終了したイベント

2015.12.20 開催外国籍住民のための無料健康相談会 終了しました

市内や近隣地域に在住する外国籍住民の方を対象に無料健康相談会を開催しました。

♪ 日時 2015年12月20日(日)14:00~16:30
♪ 場所 国際プラザ
♪ 共催 外国人医療センター(MICA)
♪ 協力 刈谷医師会、刈谷市歯科医師会

無料健康相談開催前には日本語教室の学習者を対象に、おにぎり作りと健康体操を行いました。
健康体操はヨガインストラクターの方を招き、新聞紙を丸めて棒を作り、肩や腰などのストレッチを行ないました。寝転んだり、ペアになり体を伸ばしあったりと、楽しく行うことができました♪

体がほぐれ、血行が良くなったところで、みんなで健康相談会に参加です!

相談者は46名となりました。
【フィリピン8名、ベトナム8名、中国7名、ペルー6名
ネパール5名、インド4名、ブラジル2名、インドネシア2名
タイ・ロシア・スリランカ・アルゼンチン各1名】

看護師による問診、身体測定、歯科検診、内科検診、レントゲン、検尿などの検査が行われました。自身の症状を日本語では伝えられない相談者のために、通訳ボランティアの方々にも協力いただき、ベトナム語、中国語、タガログ語、ポルトガル語に対応しました。相談者は自分の健康状態を知ることができ、抱えている健康上の悩みなどを熱心に相談していました。また、無料法律相談も行い、弁護士の先生に相談している方もいました。

★当日の様子は、外国人医療センター(MICA)の活動ブログにも掲載しています。
 お手伝いしてくれたボランティアさんのコメントも載っているので、ご覧くださいね!
 

前回の無料健康相談の様子はコチラからご覧になれます。

2015.12.13 開催国際交流フェスタ in KARIYA 2015 終了しました

毎年恒例の国際交流フェスタ、今回は「跳んで、はずんで、スポーツフェスタ」をテーマに、産業振興センターあいおいホールにて開催されました。

○日 時:2015年12月13日(日)13:00~16:30

○場 所:刈谷市産業振興センター あいおいホール

今年のフェスタには7カ国のチーム(インドネシア、韓国、タイ、台湾、中国、フィリピン、ベトナム)が参加しました。
ダンスパフォーマンスグループ・STORYTiMEのリードで始まったオープニングでは、各国チーム代表がそれぞれのステップを披露しました。

今回初めての試みとして、フェスタにスポーツ競技(玉入れとスプーンリレー)を取り入れました。一般来場者も加わり行った競技では、国や年齢を問わずチームで協力しあい声援を送り、勝利をめざしました。競技のあとには自然とうちとけることができ、交流が進みました。

フェスタ玉入れ.jpg    フェスタスプーンリレー.jpg

毎年恒例となり、フェスタの醍醐味でもあるパフォーマンスタイムでは、各チーム民族衣装やお揃いのTシャツを身にまとい、歌や踊りを披露しました。フェスタ当日に向け、各国ネイティブを中心に何度も練習を重ねてきたパフォーマンスです。どのチームも自国の文化を大切にして、相手に知ってもらおうという気持ちが溢れたパフォーマンスでした。また、和太鼓チーム「刈谷やぐら太鼓」に、迫力ある演奏を披露していただきました。

フェスタベトナム.jpgのサムネイル画像   フェスタタイ.jpgフェスタインドネシア.jpg   フェスタ和太鼓.jpg

会場には各国ブースで特色のある展示がされ、その国を紹介しました。各国で親しまれているドリンクやスナックなども提供され、来場者は見て味わって異文化体験ができました。

最後に行われたのはファッションショー。各国の民族衣装の紹介です。たくさんのカメラが構えられたランウェイを手を繋いで進む、可愛いチビッ子モデルの微笑ましい姿が見られました。

フェスタ韓国.jpg   フェスタ中国.jpg

今回も多くの人達のご協力で、国際交流フェスタをにぎやかに執り行うことができました。国際交流フェスタは、刈谷市国際交流協会親善ボランティア(通称KIFAV)国際イベントグループを中心として、他KIFAVメンバー、一般市民ボランティア、愛知教育大学国際ボランティアサークルKFA、桜花学園大学&名古屋短期大学国際ボランティアサークルIVC、刈谷北高校国際理解コース1・2年生、近隣在住の外国籍の方が一緒になり企画運営し、作り上げています。ボランティアとして参加してくれた人からは、「誘われて参加しましたが、いろんな国や年代の方と交流できるフェスタはとても魅力的でした。他の国のことをいろいろ知ることができたので、また次も参加したいです」という声が聞かれました。
次回のフェスタには、あなたもボランティアとして参加してみませんか?

前回のフェスタの様子はコチラでご覧いただけます。

2015.11.23 開催H27「ママのための日本語サロン」開催報告① 終了しました

平成27年度文化庁「生活者としての外国人」のための日本語教育事業~地域日本語教育実践プログラム(B)~の一環として、「ママのための日本語サロン」が市内で開催されました。

◆主催: 文化庁・NPO法人多文化共生リソースセンター東海
◆協力: 刈谷市国際交流協会

子育て世代の外国籍住民が、子育てに必要な日本語及び知識を得るとともに、地域のコミュニティづくりや専門機関の利用方法等について学ぶことを目的とし、刈谷市と本協会の協力のもと、全10回の講座を実施しました。
講座には、中国・インドネシア・フィリピン・タイなどを母国とする市民12人が参加しました。毎回テーマに沿った講師のお話を真剣に聞き、自身の子育てについて具体的なアドバイスを求めるなど、積極的に取り組む姿がとても印象的でした。
また、日本人親子も一緒に参加することで、実践的な日本語学習と子育て世代の交流を図ることができました。

