終了したイベント

2018.12.22 開催親子ワールドキッチン・イギリス編 終了しました

冬休みが始まったばかりのクリスマス間近な土曜日に親子ワールドキッチンを開催しました。今回はイギリスの伝統的なクリスマスのお菓子【ミンスパイ】。イギリス出身のリー・サージャントさんがその作り方を教えてくださいました。

生地の粉の分量を量るところから、みなさん真剣に取り組みました。ミンスパイはさくさくの生地の中にミンスミートと呼ばれる、リンゴとドライフルーツを刻んだものを詰めますが、瓶詰になったミンスミートをお店で買うこともできます。今回はリーさんが事前に作っておいてくれたホームメイドのものを使いました。瓶のふたを開けるとシナモンのいい匂い。ミンスミートを生地に詰め、
自分の名前のイニシャルや星やハートなどの自分のしるしを付けた生地で蓋をして、オーブンに入れて焼き上がりを待つこと40分。その間にリーさんにクリスマスの絵本を読んでもらいました。
The Jolly Christmas Postman
(ゆかいな郵便屋さんのクリスマス)
このお話の中にミンスパイが出てくるのです。

絵本.jpgのサムネイル画像英語と日本語で交互に読んでもらったあとはお話の中にもでてくる"What's the time, Mr. Wolf ?" (おおかみさん、今なんじ?)をやって遊びました。みんな大きな声で、"What's the time Mr. Wolf ?" と聞けていましたね♪

やがてミンスパイもいい色に焼きあがりました。

焼き上がり.JPGのサムネイル画像

リーさんがイギリスから持ってきてくれた、粉末のカスタードパウダーを使ってカスタードクリームを作ります。

カスタードクリーム.jpgのサムネイル画像

カスタード.JPGのサムネイル画像

 

焼きたてのミンスパイにたっぷりとかけて出来上がり。美味しくて、楽しかったですね。
皆さん、イギリスのクリスマスを満喫できたかな?

⑥親子英.JPG

 

☆ワールドキッチンは協会の会員の皆さんを対象とした無料の講座です。会員登録は随時受け付けています。

☆前回のワールドキッチンの様子はこちらからご覧いただけます。

2018.12.16 開催国際交流フェスタ in Kariya 2018 終了しました

毎年恒例の国際交流フェスタ、今回は「体験しよう世界の文化」をテーマに刈谷市総合文化センター小ホールで開催されました。

○日 時:12月16日(日)
     13時~16時30分
○場 所:刈谷市総合文化センター 小ホール

入口では参加6カ国からのメッセージをちりばめたWelcomeボードが、会場ではそれぞれの国のウェルカムドリンクとスナックで来場者をお迎えしました。
オープニングを飾ったのは、この日のために結成された「国際フェスタバンド」。彼らの演奏にのせて6カ国(韓国・台湾・中国・ベトナム・タイ・インドネシア)の中心メンバーが入場し、自己紹介をしました。

今年のフェスタは、各種ワークショップを通じて世界の文化を楽しもう!がテーマです。まず国際イベントグループメンバーのリードによる「チキンダンス」をにぎやかに踊ったあとは、インドヨガ講師による、手軽にできるヨガワークショップを行いました。各ブースでも昔から国に伝わる遊びやゲームなど、来場者と一緒に楽しみました。

②チキンダンス.JPG ③ヨガ.JPG

続いてのパフォーマンスタイムでは、インドネシアの楽器「グンデル」の演奏から始まりました。
④グンデル.JPG

踊りはチームごとに披露。
「タイチーム」「ベトナムチーム」「中国チーム」「インドネシアチーム」

⑤タイ.JPG ⑥ベトナム.JPG

⑦中国.JPG ⑧インドネシア.JPG


各チーム手作り衣装に、オリジナルダンス。各国のネイティブを中心に練習を重ね、事前に民族衣装やメイクを準備し、とても良いチームワークで頑張りました。どのチームも素敵な笑顔で、来場者を楽しませてくれました。
最後は、和太鼓「刈谷やぐら太鼓」に、迫力ある演奏を披露していただきました。

