2017.10.01ナマステ・インディア 2017 in KARIYA
ナマステ・インディア 2017 in KARIYA を開催しました。詳細はコチラをご覧ください。
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ナマステ・インディア 2017 in KARIYA を開催しました。詳細はコチラをご覧ください。
市内や近隣地域に在住される外国籍住民の方を講師に招いて、母国の郷土料理を紹介していただく「ワールドキッチン」。今回は毎年ナマステ・インディアでインド・ヨガの講座を開いているチャンドラ・タパスさんに、アーユルヴェーダに基づく野菜カレーとチャパティを紹介してもらました。
アーユルヴェーダとはインドに伝わる健康法で、一説によると5千年もの歴史があるとも言われています。今回はチャンドラ先生にアーユルヴェーダの説明をうけながらのスタートとなりました。一つ一つのスパイスの効能を、時には『これはシークレットです』と茶目っ気たっぷりに惜しみなく教えてくれるチャンドラ先生。参加者の皆さんのメモを取る様子も真剣です。
皆で交代でチャパティの生地を練ったり、沢山の野菜を切ったり、ワイワイと作業が進んでゆきます。中には今回使ったスパイスを自宅で栽培している人もいて、スパイス談義にも花を咲かせていました。
チャパティの生地を丸めてのばし、フライパンでこんがりと焼き目をつけたらできあがりです。
チャンドラ先生がすり下ろした生姜と牛乳を使って、ささっと美味しいチャイも淹れてくれました。
カレーを食べている間にもいろいろな質問がでて、その一つ一つに丁寧に答えてくれたチャンドラ先生。料理だけではなくスパイスの効能についても沢山聞くことができて、とても楽しく有意義な時間を過ごすことができました。参加者の皆さんもご自宅にアーユルヴェーダの知識を持ち帰り、日々の生活に生かしてゆけるといいですね。
外国で親しまれている絵本を原語と日本語で楽しみました。
今回はタイの絵本でした。
○日 時: 平成29年8月23日(水)11:00~11:30
○場 所: 国際プラザ
○講 師: 安間ラリターさん
○絵本タイトル:インおじいさんとナーおじいさん
タイでは誰でも知っている有名なお話だそうです。
いつも仲良く魚を取って分け合っている二人が、ある日は大きな魚1匹しかとれなかったので、どう分けるかもめていたところ、そこへやってきたユーおじいさんが3つに分けて一番おいしいところを持って行ってしまうというお話でした。
本を読んでもらった後、このお話の歌を寸劇付きで披露してくれました。
それから、タイのアヒルの歌を子どもたちと一緒に踊りました。
タイ語のやさしい響きと、語り継がれる物語を楽しみました。
12月には国際交流フェスタでタイの紹介もする予定です。
他の国々の方も大勢参加してくださると思うので、
ぜひ、また家族で協会のイベントに参加してくださいね♪
夏休み企画として、親子で参加できるワールドキッチンを開催しました。今回はカナダのメープルクッキーを作りました。
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○日 時:7月28日(土)10:00~12:00
○場 所:国際プラザ
○講 師:クリス・ポーリックさん(カナダ出身)
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メープルクッキー 【材料】 (約15枚)
薄力粉・・・・・・・・80g
菜種油・・・・・・・・30g
メープルシロップ・・・20g
メープルシュガー・・・15g
塩・・・・・・・・・・ひとつまみ
バニラオイル・・・・・適量
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(メープルシロップは今年5月、カナダのミササガ市民団が刈谷市を訪問した際にいただいたものです。)
昨年度好評だった、カナダのメープルクッキー作り。今年も前回と同じクリス先生に英語で作り方を教えてもらいました。
クリス先生が作り方を見せてくれる時に、材料や道具を一つ一つ英語で教えてくれ、皆さんも発音を学びます。
小麦粉のフラワーとお花のフラワーは発音が少し違うんだよ、などと初めて聞くことも沢山。皆さん真剣に聞いていましたね。
クリス先生にメープルクッキーの型を抜くところまで教えてもらって、それからお家の人やおともだちと協力しながら、生地をこねてメープルリーフの型で抜いてゆきます。綺麗に抜けると葉脈もくっきり。ちょっと難しいけれど、ここが一番面白いところ。皆さん一生懸命に集中していましたね♪
全ての生地を型で抜き、クッキー生地をオーブンに入れたら、焼きあがるまでの時間にカナダの絵本「かえでのもりのおくりもの」を英語で読んでもらいました。かえでのもりのおくりものって、なんだろう?カナダの森に住むあらいぐまたちが、かえでの木から一生懸命集めたお水を集めて作ったものは? そうです。今日たっぷりと使った、美味しいメープルシロップでしたね。
やがてメープルの美味しそうな匂いがプラザにいっぱいになり、クッキーが焼き上がりました。みなさんクリス先生と夏休みの予定を話しながら美味しく頂いていましたね。今回のメープルクッキー作りも夏休みの楽しい思い出の一つになったかな?
