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2024.04.20 開催2024年度 刈谷市国際交流協会総会を開催しました 終了しました

2024年度 刈谷市国際交流協会総会を開催しました。日頃よりご支援いただいている会員の皆様、総会にご出席くださった会員の皆様に、あらためて感謝申し上げます。また総会後には、愛知淑徳大学名誉教授 榎田勝利氏による講演会も開催しました。


○日  時: 4月20日(土)午後2時~
○場  所: 社会教育センター ホール
     (刈谷市民交流センター4階)

総 会

1.会長挨拶
2.議  事
  ①2023年度刈谷市国際交流協会事業報告   
  ②2023年度刈谷市国際交流協会収入支出決算
    〔監 査 報 告〕  
  ③刈谷市国際交流協会会長選任
  ④刈谷市国際交流協会役員改選
  ⑤2024年度刈谷市国際交流協会事業計画
  ⑥2024年度刈谷市国際交流協会収入支出予算

講演会
 
講 師:榎田勝利氏(愛知淑徳大学名誉教授)
 演 題:~「私ができることは何か?」を考えることが
                  国際活動の第一歩~
      国際交流・国際協力・多文化共生とボランティア

 総会では、刈谷市国際交流協会会長交代が承認されました。2016年から4期8年に渡って務められた鈴木豊会長が任期満了をもって退任し、鈴木文三郎新会長が就任しました。新会長のもと、協会では引き続き刈谷市の国際交流・多文化共生の推進に努めていきますので、よろしくお願いいたします。

 総会終了後は、愛知淑徳大学名誉教授の榎田勝利氏より講演をしていただきました。榎田氏は、昨年度まで刈谷市国際化・多文化共生推進委員会 委員長を務められた方でもあります。
 講演会は、これまで行った数々の活動についてのお話しからスタートしました。カンボジアへ中古自転車と贈ったときの村人との交流、東日本大震災の支援活動をタイの学生たちと行ったこと、米国ワシントンDCに大学の学生を送りインターンシップに取り組むなど、国際交流の原点は人と人との関わりであることをお話しされました。榎田氏は、学生にボランティア活動などたくさんの経験をさせるそうです。それは、英語を使って何をしたいかを見つけてほしいからです。英語を学びたい学生はたくさんいます。しかし、英語は単に手段にすぎません。大切なのは英語を使って何をしたいかですが、学生にはまだそれが分かりません。何故わからないかというと、まだまだ経験が足りないからです。学生はボランティアを通してたくさんの経験をし、実践を通じて、したいこととできることは違うことに気づき、知識だけではなく知力を蓄え、自分が何のために英語を学ぶのか、英語を使って何がしたいのかを見つけていきます。そしてこういった実践を通して、国内外で起こる様々な出来事を他人事ではなく自分事としてとらえ、主体的に取り組めるようになっていくのです。
 講演の後半は、国際交流、多文化共生、外国人支援の違い、そして「私たちにできること」を語ってくださいました。日本の多文化共生はどちらかといえば、外国人支援に偏っていると榎田氏はいいます。今求められているのは、外国人をゲストとして扱うのではなく、地域社会の一員、地域づくりの担い手であるという認識であり、地域の外国人を単なる労働者として扱うのではなく、地域の活力源として、外国人の潜在力を十分に発揮する社会を作ることです。それはやがて、日本人を活性化することにもつながり、そこに『多文化パワー』が生まれるのです。
榎田氏は最後に、グローバル人材に必要な6つの必須条件で締めくくられました。
①自分の言葉ですべてを表現する力
②論理的に話す力
③「違い」を理解する力
④「自分」を語る力
⑤「そこそこ」の英語力
⑥互いを一人の人間として信頼・尊敬できる力


【講師プロフィール】 

愛知淑徳大学名誉教授
刈谷市国際化・多文化共生推進委員会委員長(~2023年度)
名古屋国際センター企画主幹・交流事業課長を経て、米国ポインツ・オブ・ライト財団(ジョージ・ブッシュ大統領が提唱し設立された財団)の客員研究員として、NPO,ボランティア活動および日米間の国際交流の実態調査・研究をする。帰国後、国際交流基金日米センターシニア・コーディネーターとして民間レベルの国際交流活動の推進に関わる。大学では、米国NPOインターンシッププログラムおよび東南アジア国際ボランティア活動を企画・実施し、大学生のグローバル人材育成に取り組む。

 [今まで関わってきた主な社会活動・ボランティア活動]
・冬季長野オリンピック組織委員会ボランティア推進会議アドバイザー
・国交のないカンボジアに市民の手で放置自転車をリサイクルし、保健婦さんに贈る運動
・国際識字年で「書き損じハガキを集めて国際協力を!」の運動を提唱・実施し、アジア、アフリカに学校を建設する
・愛・地球博ボランティアセンター理事長
・アジア車いす交流センター理事長
・全国一斉ボランティアデー(Make a Change Day)を提唱・実施する
・自治体国際交流総務大臣表彰審査委員会委員長代理
・愛知県多文化共生推進功労者表彰(愛知県知事賞)選考委員会委員長、他