⑨和太鼓.JPG

⑪交流②.JPG ⑩交流.JPG

そして最後はファッションショー。各国の民族衣装の紹介です。
インドネシア・タイ・ベトナム・中国・台湾・韓国の順にランウェイを進みます。
色彩やデザインなど様々で、見ているだけで楽しいですね!とてもかわいくて華やかでした♪

⑫ファッションショー①.JPG ⑬ファッションショー②.JPG

⑭ファッションショー全体.JPG

今回も多くの人たちのご協力で、国際交流フェスタをにぎやかに行うことができました。国際交流フェスタは、刈谷市国際交流協会親善ボランティア(通称KIFAV)国際イベントグループを中心として、他KIFAVメンバー、一般ボランティア、学生ボランティア、近隣に住む外国人の皆さんが一緒になり企画運営し、作り上げています。
今年はスタッフ含め、約300名以上の方が参加しました。
次回のフェスタには、あなたもボランティアとして参加してみませんか?
きっとたくさんの出会いや、新しい世界が広がると思います。

2018.11.22 開催アフリカンナイト 終了しました

アフリカ4か国(エジプト、ケニア、モザンビーク、モロッコ)から来日した、若手人材による国際理解講座を開催しました。

アフリカンナイト
日 時:11月22日(木)18:30~20:00
場 所:国際プラザ ラウンジ
講 師:JICA ABEイニシアティブ インターン
     マリアムさん(エジプト)
     デニスさん (ケニア)
     マイケルさん(ケニア)
     ヴァイナさん(モザンビーク)
     ズベールさん(モロッコ)
協 力:NPOジャパンアフリカトラスト
            ㈱おとうふ工房いしかわ

 今回、初めて国際プラザで夜のイベントを開催しました。4か国のアフリカの若者達による話が聞けるとあって、仕事や学校の帰りに約40人が参加しました。参加者をアフリカのコーヒーとスナックでお迎えして、イベントはスタートしました。

 講師は青年海外協力隊(JICA)による産業人材育成プロジェクト・ABEイニシアティブにより来日し、約半年間、高浜市にある㈱おとうふ工房いしかわ でインターンとして働いている皆さんで、全員、母国語以外に英語が堪能です。順番に自国の紹介(地理、文化、言語、食生活、観光スポットなど)をプレゼンしていただきました。マリアムさんは日本語で、他の皆さんは英語(逐次通訳つき)で、自分の国の魅力を伝えました。
 その後、ABEイニシアティブについての説明や、彼らが普段どういう仕事をしているかということを、㈱おとうふ工房いしかわ の北瀬さんに紹介していただきました。このプログラムに参加するにあたり、7回の試験をパスしてきたという優秀な皆さんは、一方でダンスや音楽が大好きな20代の若者達です。参加者の皆さんとのやりとりも、終始リラックスした雰囲気となりました。プレゼンの後には、会場に用意されたアフリカのボードゲーム(マンカラ)で対戦したり、民族楽器(レインスティック、ジャンベ)を鳴らしてみたり、ダンスステップを教えてもらったりと、限られた時間の中で楽しく交流しました。

 日本の印象は?の問いに対して、5人は「どこに行っても安全であり、街中で会う人がみんな親切で礼儀正しい」など、それぞれに良い印象を持っていてくれました。参加者からは「アフリカといっても、北東のエジプト、北西のモロッコ、南東のモザンビークやケニアで随分文化が違うことがわかりました。一般的に知られるアフリカのイメージではなく、若い人の生の声を聞けたことが新鮮でした。4つの国に行ってみたくなりました。」という声がありました。お互いの国を知り交流することで、皆さんの中でアフリカがこれまでより身近な存在になったのではないでしょうか。

H30アフリカンナイト6.JPG  H30アフリカンナイト7.JPG  H30アフリカンナイト8.JPG

5人は12月19日をもってABEイニシアティブインターンシップを終了し、一旦母国に戻ってクリスマスを過ごすそうです。今後のさらなるご活躍に期待しています!