◆各講座のテーマ(第1回~第5回)
 第1回:子どもの遊び場(10月19日)
 第2回:保育園と幼稚園(10月26日)
 第3回:足の育て方と靴選び(11月9日)
 第4回:離乳食と幼児食(11月16日)
 第5回:子育て支援を利用しよう(11月23日)
  ⇒第6回以降は「ママのための日本語サロン」開催
         報告②につづく

◆各講座についての詳細は、下記のPDFをご覧下さい。 

2015.11.15 開催カナダ・ストリートホッケー体験交流会 終了しました

東海地区に在住のカナダの皆さんに、カナダの庶民スポーツ「ストリートホッケー」の楽しみ方を紹介していただく、「ストリートホッケー体験交流会」を開催しました。

○日 時: 11月15日(日)10:00~16:00
○場 所: ミササガパーク(自由広場内特設会場)
○共 催: 東海日本カナダ協会(TJCS)

≪ストリートホッケーとは?≫------------
カナダの郊外や小さな町で昔から親しまれている庶民スポーツ。アイスホッケーに似ていますが、アイスリンクではなく、公園や空き地などの広場で楽しみます。木製のスティックとゴムボールを使い、カナダでは子供から大人まで幅広く親しまれています。初心者でも気軽にできるスポーツです。
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午前中は、カナダ人によるホッケー講座を行ないました。参加者を3つのグループに分け、初心者の人でも楽しめるように、スティックの持ち方やボールの打ち方、パス、ジグザグドリブル、シュート練習など、基本的なプレー方法を楽しく教えていただきました。

今年はカナダのホットドッグとパンケーキを作り、お昼にみんなで食べました。たっぷりメープルシロップをかけ、甘くて美味しいパンケーキは大好評でした!

午後からは、カナダ人と日本人を交えた日加チームをつくり試合を行ないました。試合前半でゴールを決めるチームや、お互い譲らないチームもあり、白熱したゲームが繰り広げられる中、楽しそうな声が飛び交い、ゴールを決めたときには一層大きな歓声があがっていました。また今年は、子どもの参加も多く、ジュニアチームのゲームも行ないました。一生懸命ボールを追いかけてシュートを決める姿に、大人たちは笑顔で声援をおくっていました。

最後はカナダ人によるエキシビジョンマッチです。10分間の一本勝負!迫力満点なプレーは見ているだけでドキドキハラハラです。

午前中は前日の雨で、地面が濡れているところもありましたが、午後には日が差し、暑いくらいの天気となりました。参加者の真剣なプレーとおいしいパンケーキで笑顔溢れるスポーツ日和な1日となりました!

前回の様子はコチラからご覧になれます。

2015.11.01 開催外国人向け防災講座 終了しました

刈谷カトリック教会にてベトナム人を対象とした防災講座を開催し、防災意識の啓発、災害に対する知識や備えの必要性を認識してもらいました。

○日時 平成27年11月1日(日)14:00~15:00
○場所 刈谷カトリック教会
○対象 近隣在住のベトナム人
○参加者 約50名


◆内容*********************

■映像で知る災害の現実
世界で起こる地震の約25%は日本で起きています。
なぜ地震が起こるの?起きた後はどうすればいいの?実際に地震が起こった時の被災映像を見て身近なものとして感じてもらい、もしも・・・の時のことを考えてもらいました。

防災に関係する展示物を見てみよう
被災パネル、備蓄品、簡易トイレ、家具の滑り止めなどの展示ブースを見てまわりました。 
レスキューシートを体に巻いて温かさを確かめたり、種類の違う簡易トイレに座っていき感覚の違いを体験したり、ガラス飛散防止の実演を見て、驚いたりしていました。また、簡易トイレの中に子どもの紙おむつを入れておくと吸収しやすくていいよ。というスタッフのアドバイスに対して、子どもがいない家庭はどうすればいいの?という質問が出るなど、参加者はどのブースでも真剣に話を聞き、たくさん質問が出ていました。

 

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今回の講座も昨年に引き続き、刈谷防災ボランティア・刈谷市危機管理課・市民協働課の協力のもと行いました。参加者はいつ起こるかわからない災害について、起こった時どうすればいいのか、そして今できることは何かを真剣に考えていました。それぞれのブースには通訳の方がいて、スタッフの話しをきっちりと伝えることもできました。近い将来災害が起こったとしても、国籍に関係なく誰もが助け合える地域づくりに今後も貢献していきたいと思います。

2015.10.24 開催KIFAVボランティア研修会 終了しました

「学ぼう!魅力的な広報メッセージ~共感する文章のつくりかた~」と題して、ボランティア研修会を開催しました。

■日時:10月24日(土)10:00~12:00
■場所:刈谷市国際プラザ 
■講師:NPO法人Mブリッジ理事長 米山哲司(さとし)さん
■講師プロフィール  http://m-bridge.jp/yoneyama_profile.html

今年のテーマは「広報」。一瞬で目を惹くようなキャッチフレーズやイベントに参加してみたくなるようなチラシの説明文って、どうやって生まれるのだろう。講師の米山さんから、広報に必要なエッセンスをレクチャーしていただきました。