☆ワールドキッチンは協会の会員の皆さんを対象とした無料の講座です。会員登録は随時受け付けております。
前回のワールドキッチンの様子はコチラからご覧いただけます。
市内や近隣地域に在住される外国籍住民の方を講師に招いて、母国の郷土料理を紹介していただく「ワールドキッチン」、今回は韓国の家庭料理『キムパップ』、『チャプチェ』そして『キムチクッ』を作りました。
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キムパップとは?
野菜たっぷりの海苔巻です。日本の海苔巻のように酢飯ではなく、ごま油と塩で味付けしたご飯で作ります。
今回は、ほうれん草、卵焼き、人参、かにかまぼこ、そしてたくわんを具材にしました。
チェプチェとは?
野菜と肉が入った韓国の春雨料理です。韓国の春雨はさつまいものデンプンが原料で、太くてモチモチした食感が特徴です。
キムチクッとは?
煮干しでダシをとった、キムチともやしのスープです。熟成がすすんで酸っぱくなったキムチを使うのがコツだそうです。今回は李先生が手作りのキムチを持ってきてくださいました。
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キムパップとチャプチェ、どちらも野菜をたっぷり使います。山盛り野菜を千切りする一方、ゆがいたほうれん草を固くしぼったり、もやしのひげ根をとったり、皆さんとてもいいチームワークで手を休めることなく具材を用意してゆきます。
殆どの具材の味付けはごま油と塩。日本の家庭でもよく使う調味料ですが、使い方で韓国の味になることに参加者の皆さん興味深げでした。キムパップで使うご飯に味付けをする時には、想像以上に多くのごま油が投入されて驚きの声があがる一瞬も。
今回キムパップに使う海苔は4種類。李先生が1枚ずつフライパンで焼いて、さらに海苔の香ばしさを引き出します。
まきすの上に海苔を広げ、ご飯と具材をのせてくるりと巻きます。李先生にお手本を見せてもらってから、一本ずつ作りました。
野菜たっぷりで彩り豊かな料理が並びました。
今回は特に韓国が好きな方が多く集まり、韓国の文化や観光情報など、色々な情報交換をしながら和気藹々とした楽しい時間になりました。
とっても美味しかった韓国料理、是非ご家庭でも作ってみてくださいね♪
今年も10人の派遣市民団が、6月28日~7月5日までの期間、姉妹都市ミササガ市(カナダ)を訪問しました。
ミササガ市滞在中は、ホームステイでカナダの生活を体験しながら、各種公式行事に参加しました。今年はカナダ建国150年という節目の年であり、カナダデーには市内で記念イベントが数多く行われました。派遣市民団もミササガ・セレブレーションスクエアで行われたカナダデーイベントに参加し、お祝いムードで盛り上がる雰囲気を一緒に味わいました。
ホストの皆さんは、それぞれの家庭のおもてなしの仕方でゲストを温かく迎えていただき、言葉が上手く話せなくても自然にコミュニケーションをとることができました。どのメンバーも貴重な経験と素晴らしい思い出を持ち帰ることができたようです。
◆ミササガ市友好協会(MFA)のHPはコチラ
≪H29年度ミササガ派遣市民団≫
○団長: 堀部ひとみ(刈谷市国際交流協会理事)
○団員: 池田遥香(小垣江町)、稲生令子(半城土西町)
尾島ほの香(寿町)、神谷良治(今川町)
鈴木良恵(中山町)、竹内一郎(御幸町)
鳥山ひかり(東刈谷町)、和田和美(野田町)
○随行: 榊原香菜(刈谷市職員)
前年度の市民派遣のレポートはコチラです。
世界各国の「文化」や「今」を紹介する講座「世界をのぞこう!」~ジンバブエ編~を開催しました。
日時 7月1日(土)10:30~12:00
場所 国際プラザ
講師 神谷 勇机さん(刈谷市在住・建築家)
参加者 25名
JICA 青年海外協力隊員として2年間、ジンバブエの大学の建築学科で講師を務めて帰国。
約1年半たった今も、現地とのプロジェクトが進行中の神谷さんにジンバブエについて話していただきました。
まず、基礎知識。
現在、青年海外協力隊員は世界の69か国に1855名が派遣されていること。各国からの要請を受けて、求められる技術を持つ人が現地へ行き、指導しています。
