終了したイベント

2014.12.14 開催国際交流フェスタ in KARIYA 2014 終了しました

毎年恒例の国際交流フェスタが開催されました。
今回は、刈谷市国際交流協会親善ボランティア、市民ボランティア、愛知教育大学KFA(国際ボランティアサークル)、名古屋短期大学IVC(国際ボランティアサークル)、刈谷北高校生1.2年生(国際理解コース)と近隣在住の外国籍の方が一緒になり、いろいろな国の歌やダンスの発表、文化紹介などで交流しました。

○日 時:2014年12月14日(日)13時~16時

○場 所:刈谷市総合文化センター 小ホール

今回のテーマは、「みんなで手をつなごう~もっと深く交流を~」。参加国は、日本・タイ・台湾・フィリピン・アメリカ・ベトナム・インドネシア・中国・韓国・東アフリカ(ウガンダ)10カ国。各国のゲームタイム・料理タイム・パフォーマンス・交流タイム・ファッションショー・シールラリーなどプログラムも盛りだくさん。約400人の参加者がイベントのテーマに沿って楽しみました。

まず最初はゲームタイム「人間知恵の輪」。
みんなで手をつなぎ知恵の輪の様になり、それを指揮者が絡み合った手をほどいていくというゲームです。ゲームを進めていくにつれて年齢も国も関係なく、自然に交流が見
られました。

料理タイムでは世界の料理が大集合、お腹を空かせていた方も大勢おられ、皆まだかまだかとこの時間を待っていました。ブースの前には毎年のように長い行列ができ、人気の料理はすぐになくなってしまうほどの大盛況でした。

パフォーマンスタイムでは各国のチームが一丸となり、民族衣装や法被を身にまとい、歌や踊りを披露しました。参加者を巻き込んで踊るチームもあり、とても楽しいパフォーマンスでした。私達のイベントで見られるパフォーマンスは決してレベルの高いものではありません。しかしそこには各チームの「楽しむ姿」が常にあり、各国の文化を見聞きし伝えて「お客さまも一緒に楽しもうよ」という気持ちにあふれています。もちろん「楽しむ」だけでなく、皆真剣に心から自分達の国を知ってもらおうと、毎回パフォーマンスにも力が入っています。

交流タイムでは、各国のブースで挨拶を教えてもらったり、クイズで楽しんだり、記念写真を撮ったりして、たくさんの人と交流することができました。各国のブースを回ってシールを集めると先着100名にプレゼントがもらえるシールラリーもあり、子どもから大人まで、楽しむ姿があちこちで見られました。

ボランティアとして参加された方は、「いろいろな文化を知り触れることができて嬉しいです。毎年年末になると楽しみにしているイベントです。一つの空間でたくさんの国の方と交流ができるだなんて、こんな素敵なイベントはない。」と話していました。最後に参加者全員で写真を撮り、2014年度の国際交流イベントの幕を閉じました。
さあ
、次回はあなたも参加して一緒に国際交流してみませんか?

 

前回のフェスタの様子はコチラからご覧いただけます。

2014.11.16 開催ストリートホッケー体験交流会!! 終了しました

東海地区に在住のカナダの皆さんに、カナダの庶民スポーツ「ストリートホッケー」の楽しみ方を紹介していただく、「ストリートホッケー体験交流会」を開催しました。

○日 時: 11月16日(日)10:00~15:30
○場 所: ミササガパーク(自由広場内特設会場)
○共 催: 東海日本カナダ協会(TJCS)

≪ストリートホッケーとは?≫
カナダの郊外や小さな町で昔から親しまれている庶民スポーツ。アイスホッケーに似ていますが、アイスリンクではなく、公園や空き地などの広場で楽しみます。木製のスティックとゴムボールを使い、カナダでは子供から大人まで幅広く親しまれています。初心者でも気軽にできるスポーツです。


当日は天気にも恵まれ、まさにスポーツ日和!午前中は、カナダ人によるレクチャーを行ないました。参加者を3つのグループに分け、初心者の人でも楽しめるように、スティックの持ち方やボールの打ち方から、パス練習、ジグザグドリブル練習、シュート練習など、基本的なプレー方法を丁寧に、そして楽しく教えていただきました。

午後からはカナダ人を交えた4チームに分かれ、試合を行ないました。試合前半で早速ゴールを決めるチームや、お互い譲らないチームもあり、休憩時間にはしっかりと作戦会議をして後半の試合に臨んでいました。最初は厚着をしていた参加者も、試合が始まると一人、また一人と半袖になり、白熱したゲームを楽しんでいました。

ボールをめぐってのぶつかり合いや犬の鳴き声のような威嚇も交え、楽しそうな声が飛び交う中、ゴールを決めたときには一際大きな歓声があがっていました。中にはゲーム中に転んでしまった人もいましたが、「ホッケーの楽しさがだんだんわかってきた」と和気あいあいとゲームを楽しんでいました。

ジュニアチームの対戦も行なわれ、しっかりとボールを追いかけてシュートを決めていました。

トーナメント戦後はカナダチーム 対 日本チームの試合を行いました。10分間の一本勝負!カナダチームはやはり強く、なかなかゴールを決められませんでしたが、日本チームの頑張りもあり、なんと1対2で日本チームの勝利?!と思いきや、カナダチームからの「カナダ人として負けたままでは終われない」という声と日本チームからの「プレイし足りない、もっとやりたい」という声があがり、休憩を挟んで後半戦を行なうこととなりました。
後半戦では火がついてしまったカナダチームの猛攻により次から次へとゴールを決められてしまい、6対3でカナダチームの圧勝。負けず嫌いのカナダチームにコテンパンにされてしまいましたが、それも含めて楽しい経験になりました。

参加者の真剣なプレーと笑顔が溢れる、とても印象に残る1日となりました。

前回の様子はコチラからご覧になれます。

2014.10.26 開催日本文化体験(KIFAV文化交流G) 終了しました

KIFAV文化交流グループ主催のイベントが開催され、外国人の方に着物の着付けやお茶などの日本文化を楽しんでもらいました。

○日 時: 10月26日(日)