  

 

2018.10.13 開催通訳スキルアップ講座(英語) 終了しました

刈谷市国際交流協会では、姉妹都市カナダ・ミササガ市をはじめとする諸外国からのゲストが刈谷市を訪れた際に、通訳として活動していただくボランティアを随時募集しています。今回は、英語通訳のためのスキルアップ講座を開催しました。

日 時:①10月13日(土)10:00~12:00
     ~通訳の準備・心構え等(座学)~

    ②10月20日(土)  9:30~12:30 
     ~ミササガパークと郷土資料館(実地練習)~

【1日目】通訳者としての事前準備や日々の英語トレーニング方法などを教えていただきました。
日常でできる英語の訓練として、シャドーイングやサイトトランスレーション(意味のかたまりごとに文章を区切り、前から訳していく方法)の練習をしました。講師からは、きれいに訳したり、文章を全て訳さなくても意味がつかめていれば大丈夫とアドバイスをもらい、参加者は一生懸命自分の言葉で訳していました。また、通訳スキルとして大切なノートテーキングの練習もしました。自分の略語や記号を作って、素早く簡単にメモを取る方法を学びました。 最後には、宿題として2回目に訪れるミササガパークの説明原稿が配られました。

【2日目】現場へ行き、実地練習です。
まずはミササガパーク。始めは練習として、宿題の原稿を全員同時に声に出して読みました。始めは声がなかなか出ず、小さかった声も講師の指摘により、お腹に力を入れて声を出すよう心がけるようになりました。合同練習が終わったら、いよいよ一人ずつの実践です。ミササガパーク内を回りながら、説明箇所で一人ずつ通訳していきました。その都度、講師から良かった点やアドバイスをもらい、参加者はしっかりと書きとめていました。

次は郷土資料館へ行きました。ここでは、講師が日本語で説明し英語にする逐次通訳の練習をしました。
初めて見るもの、土器や古い道具、歴史的なものなど、日本語でもすぐに説明が思いつかない展示品が多々ある中、参加者は一生懸命考えた英語を使ったり、簡単な言い方に変えたりして答えていました。

2回の講座を終えて、「プロの通訳者から学べて、勉強になった。」、「普段の英語の訓練や、当日までの準備方法などを知ることができてよかった。」などの感想が聞けました。今回参加したボランティアさんたちは、皆さんモチベーションが高く、この講座をきっかけに今後更に協会事業で活躍してくれると嬉しいです。

2018.08.29 開催親子ワールドキッチン・ドイツ編 終了しました

夏休み特別企画として行った親子ワールドキッチン。今回は小学生とそのご家族の方にドイツ人留学生のジーナさんにドイツの家庭料理、ポテトケーキとアップルムース、そしてドイツ風サラダを紹介してもらいました。

まずはアップルムースに使う山盛りのリンゴの皮を剥くことからスタートです。信州から仕入れることができた早摘みのリンゴを子どもたちが皮むき器で剥き、その後で大人たちがリンゴを小さく切ってゆきます。やがて刻まれたリンゴでお鍋がいっぱいになると、ジーナさんが風味づけにつかうバニラビーンズの鞘(さや)を包丁の背の部分でしごいて種を取りだしました。さっそく同じように挑戦です。

しごいた種だけでなく鞘も香りづけの為に切り分けてからお鍋の中に入れました。ドイツではいつもバニラビーンズを使うわけではなく、バニラエッセンスで代用される事もあるそうですが、ジーナさんに料理を教えてくれたおばあさんはいつもバニラビーンズを使っていました。ジーナさんは幼いころからおばあさんの手伝いをすることで色々な料理を覚えていったので、レパートリは沢山。日本に来てからもドイツの味が懐かしくなると材料を買い込んできてドイツ料理を作り、多国籍な学生たちと一緒に食事をすることもあるそうです。ジーナさんは手際もとてもよく、日常的に料理をしている様子がうかがえます。

