東海地区に在住のカナダの皆さんに、カナダのスポーツ「ストリートホッケー」の楽しみ方を紹介していただく「ストリートホッケー体験交流会」を開催しました。
○日 時: 11月10日(日)10:00~15:00
○場 所: ミササガパーク(自由広場内特設会場)
○共 催: 東海日本カナダ協会(TJCS)HPはこちら
***ストリートホッケーとは?***
カナダの郊外や小さな町で昔から親しまれているスポーツ。アイスホッケーに似ていますが、アイスリンクではなく、公園や空き地などの広場で楽しみます。木製のスティックとゴムボールを使い、カナダでは子供から大人まで幅広く親しまれていて、初心者でも気軽にできるスポーツです。
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小雨決行の予定ではありましたが、当初の天気予報の降水確率は80%だったので、はたしてこのストリート・ホッケー(以下ストホケ)体験交流会を行うことができるのかと心配しながら準備を進めてきました。しかし日程が近づくにつれ天気予報の雨マークは夜の時間に後退し、当日は朝から絶好のストホケ日和となり、滞りなく無事に行うことができました。
東海日本カナダ協会(以下TJCS)のメンバーやそのご家族、刈谷市近隣の子どもも大人もあわせて75人の参加者でにぎわいました。陽気なカナダ人の皆さんはとてもフレンドリーで、冗談や笑いが飛び交う中、英語・日本語を交えてストホケ未経験の参加者にスティックの使い方、ルールなどを説明してくれました。まずは「習うより慣れろ」です。午前中は慣れない手つきでスティックを操って、ボールを打ったり、パス、ジグザグドリブル、シュートなど基本的な動作、さらには得点した時の喜び方まで練習するなど笑いの絶えないウォーミングアップになりました。午後からは試合です。
練習に夢中になっている間にすっかりお昼になり、TJCSがお茶とおにぎりをふるまってくださいました。しっかりお昼休憩をとりつつも、子どもたちは早くも試合をしたくて、食べ終わるとすぐにスティックを手に活動開始です。早速チームに分かれて、それぞれの色のビブスを着たらもう気持ちは高まります。Aコートで大人3チーム、Bコートで子ども3チームが、前半10分休憩5分はさんで後半10分の総当たり戦を行いました。
子どもたちがボールを追いかける姿は真剣そのもの。コートの端から端まで走りまわり、お互い声をかけ合って必死で得点を狙います。ヘルメットをかぶり両手と両足に防具をつけてまるでガンダムのようなゴールキーパーは、手足を巧みに使ってボールを阻止します。年齢も身長もばらばらな子どもたちの懸命なプレーに、大人たちは笑顔で声援をおくっていました。
大人チームの対戦は真剣さに激しさが加わり、白熱した試合が繰り広げられました。ゴールが入ったときの喜び方やいいプレーをした時のリアクションは、チームみんなで大いに盛り上がり、さながらカナダにいるかのような雰囲気でした。
カナダの文化であるストホケの試合を通して、知らない者同士が、大人も子どもも言葉の壁を越えて互いに声をかけあい、喜びや悔しさを分かち合うことができました。ストホケ体験交流会はこうして無事に行われ、秋晴れのすがすがしい一日を楽しむことができました。