終了したイベント

2023.11.26 開催カナダ・ストリートホッケー体験交流会 終了しました

東海地区に在住のカナダの皆さんに、カナダのスポーツ「ストリートホッケー」の楽しみ方を紹介していただく「ストリートホッケー体験交流会」を開催しました。

○日 時: 11月26日(日)10:00~15:00
○場 所: ミササガパーク(自由広場内特設会場)
○共 催: 東海日本カナダ協会(TJCS)HPはこちら


***ストリートホッケーとは?***
カナダの郊外や小さな町で昔から親しまれているスポーツ。アイスホッケーに似ていますが、アイスリンクではなく、公園や空き地などの広場で楽しみます。木製のスティックとゴムボールを使い、カナダでは子供から大人まで幅広く親しまれていて、初心者でも気軽にできるスポーツです。
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コロナで中止を余儀なくされていたカナダ・ストリートホッケー体験交流会が、4年ぶりに復活しました!

まずは、初心者の人でも楽しめるように、スティックの持ち方やボールの打ち方、パス、ジグザグドリブル、シュート練習など、基本的なプレー方法をTJCSのメンバーに日本語と英語で教えてもらいました。初めてホッケーを体験する人が多く、スティックの使い方やボールさばきに戸惑っている人もいましたが、カナダの人たちの丁寧な説明で、少しずつコツをつかんでいきました。

練習が終わると、次は試合です。カナダ人と日本人を交えた日加チーム、子どもはA,B,Cの3チーム、大人はA,B2チームに分かれ、それぞれ総当たり戦を行ないました。
子どもたちがボールを追いかける姿は真剣そのもの、コートの端から端まで走りまわりました。ゴールキーパーは防具をつけ、気分はガンダム!初めてゴールキーパーを経験した子どもたちでしたが、手と足を使ってゴールを守りました。どのチームもTJCSのカナダ人メンバーがコーチとなり、メンバー交代や作戦をはじめ、子どもたちのプレーを盛り上げました。年齢も身長もばらばらな子どもたちの懸命なプレーに、大人たちは笑顔で声援をおくっていました。

大人チームの対戦は、真剣さに激しさが加わり、白熱した試合が繰り広げられました。ゴールが入ったときの喜びや、いいプレーをした時のリアクションはカナダ風!チームみんなで大盛り上がりでした。

お昼はTJCSが用意してくれたカナダ風ホットドッグ♪
できたての美味しいホットドッグを食べながらの休憩タイムは、み~んな笑顔で話も弾みます♪

午後も白熱した試合は続き、最後は大人チームの15分一本勝負!迫力満点なプレーは見ているだけでドキドキハラハラでした。

今年の参加者は約70人、当日は暖かなホッケー日和でした!みんな汗だくになりながら、英語・日本語が交じり合った言葉でコミュニケーション、真剣なプレー、美味しいホットドック、笑顔溢れるスポーツ日和な1日となりました!

2023.10.01 開催多文化交流フェスタ in 刈谷 2023 終了しました

刈谷市国際交流協会では、10月1日(日)に市民交流センターで「多文化交流フェスタ」を開催しました。

■多文化交流フェスタ in刈谷 2023■
~遊ぼう!話そう!つながろう!世界の人たちと~

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日時:2023年10月1日(日)10:00~16:00
場所:刈谷市民交流センター

多文化交流フェスタは、刈谷市や近隣に住む外国人市民と日本人市民が遊びや文化紹介などを通じてお互いのことを知り合い、交流を深めることを目的としたイベントです。市民交流センターで多文化交流フェスタを行うのは、今回が初めての試みでしたが、外国人住民の方や日本人ボランティアの方など多くの方のご協力で開催することができ、850人もの方々にご来場いただきました。館内は一時、すれ違えないほど多く人々であふれ、多様な民族衣装や言葉が行き交い、たくさんの交流が生まれました。

 

【各フロアのイベント】
◇4F ホール...鑑賞エリア◇
4Fホールでは、各国の民族衣装ファッションショー、演奏やダンスなど、華やかで楽しいステージが繰り広げられました。

[参加していただいた方々]
♪刈谷やぐら太鼓による和太鼓演奏
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♪各国の民族衣装ファッションショー
DSCN1439.jpg19.jpgファッションショー振袖

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

  

 

 

 

 

♪各国の舞踊  

 ベトナムコミュニティ(VNK)
 フィリピンコミュニティ(SBK)
 タイ プラサーンミットグループ
 インドネシアチーム

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♪インド古典舞踊バラタナティヤム 富安カナメさん
♪中国二胡演奏 欧陽玲さん
♪子ども万燈 広小路五組子ども会による舞とお囃子の披露

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♪和太鼓奏者 笛木良彦さんによる演奏 ※和太鼓の体験も! 