まず初めに、米山さんに質問されたことは「広報のうまい人ってどんな人だと思いますか?」

私たちは1日に3,000以上の新しいメッセージを見ています。その大半が記憶に残らず、忘れてしまうものです。その中で、いかに目を引き、記憶に残るような文章を作るかがカギとなります。広報のスタートは、「相手(誰に)・内容(伝える内容)・目的(行動を促す)」をしっかり考えることから始まります。
そこで1番大切なのはタイトルです!安易に付けるのではなく、こだわりを持つことがとても大切です。タイトルでしっかりと惹き付け、本文で伝えたいことに導き、その先で、目的となる情報を提供することで、相手との繋がりを持つことができます。広報とは、単に知らせることではなく、発信側とまだ見ぬ相手を繋げることなのです。初めの質問にあった広報のうまい人は『つながり』を創ることがうまい人と言えます。

また、伝える相手を限定すること!大勢の人にチラシを配って知らせればいいというわけではありません。ターゲットを絞る方が効果的であることを学びました。伝えたい相手によってアプローチや言葉を変えていかなくてはいけません。常に相手の状況を判断し、詳しい情報?新しい情報?お得になる情報?など、受け手のニーズに合った情報を提供できるよう、そのためにはどのような広報をすればいいのかを考える必要があります。

参加者のKIFAボランティアの皆さんからは、「たくさんの人に伝えたい!という気持ちが大きければ大きいほど、逆にぼんやりしてしまい、伝わりにくくなってしまうことに気づきました。」「情報化社会の現在、せっかくアピールした情報が捨てられてしまうのでなく、広報として『人の記憶に残る』ものなるように注力したいなと思いました。」という感想を頂きました。

今回の研修会で学んだことや改めて気づいたことなど、今後の活動に活かしてほしいと思います。

前回のボランティア研修会の様子はコチラからご覧になれます。

2015.10.17 開催枝豆交流会(KIFAV文化交流G) 終了しました

初めての企画「枝豆交流会」。文化交流グループメンバーのひとりが手塩にかけて育てた枝豆が今回の主役です。(枝豆は、大豆になる前の若い状態のものを言います。)日本の食生活に欠かせない「大豆」をもっと知ってもらいたいという思いから企画されました。

当日は天候にも恵まれ、ミササガパークで行われた交流会には刈谷市及び近郊の外国籍の方35名・ボランティア14名が参加しました。大人から子どもまで皆が協力し、用意された3種類の豆「黄豆」「黒豆」「茶豆」を15分余りかけて株からちぎりました。

枝豆を蒸している間は、お弁当と味噌汁で交流タイム。そこへ次々と蒸し上がった枝豆が運ばれてきます。3種類の枝豆に舌鼓を打ち、ずんだ餅、きな粉もちのデザートを食べながら、食べ比べや意外な大豆のデザートの感想で大いに盛り上がりました。

ゲストからは、納豆の作り方を知りたいと質問が出るなど、大豆に興味を持っている様子がうかがえました。

おなか一杯になった後は、お楽しみのクイズとゲーム。知ってるようで知らない大豆のマメ知識に、日本人も驚く場面がありました。外国の方だけでなく、日本人も勉強になった1日でした。

 

 

2015.10.10 開催アフリカ冒険!Africa Festival @KARIYA 終了しました

アフリカにつながる人たちとの交流を通じて、今のアフリカを知ろう!というコンセプトのもと、10月10日(土)国際プラザでイベントを開催しました。食・旅・スポーツ・音楽・遊びなど、さまざまな視点からアフリカを紹介しました。

「アフリカ冒険! Africa Festival @KARIYA」

★日 時:10月10日(土)13:00~16:00

★主 催:刈谷市国際交流協会
     KIFA親善ボランティア国際イベントグループ

★企画協力:AMA AFRICA(アマアフリカ)
   
 この日、心地よいアフリカンミュージックが流れる国際プラザに、多くの市民の皆さんが訪れました。
 トークショーでは、①エチオピアの食文化  ②ウガンダの生活  ③旅 をテーマに語っていただきました。リアルなアフリカを知る機会とあって、各回とも満席でした。
 ラウンジでは遊びを紹介しました。マサイ族のような高いジャンプに挑戦したり、タンザニアの現代アートであるティンガティンガ塗り絵、子供たちに人気の王冠投げゲーム、マンカラ(ボードゲーム)など、大人も子供も一緒になって楽しみました。
 また、ラウンジには楽器(イリンバ、バラフォンなど)が置かれ、参加者は自由に触れ、音を出して楽しみました。西アフリカ発祥の打楽器・ジャンベのワークショップでは、講師の方の迫力ある演奏を聴いたあと、実際に叩いてみて自分の出す音に聞き入っていました。
 民族衣装体験コーナーでは、色鮮やかな「カンガ」を紹介しました。「カンガ」とは主にタンザニアやケニアで広く使用されている布のことで、頭や腰に巻いたり、結んでバッグ代わりにしたりと、現地の生活に深く溶け込んでいます。カンガには一枚一枚スワヒリ語で格言やメッセージが入っていて、アフリカの女性はそれを身につけることによって、言葉にできない想いを相手に伝えたりすることがあるそうです。
 キッチンでは西アフリカの家庭料理「マフェ」がふるまわれ、来場者は甘いハイビスカスティーとともにアフリカの味を楽しみました。
 最後は全員で輪になってダンスで盛り上がり、アフリカンなひと時は幕を閉じました。
 

 
  