リンゴのお鍋に水と砂糖を加えて火にかけたら、その次はポテトケーキに取り掛かります。皮むき器でじゃがいもの皮を剥いてから、グレーターという器具を使ってじゃがいもを千切りに。シャッシャッとじゃがいもをすりおろし、グレーターを持ち上げると千切りになったじゃがいもがまるで塔のように!ここが一番面白いところ♪とジーナさん。

⑤グレーターに挑戦.JPG

2キロのジャガイモをすり下ろして、じゃがいもから出る水分を絞ったあとに小麦粉や卵を加えて混ぜ合わせ、ホットプレートでこんがりと焼いてゆきます。

アップルムースも煮えあがってきたかな?ジーナさんがバニラの鞘を一つ取り出してペロリと味見。これは作った人だけの素敵で美味しい特権です。もちろんみんなも残りの鞘を分け合って味見です。

10バニラ試食.JPG

生野菜のサラダには炒めたベーコンと玉ねぎにクルトン、そしてひまわりとかぼちゃの種をトッピング。ドレッシングにはナツメグを加えるのがドイツ風で、ナツメグはとてもよく使う香辛料なのだそうです。そしていよいよ試食タイム。バニラの香りのするアップルムースを焼き立てのポテトケーキに添えて頂きました。ドイツではとてもよく食べられるお昼ごはんなのだそうで、皆さん初めて体験する味でしたがさっぱりと甘く、塩味のポテトケーキによく合って、とても美味しかったですね。

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ジーナさんが淹れてくれたドイツのハーブティとフルーツティも頂きながら、ドイツについていろいろなお話も聞けましたね。是非お家でも作ってくださいね。


前回のワールドキッチンの様子はコチラからご覧になれます。

2018.06.29 開催ミササガ派遣市民団帰国 終了しました

今年も10人の派遣市民団が、6月29日~7月6日までの期間、姉妹都市ミササガ市(カナダ)を訪問しました。

ミササガ市滞在中は、ホームステイでカナダの生活を体験しながら、各種公式行事に参加しました。7月1日のカナダデーでは、ミササガ・セレブレーションスクエアで行われたイベントに参加し、お祝いムードで盛り上がる雰囲気を一緒に味わいました。また、文化紹介では約80人の子どもたちに、書道・折り紙・昔のあそび・ダンスなどの日本文化を紹介しました。

ホストの皆さんは、それぞれの家庭のおもてなしの仕方でゲストを温かく迎えていただき、言葉が上手く話せなくても自然にコミュニケーションをとることができました。どのメンバーも貴重な経験と素晴らしい思い出を持ち帰ることができたようです。

◆ミササガ市友好協会(MFA)のHPはコチラ

≪H30年度ミササガ派遣市民団≫

○団長: 永谷啓介(刈谷市国際交流協会理事)
○団員: 川口弘子(大正町)、増井綾音(野田町)
     田中宏玖(東境町)、佐藤久美子(広小路)
     山越久美子(安城市)、尾出陽子(東刈谷町)
     伊藤優作(野田町)、和栗純子(中山町)
○随行: 加藤祐騎(刈谷市職員)

≪ミササガ市での主な日程≫      
月日内容
6月29日(金)  ・刈谷出発(出発式)
・ミササガ市到着(ホスト対面式)
6月30日(土)

・フリータイム
・ウェルカムBBQディナー

7月1日(日) 

・フリータイム
・カリヤパーク見学
・カナダデーイベント参加

7月2日(月)

・ナイアガラの滝見学
・フォートジョージ見学

7月3日(火)

・ジャック・ダーリング記念公園散策
・日本文化紹介
・さよならパーティー

7月4日(水) ・ミササガ市出発
・トロント市内見学
7月5日(木) ・カナダ出発
7月6日(金)

