市の紹介」など、工夫をこらしたカナダ紹介の発表がありました。バスケットボールやインシュリン、IMAXシアターなどがカナダ人による発明だということを初めて知った人も多く、「カナダ人の発明したものが多くの人たちの生活を豊かにしていることを知った」という感想が聞かれました。また、市民団と直接話せるチャンスに、「ミササガ市について知ることができた。いつか行ってみたい」という声もありました。
3時間という短い時間でしたが、ミササガの文化を見て、食べて、体験して、市民団と交流できた、とても楽しいひとときになりました。
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その他にも、小学校での授業見学や給食体験、相撲見学やちゃんこ鍋体験など、さまざまな日本文化に興味を持ち、積極的に質問したり感動する市民団の皆さんの姿が印象的でした。
そして刈谷に滞在中、家族のように市民団を受け入れてくださったホストの皆さま、ありがとうございました。

前回のミササガ市民団訪問の様子はコチラでご覧いただけます。