2015.10.04 開催ナマステ・インディア 2015 in KARIYA 終了しました

ナマステ・インディア 2015 in KARIYA を開催しました。
詳細はこちらをご覧ください。

2015.09.19 開催ワールドキッチン・インド編  ひよこ豆のカレーとチャパティ 終了しました

 市内や近隣地域に在住される外国籍住民の方を講師に招き、母国の郷土料理を紹介していただく「ワールドキッチン」。今回の料理はインドのベジタリアン料理、ひよこ豆のカレーとチャパティでした。

~~~~~~~「チャパティ」とは?~~~~~~~~
 全粒粉と水をこねて生地を作り、発酵させずに薄くのばして焼いたものをチャパティといいます。日本ではナンがよく知られていますが、今回の講師の南インド出身のデニスさんとアムダさんは日本に来るまではナンを見たことがなかったそうです。

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全粒粉に少しずつぬるま湯を加えて生地を練っていきますが、これがなかなか力が要ります。
約18人分、1.5キロの全粒粉を使いましたが、アムダさんは親戚が集まる時にはいつもこれくらい作るのですよ、とニコニコ。生地の練り上げた手触りを確かめてもらうためにも生徒さん全員交代でこねてから、しばらく寝かせておきます。

生地を寝かせている間にひよこ豆のカレーを作ります。ひよこ豆は6時間水に浸してから圧力鍋で煮るという下ごしらえが必要ですが、デニスさんとアムダさんがあらかじめ下ごしらえをしたものを用意してくれました。
インドカレーといえば何といっても多種多様のスパイス。
今回はどんなスパイスを使うのでしょう。

油を熱して最初に加えたものは、クローブ、ベイリーフ、カルダモン、そしてシナモン。これらを合わせて粉末にしたものがガラムマサラと呼ばれるミックススパイスですが、今回は粉末でなく原型のまま。それは素晴らしい香りが立ち上ってきます! そこに玉ねぎやししとうを加えて炒めたところにしょうがとにんにくをペーストにしたものを加えて、ターメリック、レッドチリパウダー、コリアンダーシードパウダーなどをたっぷり。そして、ひよこ豆用のスパイスミックス、チャナマサラパウダーを加えます。

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カレーをある程度仕上げてから、寝かせておいたチャパティの生地を取り出してゴルフボールくらいの大きさに丸めます。一つ一つ麺棒で丸く伸ばしてから、熱したフライパンの上で両面にこんがりと焼き色がつくまで焼いて、プク~っと膨らんだら出来上がり。ひよこ豆のカレーは辛さも控えめでとても食べやすく美味しかったですね。
インドの色々なお話を聞きながら、デニスさんたちを見習って手でカレーを食べる人も。皆さん、是非お家で作ってみて下さいね。

☆ワールドキッチンは協会の会員の皆さんを対象とした無料の講座です。会員登録は随時受け付けております。

前回のワールドキッチンの様子はコチラからご覧になれます。

2015.08.26 開催H27外国絵本の読み聞かせ会① 終了しました

外国で親しまれている絵本を原語のまま紹介する読み聞かせ会を開催しました。(日本語訳での読み聞かせも同時に行いました。)
今回は英語の絵本とブラジルの絵本を紹介しました。
○日 時: 8月26日(水)11:00~11:40
○場 所: 国際プラザ
○絵本タイトル:
 ・『きょうはみんなでクマがりだ』(英語絵本)
    H27絵本読み聞かせ1②.jpg

 ・『羊のマリア』(ブラジル絵本)
    H27絵本読み聞かせ1①.jpg 

○読み手: ライアン・レニングさん
              (市内在住・アメリカ出身)
      上野 ロジャーさん(市内在住・ブラジル出身)
      井上 和子さん(日本語読み手)

子供達にとっては、「聞きなれない外国語」というだけでなく、絵本の鮮やかな色使いやリズムの良い「繰り返し言葉」が印象に残ったようです。
また、絵本を読んだ後には、それぞれの国の簡単な手遊びやゲームも紹介していただき、小さな子供でも楽しく参加でき、とても盛り上がりました。

前回の外国絵本の読み聞かせの様子はこちらからご覧いただけます。

2015.08.22 開催長面~きえた故郷~ 上映&講演会 MOVIE SCREENING:NAGATSURA- Home without Land (with English subtitles) 終了しました

あまりにも大きな自然の力と切れない人々の絆

東日本大震災の際、津波によって大きな被害を受けた宮城県石巻市の長面地区。突然の災害に遭い、癒えない悲しみを胸に秘めながらも、温かく強い絆で結ばれた住民を長面出身でカナダのトロントに住む姉と、現在も長面に住む妹をとおして見つめる映画を上映しました。

 

♪日時:8月22日(土)13:30~15:30

♪場所:社会教育センター ホール
    (市民交流センター4階)

♪講演会講師:石原 牧子さん(映画監督)

♪参加者数:45名

 

当日は監督の石原牧子さんにお越しいただき、映画上映後の講演会で撮影時のエピソードや映画には出てこない震災関連死に関する情報などをお話いただきました。参加者の方々が興味深く聞き入っている姿が印象的でした。

また、石原監督や石巻市在住の方が撮影された画像をお借りして写真展示も行い、少しでも多く長面地区の状況を知っていただく機会を設けました。

  

◆参加者アンケート(抜粋)

(1)今回のイベントで東日本大震災に関し、初めて知ったことはありますか?

• あの震災にもめげず前向きに生きられておられること。(70代女性)

• 震災関連死が非常に多いことに驚きました。(40代男性)

• 日本だけじゃなく、当時外国でも3.11のニュースが放送されていたこと。(10代女性)

 

(2)映画の中で個人的に印象に残った場面がありましたか?震災に対するご自身のお考えも合わせてお聞かせください。

• すべての場面。ニュースと違う構成で人の心が前面にでていてよかった。有り難うございました。(60代女性)

• 水につかった家屋の跡で、お参りする人々の姿はとても印象的でした。(50代男性)

• 津波警報が鳴っていても逃げない人がいたと聞き、自分はどうするかと考えさせられました。4年半経過しているため、震災に対する関心が無くなっているため、少しでも伝えていきたいです。(30代男性)

 

◆『長面』きえた故郷公式HP: http://www.nagatsurahomewithoutland.com/

2015.08.22 開催日本語教室ボランティア入門講座(前期) 終了しました