・刈谷到着

前年度の市民派遣のレポートはコチラです。

2018.06.03 開催ワールドキッチン・アメリカ編 英語でクッキング♪ 終了しました

 市内や近隣地域の外国籍住民の方を講師に招いて、母国の郷土料理を紹介してもらう「ワールドキッチン」。今回はアメリカのルイジアナ州ニューオーリンズ出身のトレビさんにルイジアナの郷土料理『レッドビーンズ&ライス』と『アーティチョークスクエア』を教えてもらいました。

 レッドビーンズ&ライスは金時豆とソーセージを煮込んだニューオーリンズを代表するクレオール料理です。
 トレビさんの出身地であるニューオーリンズは敬虔なカトリック教徒が多く、毎週日曜日には家族で教会に出かけるのが習慣でした。翌日の月曜日に週末のたまった洗濯物や掃除に追われている間、弱火にかけたままでできあがる料理として月曜日の定番料理となりました。その名残で今でも現地のレストランでは月曜日のスペシャルメニューになっているので、運よく月曜日にニューオーリンズに旅をする時には、是非食べてみてね、とトレビさん。

 調理に使う金時豆は前日から一晩水に浸し、当日の朝に一足早く国際プラザに来たトレビさんが固形のチキンブイヨンを加えてコトコトコト。プラザに金時豆の煮えるいい匂いが広がった頃、参加者の皆さんが集合してワールドキッチンアメリカ編のスタートです。

 まずはクレオール料理のベースとなる Holy Trinity (聖なる三位一体)と呼ばれているセロリ、玉ねぎ、ピーマンを手分けしてザクザクとみじん切り。金時豆と一緒に煮込む肉類は、現地では骨つきの肉やハムを使うのですが、今回は近所のスーパー等でも手に入れやすいソーセージとベーコンを使いました。
 ソーセージとベーコンを炒めて焼き色を付けた後に、みじん切りにした Holy Trinity を加えてさらに炒めるといい匂いが立ち上ってきました。トレビさんが子どものころ『家に帰るといつもこの匂いがしていた』そうで、ニューオーリンズの家庭料理にはクレオール料理が定番だったことが窺えました。

 水を加えた後、焦げ付かないように弱火で煮ている間にもう一品、アーティチョークスクエアというオードブルも作りました。日本ではあまり見かけないアーティチョークですが、最近では瓶詰のものを一部のお店で買うことができます。

アーティチョーク.jpg

 混ぜ合わせた材料をバターを塗ったオーブンシートを敷いた天板に流し入れ、オーブンでこんがりと焼き上げたら出来上がり。四角に切り分けて頂くので、アーティチョークスクエアという名前なのだそうです。

 参加者の一人一人と英語で会話しながらのランチタイム。どちらの料理も翌日はもっと美味しくなるので、沢山作って是非翌日の美味しさも味わってほしい、とトレビさん。皆さんも是非おうちでも作ってみてくださいね。

☆ワールドキッチンは協会の会員の皆さんを対象とした無料の講座です。会員登録は随時受け付けております。

前回のワールドキッチンの様子はコチラからご覧になれます。

2018.02.17 開催KIFAV文化交流G 日本の伝統料理 終了しました

刈谷市近隣にお住まいの外国人に向けて、日本の伝統行事や料理の紹介を行いました。

 

日 時:2月17日(土)10:00~13:00

場 所:国際プラザ ラウンジ

 

当日は、ブラジルや中国出身の方など14人、ボランティア15人が参加しました。

 

まず最初にひな祭りの説明をしました、ひな祭りには、お雛様を飾り、寿司、おこしもの、はまぐりの澄まし汁などを作りお祝いする事を紹介しました。特におこしものはこの地区独特の文化だということを、興味深く聞いていただけました。

 

H29日本の伝統料理 (1).jpg H29日本の伝統料理 (4).jpg

 