○場 所: 国際プラザ

○テーマ: 「日本文化紹介」

○内 容: 着物の着付け、お茶、折り紙など

文化交流グループの活動として愛知教育大学へ通う留学生の方に着物の着付けやお抹茶、折り紙などを楽しんでもらうイベントが行なわれました。綺麗な着物に身を包んだ留学生たちは「日本人になった!」と楽しそうにお互いの写真を取り合ったりしていました。

また、折り紙体験では来年の干支のヒツジやクリスマスの折り紙などを楽しみました。美味しいお抹茶と和菓子もいただいて、あっという間に時間が過ぎてしまいましたが、参加者の皆さんはそれぞれのブースで楽しみ、とてもいい機会になりました。

これからも、国際交流の一環として外国人の方が日本の伝統や文化に触れ、面白い、楽しいと思ってくれるようなイベントを行なっていきたいですね。

2014.10.05 開催ナマステ・インディア 2014 in KARIYA 終了しました

ナマステ・インディア 2014 in KARIYA を開催しました。詳細はこちらをご覧ください。

2014.09.20 開催ワールドキッチン・アメリカ編 英語でクッキング♪シュリンプ・エトゥフェ 終了しました

 市内や近隣地域に在住される外国籍住民の方を講師に招き、母国の郷土料理を紹介していただく今年度2回目の「ワールドキッチン」を開催しました。
 今回の料理はアメリカのルイジアナ料理「シュリンプ・エトゥフェ」でした。

~~~「シュリンプ・エトゥフェ」とは?~~~
 エビをたっぷりと使った"シーフードのシチュー"のようなルイジアナ料理です。
講師のトレビさんの故郷であるルイジアナ州ニューオリンズではとても人気のある郷土料理で、現地ではザリガニ(クロウフィッシュ)を使ったものが主流ですが、日本では手に入りにくい為、今回はエビを使って調理しました。ご飯を添えて頂くので見た目はカレーに似ていますが、「カレーとは全く違う料理」なのだそうです。さてお味はどうでしょうか??

 当日の朝、一足早く国際プラザにきたトレビさんは、知り合いのレストランから沢山のエビの殻をもらってきていました。これでベースのストックを作るのだそうです。
 大きなお鍋にエビの殻と固形のブイヨン、ロリエやセロリの葉などを入れてコトコト1時間近く。参加者の方々をいい匂いでお出迎えです。

 エビの下ごしらえをする人、野菜を刻む人に分かれて調理もサクサクすすみます。一番大切なのは小麦粉をバターでじっくりと炒めてブラウンソースをつくるところ。是非コツを覚えてもらおうと参加者の人たちには交代をして調理してもらいました。トレビさんのシュリンプ・エトゥフェにまつわる思い出話を聞きながら、ブラウンソースの中にみじん切りにした野菜を加えて野菜がしんなりするまで丁寧に炒めます。

 ルイジアナ料理の味の決め手となるトレビさんお手製のクレオール・シーズニングを加えると、なんともスパイシーで美味しそうないい匂い♪エビのストックも入れてしばらく煮込むと美味しそうなシュリンプ・エトゥフェが出来上がりました。

「クレオール・シーズニング(クレオール料理用スパイス)」
   Creole Seasoning
     2 1/2 tablespoons paprica(powder)
     2  tablespoons salt
     2 tablespoons garlic powder
     1 tablespoon cayenne pepper
     1 tablespoon dried oregano
     1 tablespoon dried thyme
 (配合量の目安です。お好みでお使いください)

 エビの風味がいっぱいのとても美味しいシュリンプ・エトゥフェ。トレビさんも今までで一番上手にできたそうです!!

 カントリーミュージックが流れる中、トレビさんに英語のベイク、グリル、ローストの違い、大さじ、小さじは何というか、など英語の調理用語も教えてもらいながらのとても楽しい時間でした。
 次回の英語でクッキングも楽しみですね。

 ☆ワールドキッチンは協会の会員の皆さんを対象とした無料の講座です。会員登録は随時受け付けております。

前回のワールドキッチンの様子はコチラからご覧いただけます。

2014.08.27 開催外国絵本の読み聞かせ 終了しました

外国で親しまれている絵本を、原語と日本語で紹介する読み聞かせ会を開催しました。

○日時 2014年8月27日(水)11:00~11:40
○場所 国際プラザ
○対象 幼稚園・保育園児とその保護者

今回はスペイン語と中国語の絵本を取り上げました。
スペイン語の絵本はレオレオニの「じぶんだけの いろ」
絵本0.JPG





周りのものに合わせて色が変わるカメレオン、自分だけの色を持つことはできるのでしょうか。
スペイン語での色の単語がたくさんでてきました。

中国語の絵本は「三羽のあひるの子」
絵本.JPG






あひるのヒナを育てることになったドウドウとフィフィとトウトウ。
好き嫌いの多い子、お菓子大好きな子、なんでも食べる子。
すくすくと大きく育つのはどの子でしょう?

日本語は、社会教育センターのめばえ図書室の読書相談員の神谷先生に読んでいただきました。
めばえ図書室はこちら

絵本の読み聞かせの後には、外国語の手遊びも紹介しました。
中国語の手遊びはOld McDonald's Farmの中国語版、「ホァンさんの牧場」という歌でした。
ホァンさんの牧場には、ヒヨコ、アヒル、ヒツジ、イヌがいます。
中国語での鳴き声は...?

スペイン語は「Con mi dedito」、「私の指で」という意味の手遊びでした。
スペイン語で「はい」は「Sí」、「いいえ」は「No」
指や頭で「Sí」、「No」できるかな?

外国の絵本や手遊びに触れられるとてもいい機会となりました。