2024.04.06 開催英語俳句交流会 終了しました

姉妹都市ミササガ市からのお客様 アナ・インさんをお迎えして、英語俳句の交流会を開催しました。
【英語俳句交流会】
〇日 時:2024年4月6日(土)10:00~12:00
〇場 所:国際プラザ ラウンジ
〇参加者:16人

2024年1月1日、ミササガ市は市制50周年を迎えました。今年1年間、ミササガ市内ではさまざまな記念行事が開催されています。
ミササガ市の初代桂冠詩人(Poet Laureate 2015-2017)で、オンタリオ州で広く詩人として活動するアナさんは、ミササガの50周年を祝うため、現在、詩や写真、絵など、ミササガの様々なストーリーを集めるプロジェクトを実施中です。このプロジェクトの一環で、40年以上姉妹都市交流を続ける刈谷市からもストーリーを集めるため、今回刈谷市を初訪問しました。
英語俳句交流会には、刈谷文化協会文学部会(俳句、川柳)の皆さんと、KIFAのボランティアの皆さんが参加しました。
はじめにアナさんから、ご自身の活動や英語俳句の紹介、作り方のコツなどのプレゼンテーションがありました。普段から学校や地域で詩を教えることが多いアナさんからは、「俳句には季節の言葉を入れるなどの従来のルールがありますが、あまり囚われることなく、今ここで起きていることを楽しみながら自由に俳句にしてみましょう」とメッセージがありました。
プレゼンの後は、英語俳句にチャレンジです。参加者それぞれが持ち寄った写真や日本語の俳句を元に、英語俳句にしてみました。単語の選び方や表現に迷う様子も見られましたが、全員が自分の作品を作り、みんなの前で発表することができました。
参加した皆さんからは、
・楽しく参加させていただきました。俳句が世界に広がっていくのは素晴らしいことです。
・写真や俳句をステップにすれば英語俳句に一歩近づくことができ、外国の人にも俳句を理解してもらえると思った。
・初めての英語俳句を楽しむことができました。
などの感想がありました。
50th-Anniversary-Identifier-2.png
今回の交流会で作った俳句は、後日アナさんのミササガ50周年記念プロジェクトに掲載される予定です。
Friendship of Twin Cities (Mississauga, Canada & Kariya, Japan)
ミササガ市50周年記念ページ
Mississauga 50th Anniversary

俳句プロジェクトチラシ.png

2024.02.10 開催KIFAV文化交流グループ イベント おこしもの 終了しました

刈谷市に住む外国人住民に日本の文化を知ってもらうことを目的として、「おこしもの」の交流会を実施しました。

○日 時:2024年2月10日(土)10:00~12:30
○場 所:国際プラザ
○参加者:18人 (アメリカ、フィリピン、ベトナム、台湾、KIFAボランティア10人)

愛知県三河地域にて、ひなまつりに食べる伝統的な食べ物「おこしもの」を紹介しました。会場には雛人形を飾り、ゲストの皆さんをお迎えしました。
イベントはおこしものの生地作りからスタート。
最初に米粉を熱湯で練り、耳たぶ位の柔らかさになるまでこねました。
次に3色の色粉を付けた小さな球を作って、木型に入れ、その上からベースとなる白色の生地を入れて各々で成形しました。
カラフルで形もいろいろな生地が出来上がった後は、オーブンで蒸し焼きをして、おこしものの完成。
砂糖醤油でみたらし団子の様に味付けして、皆で試食しながら交流しました。

【ボランティアの感想】
今回のイベント参加者は留学生だけでなく、外国にルーツのある刈谷市民の皆さんを迎え、地元に伝わる伝統的な食べ物を作り上げるという目的で開催しました。ゲストの皆さんに楽しんでもらえるか不安もありましたが、会話も弾み、笑顔がいっぱいでした。
試食タイムの「美味しい」という声を聞いて嬉しくなりました。

2024.01.14 開催生活日本語教室 / "SEIKATSU" Japanese Class 終了しました

生活日本語教室題名.png

地域の外国人住民が、災害や病気などの際の対応や日本語を学ぶ「生活日本語教室」を開催しました。この教室は、「生活者としての外国人」が、日本語で意思疎通を図り、健康かつ安全に生活を送ることができるようになることを目指しています。

◆日時:2024年1月14日~2024年2月18日の毎週日曜日
          (全6回)13:30~15:00 ※1月28日のみ13:30~15:30
◆場所:刈谷市国際プラザ 
◆教室参加者:学習者24人
       (出身:ベトナム9名・中国4名・フィリピ
       ン3名・ペルー3名・ブラジル2名・ネパー
       ル1名・アルゼンチン1名・マレーシア1名)
       日本語サポーター 17名
 ※教室進行:教室コーディネーター・教室補助者 各1名