ジンバブエでは、もともとジンバブエ人の優れた建築家たちがいて、名建築もあるのですが、ジンバブエの経済の不安定さや人種差別問題などから人材が国外に流出し、現在、建築を学びたい学生に指導する教師が不足している状態です。
神谷さん帰国のあとも後任の日本人講師が指導しているそうです。
ジンバブエは日本とほぼ同じ面積で人口は10分の1。滞在する日本人は大使館員、JICA含めて70人。
首都ハラレは高層ビルも立ち並ぶ都会ですが、少し離れるとみなさんがイメージするアフリカの大地が広がっています。
ハラレは人口260万人でほぼ名古屋と同じで、交通は左側通行の右ハンドル車のため、日本で廃車になったと思われる車が、日本の社名がついたまま走っているのが数多く見られます。
ひどいインフレが起き、ゼロのたくさんついた紙幣が発行されるなど、経済(貨幣価値)に問題があり、日常の買い物にたくさんの札束を持っていくような時期もありましたが、貨幣価値が無くなり、その紙幣は廃止になりました。新たにボンドという通貨が発行されましたが、国民の信用が得られず、今は8か国の紙幣が公的に流通し、なかでも米ドルと南アフリカランドが通貨として多く流通しているそうです。
食については、ジンバブエの主食はメイズ(白いトウモロコシの粉)をお湯で練った「サザ」で、それを手で丸めながらおかずとともに食べるのが食事のスタイルです。実際、神谷さんが用意してくれた普通の「サザ」と、最近現地に進出したケンタッキー・フライドチキンが発売しているのと同じ「サザ・ボール」(サザを油で揚げたもの)を、ルイボスティーとともに味わってみました。何事も体験してみるものですね♪ 日本の食事には無い味でした。
文化では、ジンバブエ独自の楽器「ムビラ」、陶器、石の彫刻、ビーズ細工、などを持ってきて見せてくださいました。
みなさんのよく知っているところでは、世界三大瀑布のビクトリア・フォールズ(日本人観光客年間2万人!)や、アフリカのならではの野生動物に出会った話(ホテルのプールでキリンが泳いでいた!)などもしていただきました。
そして、現地滞在中に依頼を受けて、計画進行中の「ハラレチャイルドケアセンター」については、模型も見せていただきました。神谷さんたちは現地でコストを抑えて作れる建物を、模型を作りながら進めており、資金集めに苦労しながらも、できるところからできる分だけ作りながら、徐々に大きくしていく方針でプロジェクトが進んでいます。日本の学生たちも参加しているそうです。
このチャイルドケアセンターは、親を亡くして親戚に引き取られたものの、食事の面などで十分なケアが受けられない子どもが、学校の行きかえりなど、1日に1回は栄養のある食事がとれるようにしてあげたいと思った女性(家族をHIVで亡くしている)が施主となり、神谷さんに相談を持ちかけてきたものだそうです。
よく知らなかったジンバブエという国について、多岐にわたってお話していただき、日本からは飛行機を乗り継いで30時間かかる遠い国ですが、心の中ではとても近づきました。90分があっという間の興味深い、楽しいお話でした。
「世界をのぞこう!」では、今後も、刈谷市や近郊にお住まいの方の外国での活動の経験をお話していただく計画です。
ぜひ、参加してくださいね♪
前回の「世界をのぞこう!」はコチラでご覧いただけます。
ふれあい交流会は、文化交流グループと愛教大留学生との間で長く続いているイベントです。
今回は、留学生に自国の紹介をしてもらう企画を試みました。
日 時:6月24日(土)13:00~15:00
場 所:愛知教育大学 大学会館和室
内 容:留学生による自国の紹介と浴衣体験
当日は、中国、香港など7ヶ国の留学生13名、ボランティア14名が参加しました。留学生にポスターを作成してもらい、それに基づいて自国の紹介をしてもらいました。
インドネシアのろうけつ染め バティック、ドイツのお料理やスイーツ、タイは不思議な薬、台湾の夜市、キルギスは伝統的な衣装や遊びなど、各国の文化や生活の様子がうかがえました。彼らが少々照れながらも、笑顔で発表する姿が印象的でした。