次回の読み聞かせイベントも、是非ご参加ください。

前回の外国絵本読み聞かせの様子はこちらからご覧になれます。

2014.08.23 開催外国につながる子どもと保護者のための進路説明会 終了しました

1.概要 
外国につながる子どもとその親に、日本で進学、就職する上で必要な教育制度等について情報を提供し、親子で将来のことを一緒に考える機会をつくりました。資料は、「外国につながる子どもたちの進路開拓ガイドブック」(平成23年度 県多文化共生推進室発行)を活用しました。

2.日時  8月23日(土)13:30~16:00
     (受付13:00~、説明会終了後自由参加の交流会)

3.場所 刈谷市国際プラザ

4.対象 児童・生徒(小中学生)とその保護者及び支援者(日本語教室のボランティア等)

5.参加者  合計42名

6.共催 愛知県国際交流協会

7.プログラム
(1)進路に関する説明 
   13:30~14:10
(2)先輩たちの体験談 
   14:10~14:50
(3)子ども、保護者に分かれて話し合い 
   15:00~16:00
保護者 ►►► 説明会・質問会
子ども ►►► 先輩に直接聞いてみよう。
(4)交流会 
   16:00~17:00

8.参加者の声
・異なる考え方でもって、違う文化を知る事が出来たのは興味深かった。
・このような説明会に参加したことがなく、話を聞けてよかった。
・もっともっと外国人のために日本語を学ぶ機会を増やしてほしい。中国語の通訳があってとてもうれしい。熱のこもった詳しい説明だった。非常に感謝しています。
・もっと幅広い内容にしていただけるとよかった。

2014.08.23 開催世界をのぞこう~エクアドル編~ 終了しました

市内在住在勤のJICA青年海外協力隊OBを招いて、滞在国の文化や生活習慣、協力隊の活動内容について紹介していただく講座「世界をのぞこう!」エクアドル編を開催しました。

 

Flag_of_Ecuador_svg.png

○日時:8月23日(土)10:30~12:00

○場所:国際プラザ

○講師:JICA青年海外協力隊OB 藤田 裕子さん


エクアドル共和国は南アメリカ西部の赤道直下に位置し、ペルーやコロンビアと接しています。本土から西に約1,000㎞のところには、独自の生物生態系を持つガラパゴス諸島を有しています。国名のエクアドルは、スペイン語で「赤道」という意味だそうです。
藤田さんは、襟や腕に可愛らしい刺繍をあしらった、現地オタバロ族の花嫁衣装を着て講師をつとめてくださいました。参加者は、エクアドルの甘いシナモンティーとお菓子(豚の皮を揚げたスナック、グアバのゼリー)を試食しながら、お話を聞きました。
日本でも人気のパナマ帽、実はエクアドルが起源ということは知っていますか?エクアドル産のパナマ帽はとても繊細で薄く編んであり、参加者はその手触りを確かめながら、エクアドルの人々の丁寧な仕事に感心していました。

H26世界をのぞこうエクアドル①.JPG

H26世界をのぞこうエクアドル②.JPG日本で看護士として働いていた藤田さんは、JICAでも看護士として活動していました。主な活動として、
・山岳地帯の集落を巡回し、衛生指導や集団検診情報の告知。(山間部に集落が点在し、交通手段・情報手段がないため)
・小学校での手洗い指導(寄生虫や下痢に悩まされる子どもたちへ、手洗いの習慣づけ)
・高校での性教育指導(学校では教えていない、命の大切さを教える)
などを行いました。しかし、手洗い習慣の無い子どもたちに、その必要性を伝え定着させることはとても難しく、手洗い歌を取り入れる等、いろいろな工夫をしたそうです。

日本とは文化・習慣の異なる中で藤田さんが心がけていたことは、「どうして?」と思ったことは何でも聞くこと、そしていつも笑顔でいること、だったそうです。エクアドルの人々はとても陽気で、「バモス・バイラール!(さあ、踊ろう!)」と、とにかく踊ることが大好き。講座の途中ではエクアドルダンスの簡単なステップを紹介していただき、参加者の皆さんと一緒にステップを楽しみました。「陽気なエクアドルの人々のことを、2年間の生活の中でどんどん好きになっていきました」と語った藤田さんの笑顔がとても印象的でした。


H26世界をのぞこうエクアドル④.JPGH26世界をのぞこうエクアドル③.JPG


次回は1月18日(日)にコロンビア編を開催の予定です。

前回の「世界をのぞこう!」はコチラでご覧いただけます。

2014.07.26 開催ワールドキッチン ~フィリピン編~  終了しました

市内や近隣地域にお住まいの外国籍の方を講師としてお招きし、母国の郷土料理を紹介して頂く「ワールドキッチン」を開催しました。
今回の料理はフィリピン料理「豚肉のシニガン」と「ルンピア・シャンハイ(フィリピン風春巻き)」でした。

○日時 7月26日(土) 10:30~13:30
○場所 国際プラザ(刈谷市民交流センター2F)
○講師 伊瀬スサーナさん

~~~~~~~【シニガン】とは?~~~~~~~~

 フィリピンを代表する具だくさんの酸味のあるスープのこと。豚のスペアリブをよく煮込んだ美味しい出汁をベースに、空芯菜や十六ささげ、オクラやトマトなどの夏野菜がどっさり入った、暑いフィリピンでもさっぱりといただくことのできる、さわやかな酸味が特徴のお料理です。
 今回はスペアリブで作りましたが、代わりにエビを入れたものも、フィリピンではとても人気があるそうです。

 H26 シニガン⑤.jpg
 味の決め手となるシニガンパウダーはタマリンドという豆を粉にしたもの。今でこそエスニックフードショップなどで手に入りますが、以前はなかなか手に入らなかった為、スサーナさんたちはシニガンが食べたくなると代わりにレモンをしぼった果汁を入れて作っていたそうです。