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◇3F 体験エリア◇
3Fは、抹茶や浴衣の体験コーナーです。外国人市民の方が日本の文化を知る機会になりました。
・抹茶体験
・浴衣体験...浴衣を着付けてもらい、会場内を散歩しました
2023フェスタ_0583階和室5の抹茶体験.jpg


  

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

◇2F 国際プラザ...体験・学び・交流エリア◇

2Fは、各国のグループやKIFAV日本語教室の学習者、愛知教育大学の留学生の方などによる国紹介のブースが並びました。ゲームなどの遊び、民族衣装の撮影会、民族音楽体験など、各ブースが工夫して自分の国の紹介を行い、たくさんの会話が生まれていました。

 ◎各国・地域のブース(文化紹介・展示・ワークショップ等)

・フィリピン・ベトナム・ブラジル・マレーシア・インド・
 インドネシア・タイ・香港
・愛知教育大学留学生による展示、文化紹介
・ワールデン
・東海日本カナダ協会
・KIFAV日本語教室 学習者とボランティアによる各国の紹介
・KIFAV文化交流グループによる日本文化紹介
・刈谷市/刈谷市国際交流協会の活動紹介 ~カナダとの交流~

2023フェスタ_0322階ラウンジのタイブース5.jpg2023フェスタ_0342階ラウンジの香港ブース1.jpg2023フェスタ_0392階ラウンジのベトナムブース1.jpg2023フェスタ_0412階ラウンジのベトナムブース3.jpg2023フェスタ_0422階ラウンジのインドネシアブース1.jpg2023フェスタ_0452階201会議室の日本語支援グループ1.jpg2023フェスタ_0472階201会議室の日本語支援グループ3.jpgDSC04774.jpg文化交流Gブース.jpgGTS集合.jpg愛知教育大学ブース.jpgマレーシアブース.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

また、小ステージでは、ヨガ体験や各ブースによる国紹介のプレゼンなどが行われました。

・気軽にヨガ体験
・愛知教育大学留学生による5つの国の魅力紹介
(ペルー・インドネシア・ブラジル・中国・ケニア)

・KIFAV日本語教室学習者による出身国の紹介・クイズなど
ヨガ体験.jpg〇×クイズ.jpg愛教大プレゼン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

◇1F 刈谷市民ボランティア活動センター...体験・学び・交流エリア◇

アジア子ども美術協会(ACHAA)による絵画展示や、来館者への「インクルージブアート」ワークショップコーナー、対話型鑑賞会コーナー、また、ボランティア支援センターによる車座集会「だれ一人取り残さない共存社会を目指して」など、多文化と多様性を理解するイベントが行われました。

2023フェスタ_010ボラセン内のワークショップ2.JPGボラセン.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の多文化交流フェスタでは、多くの方が参加・来館し、多種多様な文化が交わりました。刈谷市には5,000人を超える外国籍の方が住んでいます。国籍に関係なく、誰もが楽しく生活できる刈谷市にしていきたいですね。

2023.09.16 開催【受付終了】ワールドキッチン・中国編  中国の月餅を作ってみよう 終了しました

8月23日(水)定員に達したので受付を終了しました。

諸外国の料理を、その国出身の講師が紹介するイベントです。今回は中国の冰皮ピンピーユエベンを作ります。

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中国の冰皮(ビンピ―)月餅(ユエベン)とは?

月餅は中国の祝日「中秋節」(旧暦8月15日、今年新暦9月29日)に供えられたり、贈られたりする縁起の良いお菓子です。冷たい大福のような味わいで、やわらかい皮が特徴の冰皮月餅を作ってみましょう。

☆日時:2023年9月16日(土)13:30~15:00
☆場所:国際プラザ(刈谷市民交流センター2F)
☆講師:渡部良美(わたべよしみ)さん
☆対象:刈谷市国際交流協会会員
    (未登録の方は申込みの際に登録をお願いします。年会費1000円が必要です。)
             ⊛小学生以上のお子さんを連れてくることもできます。ただし、試食は1人分になります。
☆定員:12人(定員になり次第、募集を終了します)8月23日(水)受付を終了しました
☆参加費:無料
☆申込み:8月18日(金)朝9時から受付開始します。(当日9時以前のネット申込みは受付しません。)