教室では、私たちの大切な命を守るために欠かせない、緊急かつ重要な3つのテーマ「地震」「119番」「病院」を取り上げ、各テーマ2回の構成としました。それぞれのテーマの1回目には専門家の講師を招き、外国人住民が地域社会で生活していくために必要な基礎知識とそれに関する日本語を学びました。また、日本語サポーターとして参加した日本人ボランティアと学習者との対話活動を通して、教室で学んだ内容の理解を深めました。

◆各回のテーマ
 第1日目:地震① 「地震のときの身の守り方」
    [講師:刈谷市危機管理課 五十嵐克巳さん]
 第2日目:地震② 「避難所を探そう」
 第3日目:119番①「119番を理解しよう
           ・AED/心臓マッサージ体験」
    [講師:刈谷消防署 木村展大さん]
 第4日目:119番②「119番のかけ方」
 第5日目:病院① 「病院のかかり方」
    [講師:看護師 平池香恵さん]
 第6日目:病院② 「かかりつけ医を探そう」

 第1・2回目は、地震について学びました。地震が起こったらどうなるか、震度とは何かを、震災の映像や写真などを通して学び、緊急地震速報の音を聞き、身を守る練習をしました。非常持ち出し品は?どこの避難所に行けばいいの?など、地震に対してどう備えるかについても、学習者と日本語サポーターとで一緒に考えました。1月1日に能登半島地震があり、地震を体験したばかりの外国人住民からは「地震発生時にスマホのアラームが鳴ったが、それが何か分からなかった。そのあと地震が起きたので地震のアラームかもしれないとは思ったが、これからは身を守る行動をとることができる。」といった声がありました。
 第3・4回目のテーマは119番でした。緊急時の通報は国によって番号が分かれていたり同一であったりします。日本では、火事と救急は119番で同一であり110番とは違うこと、119番に電話したらどこに繋がりどうなるのか、電話したら何を言えばいいのか、何を聞かれるのかを学びました。学習者とサポーターで119番にかけたときの会話練習も行い、学習者からは「119番に電話して何を聞かれるか、何を言えばいいのかがわかりました。とても有益でした。」との声がありました。また、講師の指導のもと、AED/心臓マッサージ体験を行いました。
 第5・6回目は病院のかかり方を学びました。異国で病院にかかることは、誰にとっても簡単ではありません。日本の病院のしくみ、病院に行くときに持っていくもの、身近なクリニックと総合病院の違い、身近なクリニックには専門科がありまずは身近なクリニックにかかるとよいことなど、病院にかかる上で欠かせない基本知識を学びました。第6回目には、住んでいるところの身近なクリニックを探す活動を行い、医療MAP作りをしました。
 どの回も重要なことばかりで、学習者からは多くの感想が寄せられました。その一部をご紹介します。

 【学習者からの感想】
[地震]
・地震の被害、そして地震が起きたときの回避方法について理解するのに役立ちました。日本での生活にとても役立ちます。ありがとう!
・今日の授業のおかげで地震が起きたときに身を守ることを学びました。まだ知らない人にも知ってもらいたいと思いました。
・とても有意義なレッスンでした。日本で起こった地震について良く理解できました。恐れず落ち着いて行動したいと思います。先生方、本当にありがとうございました。
・地震のときに行く場所が分かった。地震のときに準備するものや持っていくものが分かった。
・今日のクラスは共有する価値があります。よく理解でき、簡単に実行できる。
[119番]
・毎回、どのクラスもとても重要です。応急措置の心臓マッサージやAEDの使い方を学びたいとずっと思ってきました。特別な時をのぞくと、私は一人暮らしだからです。もっとたくさんの知識を持ち、機会があったらお手伝いできるようになりたいです。みなさん、本当にありがとうございます。
・今日のレッスンは救急車や消防車の呼び方を教わることです。電話をかけるときは、住所を言ってから病状を言うか、または緊急車両や救急車が来るように、火事があればそこに来ます。
・とても良い。緊急事態が発生したときに何をしなければならないかが理解できました。
・実際の生活に応用でき、家族を助けることができます。救急車や消防車が必要な時も安心です。
[病院]
・今日は日本の医療について予備知識を持ちました。大きな病院での治療が必要な場合、地域のクリニックに行って大きな病院を紹介してもらう。直接大きな病院に行って治療を受ける場合は、7700円の自己負担が必要です。
・たくさんの知識を学べたので、日本にいても一人で病院に行けるようになりました。先生方、本日はご説明いただきまして誠にありがとうございます。
・市民交流センターが主催するこのイベントは、とても良いです。生活と文化交流について多層的に理解することができます。今後の日本での知的生活と学習に対する理解をさらに深めることに、一定の利益がありました。
・もっとトピックを学びたいです。

生活日本語教室には、始まってからも申し込み者が続き、6回を通して多くの外国人住民が参加してくれました。協会では今後も、外国人にも住みやすい地域のあり方を検討し、多文化共生社会に寄与できるよう事業を企画していきます。