H26ワールドキッチンルンピア.bmpのサムネイル画像 ルンピア・シャンハイは春巻きの皮を四等分して具材を巻き、からりと揚げた一口サイズの春巻きで、フィリピンでは子どものお誕生会や運動会などの定番料理だそうです。そのまま食べても美味しいのですが、チリソースやナンプラーにつけてもまた風味ががらりとかわります。

 講師の伊瀬さんはとても明るく陽気なお人柄でご友人も多く、この日も飲食店で働く傍らフィリピン料理のケータリングもしているカレンさんがお手伝いにきて下さいました。
 今回は男性の割合も多かったのですが、皆さん進んで参加してくれて、和気あいあいとした雰囲気の中、調理もさくさくと進みました。

 刈谷でもこの夏の最高気温をマークした翌日でしたが、酸味のあるスープがとっても美味しく優しく、五臓六腑にしみわたるようでした。

前回のワールドキッチンの様子はコチラからご覧いただけます。

2014.07.24 開催バレンタイン一揆 上映&講演会 終了しました

美味しいチョコレートの甘くない現実。

今や、どこのお店にも手ごろな値段で並んでいるチョコレート。そのチョコレートはどうやって作られているのでしょうか。原料となるカカオ豆はどこで誰が作っているか、あなたは知っていますか?

7月24日(木)、刈谷市民交流センターのホールにて、映画「バレンタイン一揆」の上映と講演会が行なわれました。

バレンタイン一揆は、「バレンタインに愛のあるチョコレートを」と、児童労働という問題の解決に向けて、問題の周知やフェアトレード商品の紹介など、小さな一歩を踏み出した、日本の女の子の奮闘記です。講演会では、NPO法人ACEでガーナの子供たちへの支援として様々な活動をしている白木朋子さんを講師に迎え、お話しを伺いました。

映画では、自らガーナへ赴き、カカオ農家の人やかつて児童労働をしていた子供たちと交流し、カカオの収穫作業の体験などを通じて、教育を受けられずに重労働を強いられる子供たちの気持ちや現実を知り、この問題を解決するにあたり、少しでも何か自分に出来ることはないかと考えますが、自分と他の人との温度差を感じ、悩む様子が映されていました。

日本は年間28万トン以上のチョコレートを消費するチョコレート消費国です。日本に輸入されるカカオ豆の約8割はガーナ産ですが、私たちがチョコレートを食べているこの瞬間にも、先進国にカカオを供給するために8歳という年端もいかない幼い子供たちまでもが朝から晩まで過酷な労働を強いられ、学校にいくことも出来ずにいるという現実があります。

しかし、幼い頃からカカオ農園で働いているガーナの子供たちは、カカオが美味しいチョコレートになるということを知りません。そして日本人もまた、簡単に手に入る商品の裏で、児童労働という悲惨な出来事が起こっていることを知らないのです。

児童労働をなくすためには、親の意識を変えることや、子供が教育を受けられるように、地域で努力することが必要です。そして何よりも、こうした現実を引き起こしてしまっている我々先進国の人々が真実を知り、責任を持って問題解決に向けて取り組んでいく必要があります。

問題の解決策のひとつに、フェアトレードというものがあります。フェアトレードとは、貧困のない公正な社会作りを目的にした運動で、発展途上国の人々に仕事の機会を提供することで、貧しい人々が自らの力で暮らしを向上させることを目指しています。消費者は商品を通じて貧困や環境破壊といった問題の解決に参加することができます。

これにより、子供たちが学校へ通えるようになり、人身取引された子供もまた家族のもとへ戻ることができ、子供の教育が当たり前になることで不当に働かせることがなくなるなど、様々な成果が出ています。日本でも最近、こうしたフェアトレード商品を見かける機会が多くなってきました。

発展途上国なくして成り立たない先進国。先進国のために、第一次産業に携わる人々が犠牲になっているのが今の現状です。一人でも多くの人々がこうした問題を意識し、解決に向けて積極的に取り組んでいけるようになれば良いですね。

2014.07.19 開催KIFAV日本語ボランティア入門講座(前期) 終了しました

刈谷市国際交流協会では、地域の社会貢献に興味がある人、KIFAV日本語教室にボランティアとして参加したい人を対象に、毎年夏と冬に「日本語ボランティア入門講座」を開催しています。講師は現在教室で活動中のボランティアが務め、日本語を教えた経験がない人でも、無理なく活動に参加してもらえるような内容となっています。

夏の入門講座は7月5日(土)、12日(土)、19日(土)の三日間で開催されました。

○場 所:国際プラザ、社会教育センター

○内 容:
1日目:刈谷市国際交流協会親善ボランティアについて
    日本語教室活動紹介
    ワークショップ&活動中のボランティアとの懇談会

2日目:外国人のための文法ポイントとコミュニケーション
    教室見学

3日目:授業デモンストレーション(初級クラス)
    外国人に文法を教えるコツ
    質疑応答

入門講座終了後、ボランティア登録していただいた方には、引き続きフォローアップ講座をおこなっていきます。

日本語を教えるボランティアをやってみたい、という方はまずは入門講座にご参加ください。次回の入門講座は1月下旬頃を予定しています。

2014.07.06 開催ミササガ派遣市民団が帰国 終了しました

今年も10人の派遣市民団が、姉妹都市ミササガ市(カナダ)を訪問しました。

今回は、7月1日にカナダ全土で開催されるカナダデーに合わせての訪問となり、ミササガ市で開かれたカナダデー開会セレモニーでヘーゼル・マッキャリオン市長とともに壇上に上がりました。滞在中は、ホームステイを通して受入れ家族と絆を深めるとともに、公式行事に参加するなど、刈谷市民の代表としてミササガ市民との交流を深めました。

H26ミササガ⑦.jpg

≪H26年度ミササガ派遣市民団≫

○団長: 岩本勝也(池田町・刈谷市国際交流協会理事)
○団員: 岡部佳子(半城土中町)、梶川洋(小垣江町)
     田中見佳(井ヶ谷町)、谷澤秀代(小山町)
     丹羽綾花(半城土中町)、野々山定弘(一ツ木町)
     山下悟史(天王町)、山城貴久(知立市)
○随行: 福田倫(岡崎市・刈谷市市民協働課)