これまではゆかたを着付けするなど、こちらからの一方通行であったものが、留学生も自国のことを掘り下げる良い機会になったと思います。今後も留学生とボランティアがさまざまな体験を通して、お互いに交流を深め合えればと思いました。
浴衣体験はボランティアによる浴衣説明の後に着付けを行ないました。みなさんに浴衣の柄を合わせたかのように素敵で、とてもお似合いでした。傘やキセルを持った姿はモデル気分で、たくさん写真を撮って楽しみました。浴衣着付けを喜んでいただけたことが、今後の励みになりました。
短い時間でしたが、お互いに楽しく交流できたと思いました。
5月27日(土) ~ 6月2日(金)の7日間、姉妹都市ミササガ市(カナダ)から12人の市民団が刈谷を訪問しました。
滞在中は、ホームステイでの生活体験や公式行事等を通して、刈谷市民との交流を深めました。
月日 | 内容 |
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5/27(土) | 対面式 |
5/28(日) | ミササガ市民との交流会 歓迎レセプション |
5/29(月) | 表敬訪問 ミササガパーク見学 藍染体験~渦ハウス~ 相撲見学~アイシン精機相撲部~ |
5/30(火) | 着物体験(KIFAV文化交流G) |
5/31(水) | 京都見学 |
6/1(木) | さよならパーティー |
6/2(金) | 刈谷出発 |
ミササガ市民との交流会では250人以上の参加者が訪れ、カナダ文化紹介のクラフト作り、市民団による歌やカナダ紹介ビデオなど、様々な活動で交流を図り、会場は笑顔と活気で溢れていました。
キッチンでは、市民団がカナダから持参したミックスとメープルシロップを使用したカナディアンパンケーキの試食を行い、焼きあがるのを待つ人々が長い行列を作っていました。
クラフトコーナーでは、カナダのマスコットでもあるビーバーのお面とパペット作り、カナダ先住民の間で伝わるお守りのドリームキャッチャー作り、カナダ国旗のぬりえなどを行い、たくさんの市民や子供たちで賑わいました。
パフォーマンスタイムでは、市民団全員でカナダ国歌の「オーカナダ」を歌いました。また、市民団の自作自演のカナダ紹介ビデオ「ABC of CANADA」も上映し、とても盛り上がりました!
あっという間の交流会でしたが、ミササガの文化を見て、食べて、体験して、市民団とお話できた、とても楽しい時間になりました。
その他の公式行事も、様々な日本文化に触れ、笑顔で過ごす市民団の皆さんが印象的でした。
そして刈谷滞在中、家族のように市民団を受け入れてくださったホストの皆さま、ありがとうございました。
前回のミササガ市民団訪問の様子はコチラでご覧いただけます。
4月22日(土)、協会総会・講演会に引き続き、国際プラザラウンジでKIFAボランティア交流会が開催されました。当日は31名の協会親善ボランティアが参加しました。
鈴木会長からのあいさつの後、ボランティア各グループから、昨年度の活動や今年度の予定について報告がありました。普段はグループごとに活動をしているので、年に一度のこの交流会は、それぞれのグループがどんな活動をしているのかを確認しあう機会となっています。
報告の後は交流タイムです。普段直接話す機会が少ない他のグループのメンバーとも、お茶とお菓子を片手に会話が弾みます。
テーブルごとに話が盛り上がってきたところで、クイズを行いました。姉妹都市カナダ・ミササガをクイズにして、各テーブルのチームで協力して答えてもらいました。問題は主に「刈谷市・ミササガ市姉妹都市提携30周年記念誌」(当日交流会出席者に配布)から出されており、参加者の皆さんはクイズを楽しみながら姉妹都市の歴史を振り返ることになりました。
約1時間半という短い時間でしたが、KIFAVの仲間としてより親しく、また新たな繋がりも生まれた貴重なひとときとなりました。
5月のミササガ市民団訪問の際には、この国際プラザ・ラウンジで市民団メンバーとの交流会を行います。5月28日(日)午後1時から3時半の間、どなたでも自由に参加していただけます。市民団の皆さんによるパフォーマンスやクラフト作り、メイプルパンケーキの試食などで楽しんでいただきます。申し込みは不要ですので、どうぞご家族やお友達とお誘いあわせの上、お出かけください。お待ちしております。