 刈谷市国際交流協会では、地域での社会貢献に興味がある人、KIFAV日本語教室にボランティアとして参加したい人を対象に、毎年2回、夏と冬に「日本語教室ボランティア入門講座」を開催しています。講師は現在教室で活動中のボランティアが務め、外国人に日本語を教えた経験がない人でも無理なくボランティア活動に参加してもらえるような内容となっています。今年度夏期の入門講座は、8月22日(土)、29日(土)の二日間で開催されました。

○講座内容
1日目:
刈谷市国際交流協会及び親善ボランティアについての紹介
日本語教室活動紹介及び教室見学

2日目:
日本語の教え方デモ授業
日本語教室について考えるワークショップ
質疑応答 など

 参加した皆さんからは、「教室活動について丁寧に説明してもらい、よくわかった。」「地域の国際交流、在住外国人への支援の仕方を知ることができた。」などの声が聞かれました。日本語の教え方については、まだ不安に感じている人が多いので、入門講座修了後にボランティア登録者に向けて3回連続のフォローアップ講座を行いました。新しいボランティアの皆さんは10月から教室活動に参加しています。

KIFAV日本語支援ボランティアに登録するには、この講座を受けていただくことが条件となります。次回入門講座は2016年2月ごろ開催予定です。

2015.08.02 開催マジでガチなボランティア 上映&講演会 終了しました

世界は変えられなくても 世界を変えるきっかけにはなれる

大学生がひょんなキッカケからチャリティーサークル(GRAPHIS)設立。
カンボジアに小学校を建てるため、ボランティア活動に熱中し始めた大学生の3年間の姿を追ったドキュメンタリー映画の上映と、映画の登場サークル、学生医療支援NGO-GRAPHIS-の現代表 山崎友輝くんを招いて講演会を行ないました。

♪日時:8月2日(日)13:30~15:45
♪場所:社会教育センター ホール(市民交流センター4階)
♪講演会講師:山崎 友輝さん(学生医療支援 NGO GRAPHIS 代表)

当日の司会進行は、刈谷北高校ユネスコクラブの生徒が行ない、講演会では、GRAPHIS-の代表 山崎くんとともに、東海地区でラオス支援を行なっている、学生国際協力団体 SIVIOの大島千佳さんにも参加していただき、大学生のボランティアに対する想い、それぞれの団体の活動の様子、今後の展望などについて語っていただきました。

♪参加者の感想♪
今まで知らなかった「ボランティア活動」について知ることが出来て良かったと思います。
・「やりたいことをしていただけ」と言っていたので、ボランティアのイメージが変わりました。また、一つの団体を一人で支えているということは、とても大変なことなので、私も級長をしていますが、とても共感できました。私もみんなに愛されるリーダーになりたいです。
・ボランティアの想いはそれぞれが違っている。改めて考えさせられました。わたしたちの活動も、やりたい事、やれる活動にしていきたいと思いました。 

実行委員(ユネスコクラブ生徒)の感想
 ・様々なボランティアがあるが、出来ることを見極めていくことが大切なのだと思った。
 ・ボランティアを続けることは難しいと感じた。
 ・山崎さんも大島さんも自分たちがやっている活動に誇りをもっていて、堂々としているところがかっこいいと思った。 映画だけでなく、直接貴重な話を聞けたこととても嬉しく思いました。学ぶことも多くてこれからの生活に行かせていけたらいいなと思いました。

♪マジでガチなボランティアの公式HPにも講演会の様子がUPされているので、ぜひご覧下さいね!http://www.majigachi.jp/archives/event/2592/

■マジでガチなボランティア:http://www.majigachi.jp/
学生医療支援 NGO~GRAPHIS~ : http://graphis-ngo.jp/

 

2015.07.25 開催世界をのぞこう!!~ケニア編~ 終了しました

近隣地域の国際協力NPOやNGOで活動している方が、テーマ国の文化や生活習慣、活動内容などについて紹介する講座「世界をのぞこう!!」ケニア編を開催しました。

○日時:7月25日(土)
            10:30~12:00

○場所:国際プラザ

○講師:特定非営利活動法人ジャパンアフリカトラスト
            ダニエル・メンゲさん



ケニアは東アフリカに位置し、エチオピア、南スーダン、ウガンダ、タンザニア、ソマリアなどと国境を接し、インド洋にも面しています。

ケニアにはナイロビやモンバサなどの大都市のほか標高5144mのケニア山やビクトリア湖、砂漠、サバンナ、ジャングルまで、多くの自然に囲まれており、その文化も実に様々なものがあります。多様な民族はそれぞれ独自の衣服を身にまとい、食べ物やお祭、宗教も様々なものがあります。ケニアでは、主に紅茶や花、サイザル麻やトウモロコシなどの農業が盛んで、ケニアの紅茶は特に質が高く、他の産地の茶葉と混ぜて売られることも多いそうです。当日は、ダニエルさんお手製のマンダジというケニア風ドーナッツを紅茶でいただきながらお話を聞きました。

都市部では世界各国からの支援などもあり著しく発展が進んでいますが、その反面様々な社会問題も懸念されています。

農地開拓のために伐採され続ける森林、仕事を求めてビクトリア湖周辺に移住してくる住民による湖の汚染、世界最大規模のスラムであるキベラ、アフリカ最大規模のゴミの集積所であるにも関わらずゴミ処理設備のないダンドラ、ソマリアなどの隣国からのテロの脅威など、華やかに見える大都市の裏では早急に解決策を講じねばならない問題が山積みのようです。

ダニエルさんは、現在名古屋大学の農学部で陸稲について研究をされています。食料不足を輸入に頼っているケニアで陸稲の研究を活かし、食料の自給率を高めることができれば、輸入にかけている予算を少しでも社会問題の解決に当てることができれば、とダニエルさんは語ります。いずれはケニアや日本というひとつの国だけではなく、グローバル化のさらに先である、地球をひとつの村として考えていかなければならない未来を見据えて、自分にできることを精一杯取り組み母国、そして地球の環境に貢献しようというダニエルさんの熱い思いが伝わってきました。

世界をのぞこうでは、毎回様々な国をテーマに取り上げ、その国の文化や日本や世界との関わりなど、普段は聞けない興味深いお話をたくさん聞くことができます。次回も是非、ご参加ください!

前回の「世界をのぞこう!」の様子はコチラからご覧になれます。

2015.07.05 開催ワールドキッチン・アメリカ編 英語でクッキング♪ ガンボ 終了しました

市内や近隣地域に在住される外国籍住民の方を講師に招き、母国の郷土料理を紹介していただく「ワールドキッチン・英語でクッキング♪」。今回の料理はアメリカのルイジアナ料理「ガンボ」でした。