≪ミササガ市での主な日程≫
月日内容
6月29日(日)   ・刈谷出発(出発式)
 ・ミササガ市到着(ホスト対面式)
6月30日(月)

 ・ジャック・ダーリング記念公園内散策

 ・日本文化交流イベント
 ・歓迎ディナー

7月 1日(火) 

 ・カリヤパーク見学

 ・セレブレーションスクエア見学
 ・カナダデーイベント見学

7月 2日(水)  ・ナイアガラの滝見学
 ・フォートジョージ見学
7月 3日(木)  ・フリーデー
 ・さよならBBQパーティー
7月 4日(金)  ・ミササガ市出発
 
 ・トロント市内見学
7月 5日(土)  ・カナダ出発
7月 6日(日)  ・刈谷到着

前年度の市民派遣のレポートはコチラです。

2014.06.21 開催ふれあい交流会(KIFAV文化交流G) 終了しました

KIFAV文化交流グループ主催のイベントが開催され、外国人の方に浴衣と七夕の飾り付けを楽しんでもらいました。

○日 時: 6月21日(土)

○場 所: 国際プラザ

○テーマ: 「ふれあい交流会」

○内 容: ゆかたの着付け、七夕飾り

文化交流グループの活動として留学生の方に浴衣の着付けと七夕飾りを楽しんでもらうイベントが行なわれました。ボランティアの方に浴衣を着せてもらった方たちはみんな笑顔で、何枚も写真を取っていました。また七夕飾りの飾りつけも行い、折り紙で色々な飾りを作ったり、短冊に願い事を書いたりして楽しみました。留学生の願い事の多くはやはり、日本語が上手になりますように、といったことでした。

飾りつけの後はみんなでお菓子を食べながら、「はてなBOX」からひいたお題に合わせて会話を楽しみました。日本の夏の風物詩の麦茶と、水無月という和菓子をいただきました。

浴衣を着て短冊に願いを込め、美味しい和菓子を食べながら楽しくお話をして、とても良い時間を過ごすことが出来ました。

2014.04.26 開催KIFAボランティア交流会 終了しました

4月26日(土)、協会総会・講演会に引き続き、国際プラザラウンジでKIFAボランティア交流会が開催されました。当日は47名の協会親善ボランティアが参加しました。

永田会長からのあいさつの後、ボランティア各グループから、昨年度の活動や今年度の予定について報告がありました。普段はグループごとに活動をしているので、年に一度のこの交流会は、それぞれのグループがどんな活動をしているのかを確認しあう機会となっています。

報告の後は交流タイムです。普段直接話す機会が少ない他のグループのメンバーとも、お茶とお菓子を片手に会話が弾みます。

テーブルごとに話が盛り上がってきたところで、クイズを行いました。協会の30年間のあゆみをクイズにして、各テーブルのチームで協力して答えてもらいます。問題は主に「刈谷市国際交流協会設立30周年記念誌」(当日総会出席者に配布)から出されており、参加者の皆さんはクイズを楽しみながら協会の歴史を振り返ることになりました。

約1時間半という短い時間でしたが、KIFAVの仲間としてより親しく、また新たな繋がりも生まれた貴重なひとときとなりました。

2014.04.26 開催平成26年度 刈谷市国際交流協会総会 終了しました

平成26年度総会を開催しました。多くの会員の皆様に出席をいただき、感謝申し上げます。

日時: 4月26日(土)午後2時~
場所: 社会教育センター ホール
   (刈谷市民交流センター4階)

総会

1 会長挨拶
2 議事
  ①平成25年度事業報告について   
  ②平成25年度収入支出決算について
  ③刈谷市国際交流協会役員改選について
  ④平成26年度事業計画について
  ⑤平成26年度収入支出予算について
3 来賓祝辞
     ‐ 刈谷市長 竹中良則 様
     - 刈谷市議会議長 清水行男 様 
     - 愛知県議会議員 永井雅彦

講演会 (総会終了後、午後3時頃~)

○講 師: 渡辺 マルセロ 氏
      特定非営利活動法人MixedRoots×ユース×
      ネットこんぺいとう代表理事

○テーマ: 外国にルーツを持つ若者たちが希望を持てる
      社会づくり

 講師の渡辺マルセロさんは、リオデジャネイロ生まれの日系ブラジル人(日系3)で、13歳の時に両親と共に来日されました。日本語が全く話せませんでしたが、美濃加茂市内小学校の6年生に編入し、市内の中学高校を卒業。その後、岐阜大学 教育学部教員養成課程 英語学科に現役合格・卒業されました。さまざまな経験を経て現在、行政書士として活躍されています。
 外国にルーツを持つ子供たちが活躍していける社会にするための仕組み作りをしていきたいと思い、その第一歩として、「Mixed Roots x ユース x ネット こんぺいとう」を立ち上げられました。
 マルセロさんは、学校でのサポートの大切さや、可能性を信じてくれる人たちとの出会いなど、ご自身の経験を元にユーモアたっぷりにお話しされました。また、外国にルーツを持つ子供たちにとって大切なことは、彼らの世界を広げることであり、そのために様々な分野の大人に触れる機会を作っていきたい。と熱く想いを語る姿が印象的で、短い時間でしたが、とても貴重なお話を聞くことができました。 

 【関連リンク】
渡辺マルセロさんの紹介 by「ダイバーシティとやま」な日々
http://blog.canpan.info/diversityt/archive/48
■ NPO法人「Mixed Roots×ユース×ネット★こんぺいとう」
http://youth-conpeitou.blogspot.jp/p/blog-page_463.html 
■ NPO立ち上げ by サンパウロ新聞
http://www.saopauloshimbun.com/index.php/conteudo/show/id/9759/cat/105

 

