【2013.10.27】世界をのぞこう~ポーランド編~

市内在住在勤のJICA青年海外協力隊OBを招いて、滞在国の文化や生活習慣、協力隊の活動内容について、わかりやすく紹介していただく講座「世界をのぞこう!」今年度3回目はポーランド編を開催しました。

○日時:10月27日(日)10:30~12:00

○場所:国際プラザ

○JICA青年海外協力隊OB 森本史絵さん(市内在勤) 

講師の森本さんは、ポーランドの首都ワルシャワにスポーツ分野の普及員として赴任。今年は帰国してからちょうど10年目にあたり、過去の活動を振り返りながらご自身の体験談をお話ししていただきました。ポーランドのかわいい民族衣装を着ての発表はとても和やかな雰囲気でした。

森本さんは地域にある卓球クラブをまわり、障がい者の方たちへの卓球指導と普及活動を行っていました。卓球の楽しさを伝えるとともに、スポーツ用語のポーランド語辞書を作製するなど、熱心に取り組まれていました。

そして、ポーランドの文化のお話では、道路に置いてある体重計や名前の日についてなど、興味深いお話が盛りだくさんでした。特に、ポーランドには名前の日があり、誕生日よりも盛大にお祝いするそうです。名前の日とは、365日それぞれにキリスト教の聖人の名前がついていて、ポーランド人のほとんどがこの名前の日にちなんだ名前を付けるようで、学校には同じ名前の子がたくさんいたそうです。

また、お話を聞きながらポーランドでよく飲まれている「赤カブのスープ」とビスケットを試食しました。色は 鮮やかな紫で、味は少し酸味のある独特の味のスープでした。
ポーランドの文化や習慣についてだけでなく、観光スポットや子供たちの学校生活、実際にポーランドの教科書や雑誌を手に取って見てみたりと、知らないポーランドの世界をのぞくことができました。当日はポーランド人の方も参加していただき、質問者の疑問に答えていただきました。

 

次回は、平成26年1月19日(日)「世界をのぞこう~フィリピン編~」を開催予定です!

前回の「世界をのぞこう!」はコチラからご覧いただけます。