~~~~~~~~「ガンボ」とは?~~~~~~~
 たっぷりの野菜とえび、チキン、ソーセージを煮込んでピリ辛に仕上げたスープで、ルイジアナ料理の代表的なスープです。フランスの魚介スープ、ブイヤーベースが元になっているそうです。
とろみをつける際にオクラがよく使われるそうですが、今回はトレビさんが『こちらの方がもっと美味しい!』と一押しのフィレ・パウダーを使用しました。
ルイジアナ料理はその昔スペインやフランスの入植者たちが広めていった料理ですが、今回使用するフィレ・パウダーはルイジアナ州の先住民が使用していたサッサフラスという植物から採取されるパウダーで、日本ではなかなか手に入りにくい特別な食材です。
今回はトレビさんがご実家のお母様から送ってもらった貴重なフィレ・パウダーを使わせていただきました。

ガンボを料理する上で一番の肝は、「ダーク・ルー」。
小麦粉をサラダオイルで濃い茶色になるまでじっくりと炒めます。
焦げ付かないように、けれど色づくように。
大切なポイントなので参加者の皆さんも交代で炒めます。
色と香り、炒めるときの感触などをじっくりしっかりと体感してもらいました。

1時間近く炒め続け、ダーク・ルーが完成!
参加者の皆さんの素晴らしいチーム・ワークですね♪
トレビさんも、今までで一番完璧なダーク・ルーだ、と絶賛です。
ダーク・ルーの中にクレオール料理のHoly Trinity(三位一体)である、【たまねぎ・ピーマン・セロリ】のみじん切りを加え、しんなりするまで丁寧に炒めだすとますます美味しそうな匂いが立ち上ります。
「子どものころ、家に帰るといつもこの香りがしていたんだよ」とトレビさん。

エビの殻から作ったストックを入れ、ことこと煮込んでいる間に鶏の胸肉を開いて焼いて、しばらく寝かせておきます。
寝かせる、熟成させる、ということを英語でメロウというそうです。
メロウをした後の鶏肉は裂いてスープに入れますが、こうするとよく味がなじむそうです。

クレオール・シーズニングで下味をつけたエビとこんがり炒めたソーセージも入ったガンボ。
とっても美味しかったですね。
大きなお鍋にたっぷりと作ったガンボも綺麗になくなってしまいました。

☆ワールドキッチンは協会の会員の皆さんを対象とした無料の講座です。会員登録は随時受け付けております。

前回のワールドキッチンの様子はコチラからご覧いただけます。

2015.07.04 開催ミササガ派遣市民団が帰国 終了しました

今年も10人の派遣市民団が、姉妹都市ミササガ市(カナダ)を訪問しました。

今回の市民団は平成26年12月に新しく就任されたボニー・クロンビー市長に、刈谷市民として初めてお会いすることができました。
滞在中はホームステイを通して、受入家族との絆を紡ぐと共にカナダデーイベントに刈谷市民代表としてステージに上がったり、老人ホームの訪問、子どもたちへの日本文化交流イベントを行うなど有意義な交流を体験できました。

H27ミササガ①.JPG

   市民派遣27年度.jpg

≪H27年度ミササガ派遣市民団≫

○団長: 浅利典子(原崎町・刈谷市国際交流協会理事)
○団員: 鈴木豊美(住吉町)、高田百子(築地町)
     塚本康貴(半城土中町)、佐藤真由美(半城土西町)
     谷澤優美(稲葉町)、山田康輔(高須町)
     池田里美(山池町)、平野里香(小垣江町)
○随行: 加藤圭祐(半城土中町・刈谷市市民協働課)

≪ミササガ市での主な日程≫
月日内容
6月27日(土)   ・刈谷出発(出発式)
 ・ミササガ市到着(ホスト対面式)
6月28日(日)

 ・フリーデー
 ・歓迎ディナー

6月 29日(月) 

 ・ナイアガラの滝見学
 ・フォートジョージ見学

6月 30日(火)

 ・ジャック・ダーリング記念公園内散策
 ・老人ホーム訪問
 ・日本文化交流イベント
 ・さよならBBQパーティー

7月 1日(水)