前年度の総会の様子はコチラです。

2014.04.06 開催ミササガ市長刈谷市訪問 終了しました

 刈谷市の姉妹都市であるカナダ・ミササガ市の、ヘーゼル・マッキャリオン市長が来日し、刈谷市を訪問されました。刈谷市とミササガ市は1981年に姉妹都市提携を交わし、今年で33年目を迎えます。

 マッキャリオン市長は1987年に市長に当選されて以来、なんと36年間に渡り市長を務め、市に負債が全くないこと、主要地方自治体の市長として初めて住民に対し年間活動予算を公表するなどの実績から、カナダ全土でも絶大な人気と知名度を誇っています。2001年には「北米女性・オブ・ザ・イヤー」にも輝いている彼女を、市民は愛情をこめて「ハリケーン・ヘーゼル」と呼んでいます。

 今回の訪問では、ミササガパーク、亀城公園などを見学し、国際プラザでの交流会などにご出席いただきましたが、とても93歳とは思えない立ち振る舞いで周りの方々を驚かせていました。ミササガパークでは、万博会場から移設されたメープルリーフやミササガ市から寄贈された熊の銅像のウォーターロードなどを見学されました。亀城公園では刈谷城築城盛り上げ隊の歓迎を受け、桜の咲き誇る園内を散策し、刈谷山車祭り保存会によるお囃子を観賞されました。

 「ミササガ市は今年、大雪や吹雪に見舞われ、とても寒さの厳しい冬でした。ミササガ市ではまだ春の訪れは遠く、あちこちに雪が残っているけれど、一足先に日本の春を感じることが出来てとても嬉しい」と喜んでいました。

 交流会では過去にミササガ市を訪れたことがある方や、ミササガ市からの訪問団を受け入れたことがある方などが大集合してマッキャリオン市長を歓迎しました。質問タイムやじゃんけん大会など大いに盛り上がりました。

 「刈谷市はミササガ市にとって唯一の姉妹都市であり、とても強い絆で結ばれている。街の規模や人口に囚われず、政治や経済からの観点ではなく、文化や芸術、人と人との交流、市民レベルでの国際交流を大事にしていきたい。特に未来を担う若手の活躍を見るのはとても嬉しい。お互いを尊重し、助け合い、良きパートナーとして交流を深めていく様を誇りを持って世界に発信していきたい」といった力強いスピーチがとても印象的でした。

 これからもミササガ市との絆を大切に、お互いを支えあいながら成長できるように友好の輪を広げて行きたいですね。

 

2014.02.23 開催日本語で遊ぼう(KIFAV日本語支援G) 終了しました

KIFAV日本語支援グループ主催のイベントが開催され、外国人の方に日本語で色々なゲームを楽しんでもらいました。

○日 時: 2月23日(日)9:45~11:45

○場 所: 国際プラザ

○テーマ: 「日本語で遊ぼう」

○内 容: 日本語を遊びながら学ぶイベント

国際プラザで行われている日本語支援グループによる日本語教室の一環として、学習者の皆様に日本語を遊びながら学んでもらうイベントが開かれました。参加者は4つのチームに分かれ、チーム対抗戦で様々なゲームを楽しみました。伝言ゲームでは形容詞や状態動詞などを盛り込んだ文を覚えて次の人へ。最終的に全く違った文になってしまったチームもありました。福笑いではチームの中の一人が目隠しをして、残りのみんなが日本語で指示を出し、1回目は普通の顔、2回目はできるだけ面白い顔を作る、というルールで盛り上がりました。カルタ取りでは各チーム2人ずつ交代で、床に広げられた大きな札を取りに行きますが、飛びつくように札を取りにいく人もいて、とても盛り上がっていました。

最後に最も多くポイントを獲得したチームから順に表彰と景品が渡されました。外国人の方にもボランティアの方にも、とても楽しいイベントとなりました。

KIFAVの日本語教室は以下の日程で行われています。
・毎週木曜日 10:00am~11:30am
・第2,3,4土曜日 7:00pm~8:30pm
・第2,3,4日曜日 10:00am~11:30am

2014.02.15 開催日本の伝統料理の紹介(KIFAV文化交流G) 終了しました

KIFAV文化交流グループ主催のイベントが開催され、外国人の方に日本の伝統料理を楽しんでもらいました。

○日 時: 2月15日(土)10:30~13:30

○場 所: 国際プラザ

○テーマ: 「日本の伝統料理の紹介」

○内 容: お好み焼きときつねうどん

文化交流グループの活動として外国人の方に日本の料理を体験してもらうイベントが開かれました。お好み焼きの歴史や作り方、きつねうどんは何故きつねうどんというのか、などをボランティアの方が説明された後、各テーブルにてそれぞれ料理を楽しみました。お好み焼きのタネには山芋をふんだんに使い、具は豚肉、イカ、エビ、卵と盛りだくさん。ふわふわのお好み焼きができあがりました。外国人の方々も自分でタネを混ぜ、鉄板で焼き、上手にひっくり返していました。「うどんもお好み焼きもとても美味しかった!」「お腹いっぱい!」と楽しんでいました。ボランティアの方々がうどんとお好み焼きのレシピを載せたプリントを用意してくださったので、これからはいつでも美味しいお好み焼きが食べられますね。

昨年12月に無形文化遺産として登録された和食。どんどん世界に発信していければ良いですね。
うどんとお好み焼きを通じて楽しい交流ができた一日でした。

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2014.02.09 開催外国人向け防災講座~いざというときのために!~ 終了しました

一ツ木地区に住む外国人を対象とした防災講座を開催し、防災意識の啓発、災害に対する知識や備えの必要性についてみんなで考えました。
参加者は55名(フィリピン13名、中国26名、ペルー5名、ブラジル3名、日本8名)で、英語、フィリピン語、ポルトガル語、中国語の通訳を介して行いました。