     電話(0566)62-1209あるいは申込みフォームから
     ①ワールドキッチン参加希望
     ② 氏名
     ③ 住所
     ④ 電話番号
     ⑤ Eメールアドレス
     以上の事を記入してお申し込みください。
     *会員登録されていない方は、会員登録希望と明記してください。

2023.07.22 開催文化交流G 異文化交流会 台湾 終了しました

台湾出身の陳先生をお迎えして、台湾料理を教えてもらいました。

○日 時:2023年7月22日(土)9:00~13:30
○場 所:国際プラザ
○参加者:講師1名、文化交流G 10名

今回は、ルーローハン、アサリのスープ、地瓜球(QQボール)というデザートを作りました。

ルーローハンは、氷砂糖と醤油などで煮込んだ豚肉に、五香粉という香辛料を少し効かせた煮汁をかけた丼料理です。
生姜がたっぷり効いたアサリのスープもとてもおいしかったです。台湾スイーツのQQボール(モチモチのサツマイモボール)は、油の中で生地を押しつぶすという驚きの調理法で、参加メンバーは楽しみながら作りました。
調理と食事を楽しんだ後は、地図を見ながら台湾の食文化などを陳先生がお話ししてくださいました。

【感想】
4年ぶりの調理イベントの開催で、和やかな雰囲気で異文化交流ができてとてもよかったです。
陳先生の台湾のお話は大変興味深く、面白かったです。日本語勉強中の先生も、私たちとの会話を楽しんでおられた様子でした。
今後も諸外国のお料理体験を通して、それぞれの国の文化や背景、習慣などの異文化理解を深める活動ができたら、と考えています。

2023.07.01 開催【受付終了】世界をのぞこう!~ブラジル編~絵本を出版しました 終了しました

 「世界をのぞこう!」は、その国の出身者や滞在経験のある方を招いて、現地での生活や文化についてのお話しを聞くイベントです。
今回は、JICA日系社会青年ボランティアとしてブラジルに派遣されていた刈谷市小学校教諭 高松洋子さんをお招きし、ブラジルの文化や生活をはじめ、日本で担任した児童とブラジルで再会したこと、現地で学んだこと、絵本出版に至った経緯などをお話ししていただきます。
 みなさんは「ブラジル」と聞いて何を思い浮かべますか?日本の反対側の国?アマゾン?ポルトガル語?サッカー?あなたもイベントに参加して、ここでしか聞けない現地のことを聞いてみよう!出版した絵本の読み聞かせもありますよ。

☆日  時:2023年7月1日(土) 
      13時30分~15時
☆場  所:国際プラザ(刈谷市民交流センター2F)
☆講  師:高松 洋子 さん
☆対  象:小学生以上
☆定  員:40人(先着順)

申込みはコチラから⇒https://kifanet.sakura.ne.jp/form/

みなさまのご参加をお待ちしております!

2023.06.25 開催 KIFAV文化交流グループ イベント たなばた 終了しました

愛知教育大学留学生に日本の文化を知ってもらうことを目的として、「たなばた」の交流会を実施しました。

○日 時:2023年6月25日(日)14:45~16:45
○場 所:国際プラザ
○参加者:26人 (愛教大留学生10人:インドネシア、中国、ブラジル、タイなど、KIFAボランティア16人)

ゆかた体験として留学生、ボランティアが浴衣を着て、日本の風物詩である夏のひとときを堪能してもらいました。
浴衣の着付けが終わった人から、たなばた飾りの体験は短冊に願い事を書いて笹に吊るしました。
最後にお抹茶、季節の和菓子をたしなんで頂き、日本伝統の食文化にもふれてもらいました。

【ボランティアの感想】
食べる、飲む、着るという実体験を通して日本の伝統文化に触れていただき、留学生のみなさんの記憶に残ったのではと思っています。私たちも日本文化を留学生とともに実践、感動を共感できました。貴重な体験になり、良いイベントだったと思います。

2023.06.17 開催【受付終了】ワールドキッチン・台湾編  台湾の料理を作ってみよう 終了しました

6月4日(日)定員に達したので受付を終了しました。

台湾の料理を台湾出身の講師に教えてもらう企画です。今回は台湾のちまき蕃茄蛋ふぁんちぇだんふぁーたんを作ります

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台湾の粽(ちまき)とは?
旧暦5月5日(今年は6月22日)の端午の節句は台湾の伝統的な風習で1年の中で重要な行事となっています。
台湾の粽は笹の葉で作った三角形が特徴ですが、具材は地方によって違いがあります。 台湾北部の粽は、炒めたもち米に豚の角煮や塩漬け卵、ピーナッツなどを入れて笹の葉で包み蒸したもの。 台湾南部の粽は、もち米とピーナッツやしいたけ、栗などの具材を笹の葉で包み茹でたものです。今回は台湾南部の粽を作ってみましょう。