 ・フリーデー
 ・カリヤ・パーク見学
 ・カナダ・デー イベント見学

7月 2日(木)  ・ミササガ市出発
 ・トロント市内見学
7月 3日(金)  ・カナダ出発
7月 4日(土)  ・刈谷到着

前年度の市民派遣のレポートはコチラです。

2015.05.15 開催ミササガ市民団が刈谷を訪問 終了しました

5月15日~22日の10日間、姉妹都市ミササガ市(カナダ)から10人の市民団が刈谷を訪問しました。
滞在中は、ホームステイでの生活体験や公式行事等を通して、刈谷市民との親善交流を深めました。

≪ミササガ市民団の主な日程≫
月日内容
5月15日
(金)
対面式
5月16日
(土)
フリーデー
5月17日
(日) 
ミササガ市民との交流会
歓迎レセプション
5月18日
(月)
表敬訪問
かきつばた見学
夢と学びの科学体験館見学
5月19日
(火)
京都見学
5月20日
(水)
市内見学
(楞厳寺、ミササガパーク、日本文化体験(KIFAV文化交流G)、相撲見学)
5月21日
(木)
刈谷市制施行65周年記念式典
小学校見学
さよならパーティー
5月22日
(金)
刈谷出発

ミササガ市民との交流会では150人以上の参加者が訪れ、カナダの文化紹介やクラフト作り、市民団による歌や踊りなど、様々な活動で交流を図りました。

キッチンでは、市民団がカナダから持参したミックスとメープルシロップを使用したカナディアンパンケーキの試食を行い、焼きあがるのを待つ人々が長い行列を作っていました。

クラフトコーナーでは、カナダのマスコットでもあるビーバーのお面作り、ネイティブアメリカンの間で伝わるお守りであるドリームキャッチャー作り、カナダ国旗のキーホルダー作りなどを行い、たくさんの市民や子供たちで賑わいました。

パフォーマンスタイムでは市民団の一人がフルートでモーツァルトを演奏し、市民団全員でカナダ国歌、そしてLand of silver birchという歌を披露しました。またスクエアダンスというフォークダンスの一種も披露し、最後には参加者と一緒に楽しく踊りました。

あっという間の交流会でしたが、ミササガの文化を見て、食べて、体験して、市民団ともお話できたとても楽しい時間になりました。

また次回、ミササガ市から市民団が刈谷市を訪問した際も是非交流会にご参加ください。

2015.03.01 開催日本語ボランティア研修会 終了しました

2月14,21日に開催されたKIFAV日本語ボランティア入門講の修了後、フォローアップの一環として、外部講師による日本語ボランティア研修会「日本語の教え方基礎講座」を開催しました。

○日 時:3月1日(日)13:00~15:00

○場 所:国際プラザ 201会議室

○講 師:名古屋YWCA講師 海老原ちぐさ氏

 当日の参加者は29人、入門講座修了者と既に活動中のボランティアがおよそ半分ずつというメンバーで行われました。KIFAV日本語教室で使用している教科書「みんなの日本語」の基礎的な教え方から実演練習まで盛りだくさんの内容でした。新人ボランティアにとっては実際に教える前の不安が多い中、プロの講師による教授法を学ぶ機会に、既に活動中のボランティアにとっては自分の教え方を振り返る良い機会になりました。
 参加したボランティアからは「実践的でわかりやすく、質問にも丁寧に答えていただき、とても有意義だった。」という声が聞かれました。

※この研修会は、NPO法人多文化共生リソースセンター東海が取り組む「地域日本語学習支援基盤強化事業」により実施されました。

2015.02.14 開催KIFAV日本語ボランティア入門講座(後期) 終了しました

刈谷市国際交流協会では、地域の社会貢献に興味がある人、KIFAV日本語教室にボランティアとして参加したい人を対象に、毎年夏と冬に「日本語ボランティア入門講座」を開催しています。講師は現在教室で活動中のボランティアが務め、日本語を教えた経験がない人でも、無理なく活動に参加してもらえるような内容となっています。

26年度冬期の入門講座は2月14日(土)、21日(土)の二日間で開催され、29人が参加しました。

○場 所:国際プラザ、社会教育センター

○内 容:
1日目:刈谷市国際交流協会親善ボランティアについて
    日本語教室活動紹介
    日本語教室を考えるワークショップ
    日本語の教え方(学習者に教えたい文法)

2日目:入門クラス授業デモンストレーション
    テキストの使い方
    教室見学
    質疑応答

入門講座終了後、ボランティア登録していただいた方には引き続きフォローアップ講座(3回)をおこなっていきます。

日本語を教えるボランティアをしてみたい、という方はまずは入門講座にご参加ください。次回の入門講座は7月下旬頃を予定しています。

2015.02.14 開催KIFAVボランティア研修会 終了しました

「伸ばそう 高めよう 企画のチカラ」と題して、アイディア創出セミナーを開催しました。

日 時:2月14日(土)14:00~16:00

場 所:刈谷市国際プラザ 

講 師:NPO法人Mブリッジ理事長 米山哲司(さとし)さん
講師プロフィール  http://m-bridge.jp/yoneyama_profile.html

イベントは「ゴール地点」であると同時に「スタート地点」でもあります。何のスタートとして取り組むかで、企画の組み立て方が変わってきます。新しい仲間を増やそうと考えるなら、新しい企画も時には必要かもしれません。変わらない良さも大切にしつつ、時流に合わせた魅力ある企画とは、どういう考え方から生まれるのでしょう?アイディア創出のワークショップを通じて、ご自身の魅力や特徴を活かしたプランを組み立てるトレーニングとして、様々なアクティビティを行ないました。

良い企画を立てるためには、本質をしっかりと捉えること、それには物事を色々な角度から見つめる必要があります。ワークショップ内では、自分自身や、所属する団体の再認識、企画の目的と参加者のニーズなどをしっかりと考える時間や、良いアイディアはどこで生まれるのか、どうやって生み出せばよいのか、そのアイディアをどう長所や世の中の時流、ニーズなどに絡めて行けばよいのかなどを考え、個性溢れるアイディアや企画を生み出していました。