○日時 平成26年2月9日(日)10:30~13:30
○場所 一ツ木市民館2階ホール
○対象 一ツ木地区に住む外国にルーツを持つ人
○内容*************************
■映像で知る災害の現実
 なぜ地震が起こるの?起きた後はどうすればいいの?実際に地震が起こった時の被災映像を見みながらみんなで考えてみました。

最寄りの避難所を知ろう[避難所マップづくり]
 
地図で自宅の場所を探し、自宅から一番近い避難所までの行き方や災害時に危険場所を避けて行く避難経路を確認しました。住んでいる地域の危険を知りました。

防災に関係する展示物を見てみよう 
 実際の災害時に使用する段ボールの避難所、簡易トイレ、被災パネル、非常食などの展示ブースを見てまわりました。
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■防災備蓄食品の試食

 
アルファ米、カレー、缶パン、ポテトサラダなどを試食。

■振り返り
 
今後防災に関して「できそうだ」「しなければ」と思ったことについて意見を聞きました。
●参加者の感想:地震の時に必要なものが分かった。
        他にどんな非常食があるか知りたくなった。
        避難所の場所や生活がわかった。など。
       

****************************

今回の講座は実際の災害時を想定して、刈谷防災ボランティア・一ツ木自主防災会・刈谷市危機管理課、市民協働課と連携して行いました。
参加者の外国人はいつ起こるかわからない災害について、起こった時どうすればいいのか、そして今できることを真剣に考えていました。また、防災グッズや非常食など、初めて見るものばかりで、とても興味深そうに質問をしていました。この経験を通して、知ること備えることの大切さを感じてもらえたのではないかと思います。

 

2014.02.09 開催KIFAV日本語ボランティア入門講座(後期) 終了しました

刈谷市国際交流協会では、地域の社会貢献に興味がある人、KIFAV日本語教室にボランティアとして参加したい人を対象に、毎年2回、夏と冬に「日本語ボランティア入門講座」を開催しています。講師は現在教室で活動中のボランティアが務め、日本語を教えた経験がない人でも無理なくボランティア活動に参加してもらえるような内容となっています。

今年度後期の講座は1月26日(日)、2月2日(日)、9日(日)の三日間で開催され、30名以上の方にご参加いただきました。

○場 所:国際プラザ、社会教育センター

○内 容:
1日目:日本語教室概要説明、教室見学 、自己紹介など
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2日目:模擬授業、ワークショップ、ディスカッションなど
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3日目:教室体験、質疑応答、座談会など
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今回講座に参加された方からは「改めて教えることの難しさを知った」「楽しそうで興味が出てきた」「良い交流ができた」「自分も早く活動がしたい」と様々な声があがりました。
予定を大幅に超えるたくさんの方にご参加いただきまして、ありがとうございました。

日本語を教えるボランティアをやってみたい、という方はまずは入門講座にご参加ください。次の日本語ボランティア入門講座は7月下旬を予定しています。

 

2014.02.08 開催KIFAVボランティア研修会 ~地域に暮らす外国人のことを学ぼう~ 終了しました

地域で暮らす外国人について理解を深め、自分自身と世界のつながりを考えるワークショップを開催しました。

○日 時:2月8日(土)14:00~15:30

○場 所:国際プラザ

○講 師:小島祥美さん
     (愛知淑徳大学文学部教育学科准教授)

まず初めに、参加者は4人ずつのグループに分かれ簡単な自己紹介を行いました。
その後、全国・県内・市内の各外国人数統計データを使って、在住外国人の現状や地域による特徴について話し合いました。

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次に、阪神大震災のとき実際に使用された多言語シート「この水は飲めません」や多言語童謡のCDを使って、知らないことばを見聞きしたときの感覚を味わいました。

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地域が国際化している一例として、国際結婚数を取り上げました。総結婚数に対して国際結婚の割合を各グループで予想したところ、少ないところは400組に1組、多いところは20組に1組と、さまざまな意見が出ました。(正解は25組に1組:2011年調べ)

そのほか、古い写真を使ったクイズでは、写真から「どこの国で、どんな人たちが、何のために、何をしていたのか」を想像し、各グループで意見を出し合いました。当時の人たちの生活に思いを巡らせ、そのルーツや背景にも思いを馳せました。

参加者からは「国際結婚の数が想像以上に多く、地域が国際化していることを実感した。」「日本人が昔、海外に移民等で出て行き、苦労していた時代があったことがわかった。」という声がありました。今回の研修会が、地域の外国人の背景にも目を向けるきっかけとなり、今後の協会ボランティアとしての活動に役立つことを願います。

2014.01.25 開催外国絵本の読み聞かせ 終了しました

外国で親しまれている絵本を原語のままで紹介する読み聞かせ会を開催しました。
(日本語訳での読み聞かせも行いました。)

○日時 平成26年1月25日(土)11:00~11:40

○場所 国際プラザ

○対象 幼稚園・保育園児とその保護者

今回は英語とタイ語の絵本を取り上げました。
英語の絵本はエリックカールの「はらぺこあおむし」
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読み手:トレビさん(英語)、田中さん(日本語)
"But he was still hungry" まだまだお腹はぺっこぺこのくり返しに子どもたちはどんどん引き込まれていきました。

タイ語の絵本は「タイの竹のお話」
タイ表紙.jpg 
読み手:エンさん(タイ語)、永井さん(日本語)
竹を暮らしに取り込んでいるタイの文化をよく表しているとても興味深い内容でした。
お話の後に実際に竹が使われている写真を紹介して、ますます理解を深めることができました。

手遊びの時間は、タイ語の方は「クモのインシーウィンシー」と「クモさん屋根をつかむ」というゲームで遊びました。タイ人のボランティアさん達の手の動きをマネながらタイ語がわからないながらもみんな楽しそうに遊んでいました。

英語の遊びの時間は、アメリカンフットボールで遊ぼう!ということで、ミニサイズのフットボールをバケツに投げ入れる、輪投げのような遊びをしました。ボールを投げる前にトレビさんに自己紹介、シュートが外れてしまったらOne more try! 見事シュートが決まったらトレビさんとハイタッチ!Nice shoot! 小さなお子さんも楽しく参加できてとても盛り上がりました。