蕃茄蛋花湯(ふぁちぇだんふぁーたん)とは?
台湾の家庭料理の簡単なスープです。「蕃茄」はトマト、「蛋」は玉子、「湯」はスープの意味。「蕃茄蛋花湯(ふぁんちぇだんふぁーたん)」はスープにトマトを入れて、浮いた玉子が花のように咲いているように見えることからこう呼ばれています。

皆さんのご応募お待ちしています!

☆日時:2023年6月17日(土)10:30~14:00
☆場 所:国際プラザ(刈谷市民交流センター2F)
☆講 師:黄(コウ)アリスさん
☆対 象:刈谷市国際交流協会会員
    (未登録の方は申込みの際に登録をお願いします。年会費1000円が必要です。)
☆定 員:12人(定員になり次第、募集を終了します) 6月4日(日)定員に達しました。
☆参加費:無料
☆申込み:2023年5月17日(水)朝9時半から受付開始します。(当日9時半以前のネット申込みは受付しません。)
     電話(0566)62-1209あるいは申込みフォームから
     ①ワールドキッチン参加希望
     ② 氏名
     ③ 住所
     ④ 電話番号
     ⑤ Eメールアドレス
     以上の事を記入してお申込みください。
     *会員登録されていない方は、会員登録希望と明記してください。

2023.06.04 開催KIFAV国際イベントG お料理フェスタ ~暑い時に食べたい世界の料理~ 終了しました

KIFAV 国際イベントグループが「お料理フェスタ」を開催しました。

☆日 時  2023年6月4() 10:0014:00
☆場 所  刈谷市総合文化センター 3F 実習室
☆講 師  フィリピン(2名) 香港(1名)、日本(1名)
☆参加者  26名【メキシコ(1名)、フィリピン(1名)、台湾(1名)、ベトナム(4名)、日本(10名)、イベントG(5名)】

フィリピン、香港、日本のグループに分かれてそれぞれ調理を行いました。
完成した料理をみんなで味わって、交流しました。 

今回作ったメニューは、
・フィリピン:お粥【ルーガウ】、フルーツサラダ、白芋の焼き菓子
・香港:マンゴーのデザート【楊枝甘露(ようじかんろ)】
・日本:冷やし中華、ナスの煮びたし、わらび餅
でした。

【参加者の感想】
「同じ食材でも、国が変わると使い方や調理方法が違うので驚いた。」

「楊枝甘露はマンゴーがとてもおいしく夏にぴったりなデザートでした!」

「わらび餅が粉からできていることのとても驚いた!」(ブラジル人参加者)

「フィリピンのルーガウには様々な具材が入っている割に優しい味。暑くて食欲が落ちる夏場に食べたくなる料理だった。」

人類共通の"食"というテーマを通して、国の違いを感じることができ、改めて「食は文化だ!」と感じることのできるイベントでした。

#国際イベント #国際交流 #ボランティア #食は文化 #刈谷  #クッキング #料理

2023.05.27 開催ウクライナ画学生絵画展を開催しました 終了しました

ウクライナ西部の都市・リヴィウにある国立芸術アカデミーの美術学生の絵画作品を、国際プラザで展示しました。また、5月27日(土)には、現在愛知県内在住の画学生であるエリザベータさんを会場に招き、交流会を行いました。

画像:ウクライナ国旗.gif「ウクライナ画学生絵画展」 


日 時:5月25日(木)~6月4日(日)
    9:00~17:00
会 場:刈谷市国際プラザ ラウンジ (入場無料)
共 催:一般社団法人ウクライナ人道支援ジャクユーサポート
協 力:恵舟庵アート・スタジオ

この美術展と交流会は、一般社団法人ウクライナ人道支援ジャクユーサポートのご協力により開催することができました。ウクライナ西部にあるリヴィウ国立芸術アカデミーの学生たちによるデジタル画21点を展示、また支援に賛同した刈谷市内の絵画教室 恵舟庵アート・スタジオの画家たちによる作品11点も展示しました。
期間中は刈谷市だけでなく近隣にお住まいの方も多く訪れ、「ウクライナに平和が訪れますように」「頑張ってください」「ウクライナの人のためにできることを日々探しています」など、たくさんのメッセージが書かれたひまわりカードがボードを飾りました。