次に、箱寿司とおこしものの作り方を見学し、その後グループに分かれて作りました。

おこしものは、米粉に熱湯を注ぐところからグループごとに行い、型に詰めました。子供達は粘土細工をするように楽しそうに作っていました。型から取り出したおこしものは蒸し器で蒸し、出来たてを味わいました。美味しいという声が聞こえました。

箱寿司は切り分けるのが難しかったですが、綺麗にできあがり、とても美味しくいただきました。

 

はまぐりを食べた後には、貝殻で遊ぶ「貝合わせ」と言う遊びについて説明しました。

 

KIFAV文化交流グループは、今後も刈谷市内の外国人の方に向けて、日本の文化が体験できるイベントを行っていきます。

 

 

 

2018.02.11 開催KIFAボランティア研修会 ~つながり、広がる、ボランティア~ 終了しました

ボランティアのスキルアップのために、海外でのボランティア経験が豊富な講師を招いて研修会を開催しました。

ボランティア研修会 ~つながり、広がる、ボランティア~

日 時: 2月11日(日・祝)13:30~15:30

場 所: 国際プラザ ラウンジ

講 師: 二宮 司さん(小学校教員)

講師の二宮先生は、大学卒業後の1年間で世界各国を旅して、22か国の孤児院や小学校などでボランティア活動を行いました。帰国後、その経験を活かした講演活動や塾経営を経て、現在は市内小学校の先生をしています。ブログ「現役教師が小学生の子ども達に送るハッピー黒板」で人気の講師による研修会とあって、協会ボランティアの他に、一般の方からも多くの参加がありました。

講座は、世界一周の体験談に、ワークを取り入れながら進められました。最初のワークは知らない者同士がペアとなり、「相手の名前や、好きな食べ物、趣味などを当ててみよう」というもの。自己紹介を兼ねたこのワークで会場はガヤガヤ盛り上がり、一気に打ち解けた雰囲気になりました。

世界一周の途中には、旅を続けるのが危ぶまれるようなアクシデントもあったようですが、自らの経験を語ることで「最悪の体験や失敗をして落ち込んだときも、その後の行動によってその経験が自分の糧となる」ということを参加者の皆さんに伝えました。会場の数名の方からも、ご自身の「最悪の体験→それがなければ手に入らなかった幸せ」を発表してもらいました。

そして次に「ボランティアって何?」という問いかけがありました。ボランティアに対する考え方、価値観は人それぞれなので、同じ活動をする中でも、時に意見が食い違うことはあります。また、相手に良かれと思ってしたことが、その人の依存につながってしまったり、自己満足に終わってしまうことも無きにしもあらずです。では何もしないほうがいいのでしょうか?講師からは、「いろんな価値観があってよい。すべての行動には良い面・悪い面があるのだから、自分でしっかり調べて考えて、自分の出した答えを信じて行動していってほしい。好きな事や得意な事、やりたいことを通して誰かに喜んでもらうことができた海外でのボランティア経験で、一番楽しかったのは自分自身だった。みなさんも自分の好きなことを自信を持ってやってください。」という心強いメッセージがありました。

参加した人からは、
●普段話をすることがないような人たちと話ができてよかった。
●どんなことに対してもピンチをチャンスととらえられれば生活が豊かになると感じた。
●自分のボランティア活動で迷うことがあったが、勇気づけられた。
など、とても前向きな感想を聞くことができました。

講座終了後には、会場のあちこちで連絡先を交換する姿が見られ、新しい繋がりが数多く生まれたようでした。今後の皆さんのボランティア活動、ひいては皆さんの生活が、より広がりのある豊かなものになるといいですね。