どちらの本も国際プラザで手に取って閲覧いただけます。 

前回の外国絵本読み聞かせの様子はこちらからご覧いただけます。

2014.01.19 開催世界をのぞこう!~フィリピン編~ 終了しました

市内在住在勤のJICA青年海外協力隊OBを招いて、滞在国の文化や生活習慣、協力隊の活動内容について、わかりやすく紹介していただく講座「世界をのぞこう!」今年度4回目はフィリピン編を開催しました。。

○日時:1月19日(日)10:30~12:00

○場所:国際プラザ

○講師:JICA青年海外協力隊OB 池田昌子さん(市内在住)

フィリピン国旗.gif

 

 




現在、刈谷市には約960人のフィリピン人が住んでいます。(平成26年1月現在)。これは市内の外国人登録者数では第1位であり、フィリピンは私たちにとって非常に身近な国の一つです。
講師の池田さんは、2004年から2006年の2年間、セブ島にあるタリサイ市の教育委員会に派遣され、公立小学校・高校を巡回して理科・数学の先生へのアドバイスを行っていました。任期を終え帰国した後も年に2回は訪れているほど、今でも大好きな国だそうです。大家族が基本であるフィリピンの活気あふれる生活、熱帯の国ならではの食生活など、たくさんの写真を交えてお話していただきました。

H25世界をのぞこうフィリピン編タホ.jpg食文化の紹介では、フィリピンの代表的なスイーツである「タホ」の試食をしました。タホとは、暖かい豆腐とタピオカに黒蜜のシロップをかけて食べるスイーツです。フィリピンでは、タホの材料が入った大きなバケツをかついで路上で売り歩くおじさんの姿が、朝おなじみの光景になっているそうです。参加者からは「豆腐を甘くして食べるのは珍しいが初めてだけど、食べやすくておいしかった。」という声が聞かれました。

H25世界をのぞこうフィリピン④.jpgフィリピンの観光名所も数多く紹介されました。また、参加者の皆さんにはたくさんのフィリピングッズを手にとって見ていただきました。中には近々フィリピン旅行を計画している人もいて、見どころについて講師に熱心に質問をしていました。

26年度も市内のJICA OBの方による「世界をのぞこう!」を開催予定です。ご期待ください。

前回の「世界をのぞこう!」はコチラからご覧になれます。

2014.01.18 開催日本のお正月を楽しみましょう!(KIFAV文化交流G) 終了しました

KIFAV文化交流グループ主催のイベントが開催され、外国人の方に日本のお正月の過ごし方などを体験してもらいました。

○日 時: 1月18日(土)13:30~16:00

○場 所: 国際プラザ

○テーマ: 「楽しみましょう!日本のお正月を!!」

○内 容: 日本のお正月のすごし方、食べ物、遊びなど

文化交流グループの活動として外国人の方に日本のお正月を体験してもらおう、と開かれたこのイベント。 まず、日本ではどのようにお正月を過ごすのか、ボランティアが説明しました。皆さんにはお屠蘇が振舞われましたが、初めて飲むお屠蘇に外国人の方々は興味津々。どうやって作るのかなど、色々と質問をしていました。

次に鏡餅と鏡開きの説明があり、お汁粉が振舞われました。初めてお餅を食べた、という外国人の方も気に入っていただけたようです。 お腹を満たした後はお正月の遊びで楽しみました。福笑い、紙風船、お手玉、達磨落とし、独楽、坊主めくりなど、みんなそれぞれの遊びで楽しみました。 最後に全員で百人一首をして盛り上がりました。 日本の文化や伝統を外国の方に伝えることで、楽しい国際交流ができたと思います。

日本で暮らしている外国人の方が日本の文化や伝統にもっと興味をもってもらえたらうれしいですね。

H25文化交流Gお正月⑦.jpgH25文化交流Gお正月⑥.jpg

2014.01.09 開催もくようび にほんごきょうしつ  終了しました

もくようびの にほんごきょうしつは、ことばの べんきょうのほかに、日本の 文化や生活について、たのしみながら 学ぶことができる イベントを おこなっています。にほんごをべんきょうするために、ともだちをつくるために、さんか してみてください。 

と き:まいしゅう もくようび 10:00~11:30
ばしょ:かりやし こくさい プラザ

木曜日日本語教室チラシ.pdf

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木曜日の日本語教室は開催時間が平日の午前中ということもあり、外国人主婦の方が多く参加しています。教室が、言葉の勉強だけでなく、日本の文化・習慣を知ったり、異国の地で生活をする苦労を分かち合い、国を超えて交流を深める場にもなってほしいと思い、年に数回イベントを行っています。

1月に行われた新年会の様子です。

木曜日本語教室 新年会
~みんな もっと親しくなろう!たくさん話そう!楽しもう~

日時:1月9日(木)9:30~11:30 

場所:国際プラザ

H25木曜教室お正月②.JPGH25木曜教室お正月③.JPG

まずは、日本語教室らしく、煮る・焼く・蒸すなど、お料理で使う日本語を覚えました。
次に、坊主めくり・福笑い・ジャンボかるた取りなど、久しぶりに子どもにかえって、日本のお正月の遊びで盛り上がりました。
頭と体を使ったところで、最後はお待ちかねの食事会です。今回は、お雑煮を初め、焼き餅や磯辺巻、熱々のお餅に大根おろしなど、いろいろなお餅の食べ方を楽しみました。「うちでも作ってみたい」「日本料理が習いたくなった」などの声が上がりました。
また、つきたてのお餅であんころ餅も作りました。初めての人が多かったのですが、さすが主婦だけあって皆さんすぐに上手になりました。

お国の料理やお菓子を作って来てくださった方もおり、ごちそうを食べながら、みんなで楽しいひと時を過ごすことができました。