5月27日には、ウクライナの首都キーウ近郊から日本へ昨年3月に避難したコロトコヴァ・エリザベータさんと、ジャクユーサポートの葛西さんを招き、交流会を開きました。葛西さんもウクライナ侵攻によりキーウから日本への帰国を余儀なくされた経験を持ちます。
交流会前半では、エリザベータさんからご自身の作品3点に込めた思いや日本の印象などについて話してもらいました。「名古屋城」の絵には日本に来たばかりの頃の思いを、また「REMEMBER ME」の文字が描かれた女性の絵にはウクライナのことを忘れないでほしいという思いを込めたそうです。日本に来て一年とは思えないほどの流ちょうな日本語に、参加者は皆驚かされました。
交流会後半は、葛西さんから現地の状況やジャクユーサポートが行っている支援についてパネルを使って説明がありました。参加者からの質問もあり、現地での生活のこと、避難時のことなど多くのことをお話ししていただきました。

戦争開始から一年以上経った今も、ウクライナの人たちは厳しく不安な毎日を過ごしています。この美術展と交流会に寄せていただいた皆様のメッセージのように、一日も早くウクライナに平和が戻ることを願ってやみません。

2023.05.20 開催KIFAV文化交流グループ 勉強会 つまみ細工 終了しました

講師を招いて日本の伝統工芸である「つまみ細工」を勉強しました。 

○日 時:2023年5月20日(土)10:00~13:00
○場 所:国際プラザ
○参加者:12人

はじめにつまみ細工について説明があり 200年前の江戸時代に宮中の女官大名の奥女中が趣味として楽しんだ「和小物」の技法が始まりであるとお話を聞きました。
制作するものは、バッグチャーム、ブローチ、帯飾り、2Wayクリップの中からひとり2点ずつ。沢山の布から各自好きな色を選びました。
糊の付け方や位置など、技法を習って思い思いの作品を完成させました。
同じデザインを選んでも、選ぶ布の色柄で個性が出るのがとても面白かったです。

【ボランティアの感想】
私たちの事業の中には「和」に関するものが多くあります。
和文化を楽しむ人も増えているので、伝統の技法と現代のセンスが取り入れられた「つまみ細工」を知ろうと思い、まずは作る体験をしてみました。
初心者でも作れる作品で、参加者全員が素晴らしい作品を作ることができ、完成後の撮影会では満足感いっぱいの笑顔でした。
今後、この勉強会で覚えた技法でゲストと作ったり、メンバーが作ったつまみ細工で着物イベントの時に髪に飾ってもらうなど、日本の伝統文化を共に楽しみたいと思います。

2023.04.22 開催【協会設立40周年】2023年度刈谷市国際交流協会総会 及び 記念講演会を開催しました 終了しました

2023年度は、刈谷市国際交流協会が1983年に設立されてから40年を迎えます。日頃よりご支援いただいている会員の皆様、総会にご出席くださった会員の皆様に、あらためて感謝申し上げます。
協会設立40周年となる今年度は、以下の日程で刈谷市国際交流協会総会を開催しました。また総会後には、漫画家・タレントの 星野ルネ(ほしの・るね)氏を招き講演会を開催しました。

■日時:2023年4月22日(土)
   ○総会    14:00~
   ○記念講演会 14:45~15:45 
■場所:市民交流センター4階 ホール

総 会

1.会長挨拶
2.議  事
  ①2022年度刈谷市国際交流協会事業報告   
  ②2022年度刈谷市国際交流協会収入支出決算
    〔監 査 報 告〕  
  ③2023年度刈谷市国際交流協会事業計画
  ④2023年度刈谷市国際交流協会収入支出予算

表彰式

当協会は、協会運営やミササガ市との姉妹都市交流・多文化共生推進の事業において、多くの方のご尽力やご協力により運営してきました。これまで多大なご貢献をいただいた方や団体に感謝を込めて表彰式を行いました。
○表彰状授与者の皆様○
 永田 靖章 様(刈谷市国際交流協会前会長・愛知教育大学名誉教授)
 刈谷市国際交流協会親善ボランティア 様(文化交流G・日本語支援G・国際イベントG・通訳翻訳G・ホストファミリーボランティア)
 スリーエス 様(外国につながりを持つ児童・生徒のための放課後教室・取り出し授業)