ブログ「現役教師が小学生の子ども達に毎日送るハッピーこくばん」 http://www.nino2no.com/

前回のボランティア研修会の様子はコチラでご覧になれます。

2018.02.03 開催ワールドキッチン ロシア・タタール編 終了しました

 市内や近隣地域の外国籍住民の方を講師に招いて、母国の郷土料理を紹介してもらう「ワールドキッチン」。今回はロシア大陸の西側に位置するタタールの料理を刈谷在住のタタール人、マリコワ・ハッワさんに4種類教えてもらいました。

 【牛肉をピクルス味で煮込んだ料理 アズ
 【ひき肉が詰まったパン ペレメチ
 【マッシュルーム入りの そばの実
 【イチゴのコンポートから作るデザート 
                 苺入りキセーリ

 冬らしい暖かい料理を皆さんに紹介したい、ということでハッワさんが提案してくれたのがアズ。牛肉をピクルス味で煮込むということですが、ピクルス味ってどんな味?煮込むときに使うディルってどんなハーブ?皆さんどんな味になるのかとっても興味津々です。イスラム教徒であるハッワさんが使う食材はハラルフード。一般的に出回っている牛肉とハラルフードの牛肉とは何が違うのか、ハッワさんに教えてもらいながら調理は進んでいきます。

 ペレメチに詰めるひき肉は手で練ります。ペレメチの皮を練るのも、そしてアズの中にいれるトマトをつぶすのも道具を使わずに手のひらを使います。『手のひらには常在菌があって、それが料理を美味しくするのですよ』と、ハッワさんは手で作ることをとても大切にしていました。

 ペレメチは半分はオーブンで焼き、もう半分はひまわり油を使ってこんがりキツネ色になるように、お玉で油を回しがけをしながら揚げていきます。オーブンで焼いたペレメチはサクッと歯ごたえがあり、ひまわり油で揚げたものはふわっと柔らかく仕上がりました。

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 そばの実を炊くのは、なんと炊飯器。さっと洗ったそばの実に軽く塩加減をして、同量の水を加えてスイッチをポン。炊き上がったら生クリームで煮たマッシュルームを混ぜ合わせて出来上がりです。暖かいデザート苺のキセーリは沸騰したお湯に苺を入れ、砂糖を加えてかたくり粉でとろみをつけたもので、日本のくず湯にも少し似ていました。実際、体調の悪い家族にお母さんがよく作ってあげるものなのだそうです。こちらもお鍋一つで作ることができます。

タタールhp6.jpg

 アズもペレメチも、タタールの人たちはペチカという暖炉を利用して作るそうです。冬の日のペチカの思い出やイスラム教についてなど、タタールの文化や生活について食事をしながら様々な話が飛び交いました。最後にロシアのバレエ学校にお勤めしていたこともあるハッワさんに美しいポーズを教えてもらって記念撮影。みなさん、すっかりハッワさんのファンになってしまいましたね♪

☆ワールドキッチンは協会の会員の皆さんを対象とした無料の講座です。 会員登録は随時受け付けております。
前回のワールドキッチンの様子はこちらからご覧いただけます

2018.01.20 開催外国絵本の読み聞かせ~英語・ベトナム語~ 終了しました

外国で親しまれている絵本を原語のまま紹介する読み聞かせ会を開催しました。(日本語訳での読み聞かせも同時に行いました。)
今回は英語の絵本とベトナム語の絵本を紹介しました。
○日 時: 平成30年1月20日(土)14:00~14:40
○場 所: 国際プラザ
○絵本タイトル:
 ・『メイシーちゃんのおふろ』(英語の絵本)
 ・『農夫の知恵』(ベトナム語の絵本)   

○読み手:ディーさん (アメリカ出身)
     ズンさん  (ベトナム出身)      
     井上さん  (日本語読み手)

まずはベトナム語と英語の簡単なあいさつを教えてもらいました。
ベトナム語
「おはよう、こんにちは、こんばんは」は「シンチャオ」
「ありがとう」は「カムオン」
「おやすみなさい」は「チュックグーゴン」
「さようなら」は「タンビエッ」。
英語
「こんにちは」は「ハロー」
「げんきですか?」は「ハゥ アー ユー?」
「ありがとう」は「テンキュー」
「さようなら」は「グッバイ」
と教えてもらい、みんなで一緒に練習しました。
そして絵本の読み聞かせが始まりました。「英語の絵本」「ベトナム語の絵本」を読んでもらうと、みんなとても真剣に聞いていました。
絵本の後は、リズムに合わせて英語の手遊びをしたり、ベトナムの歌で一緒にダンスをして笑顔いっぱいの会場となりました。

普段あまり聞きなれない言語でも絵本や音楽、ゲームを通して言葉を聞くことで、小さな子どもでも楽しんで多文化に触れ合うことができました。これからも沢山の外国語に触れ、世界にを身近に感じ、いろいろなことに興味を持つきっかけになってくれたらうれしいです。

前回の様子はこちらからご覧になれます。

2018.01.13 開催世界をのぞこう!~インドネシア編~ 終了しました

世界各国の「文化」や「今」を紹介する講座「世界をのぞこう!」今年度2回目はインドネシア編でした。

インドネシア国旗.jpg





○日 時  平成30年1月13日(土)10:30~12:00
○場 所  国際プラザ
○講 師  JICA青年海外協力隊OB 丹羽 俊策さん(WAFCA 認定NPO法人 アジア車いす交流センター勤務)

インドネシアは東西に5110kmと非常に長く、大小1万3,466の島で成り立っています。国旗は赤と白の2色で、モナコやポーランドの国旗と縦横サイズが少し違うだけでそっくりです。当日はインドネシアの楽器(アンクルン)、独立記念塔(モナス)、バティックのシャツや雑貨など様々なインドネシアグッズに囲まれた中で、生活習慣、ビーチなどの観光地、そして自身の活動の様子など、たくさんの写真を交えてお話していただきました。

インドネシア南スラウェシ州マロス県にコミュニティ開発員として滞在していた丹羽さんは、主に現地の中小企業の商品の日本向けマーH29:インドネシア編③.jpgケティング支援を通じて地域開発に携わっていました。現地企業の生産者の「がり(生姜)を日本へ輸出したい!」という思いを受け、市場調査や販路開拓を行う中で、インドネシア人は「すっぱいもの=腐ってる。」という認識があり、どのようにしたら受け入れてもらえるか、現地の人と話しながら試行錯誤をし促進支援を進めたそうです。

食文化の紹介では、テンペを揚げたものとサンバルを試食しました。H29:インドネシア編④.jpgのサムネイル画像

テンペとは大豆を発酵させたもので、今回は下味をつけてカラリと揚げました。それをサンバルというえびのペーストが入った辛いソースに付けて食べました。
また、インドネシアは世界第4位のコーヒー豆生産量であり、丹羽さんの滞在地スラウェシ州はトラジャコーヒーの名産地。参加者は美味しいトラジャコーヒーを味わいながら、お話を聞きました。そして嬉しいサプライズもありました。参加者のインドネシア人の方が、かぼちゃのブブール(おかゆ)というスイーツを提供してくださったので、辛いものと甘いものの両方を味わうことができました。

現在、丹羽さんは市内にある、認定NPO法人アジア車いす交流センター(WAFCA)に勤務し、タイやインドネシアの障がい者たちに車いすの普及活動や教育支援の活動をしています。インドネシアで過ごした経験を活かし、現地の方たちに寄り添った活動を心がけている。と熱く語ってくれました。

そして、最後にはインドネシアのダジャレ?も教えてもらいました。皆さん覚えて下さいね♪
「メシはなしっ!(Nasi) 魚はイカンっ!(Ikan) 菓子は食えっ!(Kue)」(*ローマ字がインドネシア語です。)

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世界をのぞこう!では、毎回様々な国をテーマに取り上げ、その国の文化や日本との関わりなど、普段は聞けない興味深いお話をたくさん聞くことができます。前回の様子はこちら