講演会

 講師:星野ルネ(ほしの・るね)氏 漫画家、タレント
 演題:『アフリカ少年と考える多文化共生』

 講演会では、カメルーンで生まれ日本で育った星野ルネ氏が、自身が経験してきたユニークなエピソードを交えながら、私たちが生きる社会で多文化共生を実現していくためにどんな考え方や行動が必要かについてお話ししてくれました。
私たちと違う国、違う文化で育った人の行動は、時に奇妙に見えることがあります。しかし、その行動にはその人たちなりの合理的な理由があり文化的背景があります。バナナの皮を車の窓から捨てるか、捨てないか、日本の常識から言えば「捨てない」ことが正解かもしれません。しかし、カメルーンでは「自然の中に落とせば動物たちのごちそうになる」から「車の窓から投げても問題ない」のです。
自分が育った環境・文化での習慣や行動は絶対に正しいんだと思い込むと、相手と衝突することもあります。「それは日本の常識だけど世界では違う常識がある」からです。はじめから「非常識だ」と決めつけることなく、またステレオタイプに当てはめるのではなく、その人のバックグラウンドを知り理解しようとすることで、寛容になることができます。そこに多様性が受け入れられる社会の入り口があることを、ルネ氏は私たちに示してくれました。
「お客さんが驚くから」とアルバイトを断られた話、「ルネの血は何色なん?」と質問され「ぼくにとっては当たり前だけど、この子にとっては当たり前じゃないんだ」と驚いた話、英語ではなくフランス語が母国語であるのに「英語が話せないの?」と言われる話(ルネ氏はその後英語をマスターしました)など、笑いを交えつつ、多文化共生を考えるうえで必要な多くのことを、私たちに問いかけてくれました。

講演会終了後は出版された本の販売およびサイン会を行い、講演を聞いた多くの方がその列に並びました。ルネ氏は一人一人と言葉を交わしながら、一冊一冊丁寧にサインをしてくれました。
講演会を聞いた方々からは「聞いて良かった」「めちゃくちゃ面白かった」などの感想が聞かれました。

☆星野ルネ氏 プロフィール☆
1984年カメルーン生まれ。4歳の時に母の結婚に伴い来日し、兵庫県姫路市で育つ。高校卒業後、兵庫県内で就職をしたが自分の生い立ちが人々の関心や共感を集めることを発見し、25歳で上京。タレント活動の傍ら、ツイッター上で発表していた自分の日常のエッセイ漫画が話題となり、2018年8月に『まんが アフリカ少年が日本で育った結果』(毎日新聞出版)として出版された。他の著書に『まんが アフリカ少年が日本で育った結果 ファミリー編』(毎日新聞出版)がある。メディア出演をはじめ、「毎日小学生新聞」などでの連載多数。

2023.02.12 開催KIFAV文化交流グループ ひなまつり 終了しました

愛教大留学生を招待し、日本の雛祭りを紹介しました。 

○日 時:2023年2月12日(日)10:50~12:50
○場 所:国際プラザ
○参加者:23人
     ボランティア  11 人
     参加者     12 人 (バングラディシュ、中国、ブラジル、台湾、キルギス、タイ、インドネシア)
               
はじめに雛段飾りの説明を聞いたあと、ボランティアとゲストのペアで担当になり、一段ずつ雛人形と付属品を飾り付けていきました。その後、折り紙グループと花餅作りグループに分かれ、折り紙グループは和紙で折った男雛と女雛を小さな色紙に貼って、親王飾り風に仕上げました。花餅グループはボランティアが用意した紅白のお餅を柳の枝に飾り付け、帰りは花束の様にセロファンで包んで持ち帰ってもらいました。

【ボランティアの感想】
久しぶりの国際プラザでのイベントで、留学生の皆さんが刈谷市公共施設連絡バス(かりまる)で刈谷市役所に着くのをドキドキしながら待っていました。何度も私達のイベントに参加してくれる留学生の笑顔に会って思わず笑みがこぼれました。ひなまつりのメインイベントの雛段飾りでは一緒に飾り付けるボランティアと留学生の笑顔がいっぱいで嬉しかったです。折り紙では留学生がすぐに理解して素敵な作品に仕上がり感心しました。実行委員はこのイベントに先立ち、雛段飾りや雛祭りの食べ物などを詳しく学ぶ良い機会になりました。これを生かして、いつかまた雛祭りのイベントができたらと思いました。