参加者からは「アイディアは、他にはない独自の魅力を理解しつつ、時流や需要に合う何かを組み合わせていく中で見つかるのだとわかった」「良いアイディアほど、たくさんの意見が飛び交う場所や何か別のことをしているときにひらめくもの」という声がありました。

改めて気付いた自分たちの魅力やアイディアを生み出すきっかけなど、今回の研修会で学んだことを今後の活動に活かしていきたいと思います。

前回のボランティア研修会の様子はコチラでご覧になれます。

2015.02.07 開催野田地区 外国人向け防災講座を開催しました。 終了しました

野田地区に住む外国人を対象とした防災講座を開催し、定住外国人の防災意識を啓発し、災害に対する知識や備えの必要性を認識してもらいました。 参加者は43名で、英語、フィリピン語、ポルトガル語、中国語の通訳を介して行いました。

○日時 平成27年2月7日(土)10:30~13:30
○場所 南部生涯学習センターたんぽぽ多目的ホール
○対象 野田地区に住む外国にルーツを持つ人
○内容*************************

■映像で知る災害の現実  なぜ地震が起こるの?起きた後はどうすればいいの?実際に地震が起こった時の被災映像を見みながらみんなで考えてみました。
最寄りの避難所を知ろう[避難所マップづくり]  地図で自宅の場所を探し、自宅から一番近い避難所までの行き方や災害時に危険場所を避けて行く避難経路を確認しました。住んでいる地域の危険を知りました。
防災に関係する展示物を見てみよう   実際の災害時に使用する段ボールの避難所、簡易トイレ、被災パネル、非常食などの展示ブースを見てまわりました。 
■防災備蓄食品の試食  アルファ米、カレー、缶パン、ポテトサラダなどを試食。
■振り返り  テレビなどで、地震のことについて何となく知っていましたが、特に何も準備はしていませんでした。今日の講座を受けて、災害が起きる前に準備しておくことが大切だということが良く分かりました。実際に避難所で生活するときは皆で助け合いたいと思います。

****************************
今回の講座は昨年に引き続き実際の災害時を想定して、刈谷防災ボランティア・野田自主防災会・刈谷市赤十字奉仕団・刈谷市危機管理課・市民協働課の協力のもとして行いました。
参加者の外国人はいつ起こるかわからない災害について、起こった時どうすればいいのか、そして今できることは何かを真剣に考えていました。協力をいただいた方たちも外国人とともに災害を乗り超えることについて考えを深めました。近い将来災害が起こったとしても、国籍に関係なく誰もが助け合える地域づくりに今後も貢献していきたいと思います。

2015.02.07 開催ワールドキッチン ~インド編~ 終了しました

 市内や近隣に在住される外国籍住民の方を講師に招き、母国の郷土料理を紹介して頂く今年度3回目の「ワールドキッチン」を開催しました。
 今回の料理は南インドのタミル・ナードゥ州のチキンカレーでした。

○ 日時:2月7日(土)
○ 場所:国際プラザ(刈谷市市民交流センター2F)
○ 講師:シルダルバブさん

~~~~~「南インドカレー」とは??~~~~~
 水が豊かな南インドではお米が主食。そのために南インドのカレーはお米に合うようにさらりとしていることが特徴です。様々なスパイスを使うことで健康への有用性も期待できる、いわば「薬膳カレー」。ちなみにナンをつけて食べるタイプのカレーの多くは北インドのカレーで、今回の講師の南インドのタミル・ナードゥ州ご出身のバブさんは日本に来るまでナンを見たことが無かったのだそうです。

 さて、様々なスパイスを使うとのことですが、どんなスパイスなのでしょう?

スパイス1.jpg

 左上から時計回りで、ガラムマサラ、クミンシード、クローヴ、マスタードシード、チリパウダー、ターメリック、フェンネルシード。ガラムマサラやチリパウダーは市場で買ってきた丸ごとのスパイスをそれぞれの家庭のオリジナルのブレンドでパウダーにしたもので、今回はバブさんのお母様の特別なレシピを再現していただきました。
 ガラムマサラ(クローヴ、ベイリーフ、カルダモン、シナモン)
 チリパウダー(ターメリック、ドライレッドチリ、コリアンダーシード、アサフェティダ、ペッパー)

 フライパンに油を熱して、マスタードシードを加えて油の温度を確かめます。パチパチという音がするようになったら順番にスパイスを加えてゆくのですが、スパイスが加わるごとにそれはそれは良い香が立ち込めてきて、ここは南インドの町角ですか?という雰囲気に♪

 玉ねぎを加えて飴いろになるまでじっくりと炒めている間に、バブさんにインドの気候や食文化など色々なお話を伺います。インド人は毎日カレーを食べますが、スパイスや食材が変わるため「それぞれ全然違う料理」だそうです。ちなみにバブさんのお子さんは生後7カ月から離乳食でカレーを食べているそうです。インドでは最高気温が50度まで上がるのですが、辛いカレーを食べて汗を出すことで身体を冷やす効果もあるようです。

 今回は辛いカレーとマイルドなカレーを作りましたが、辛いカレーにスパイスを加えていたバブさん、えいっとばかりにタッパーの中のチリパウダーを全 て投入!思わず歓声とも悲鳴とも声がもれる参加者の皆さんたち。一体どんな辛さが待っているのでしょう?マイルドカレーの方はチリパウダー控えめで、ココ ナッツミルクも加えてまろやかな味に調えて頂きました。どちらもとても美味しそうですよね。
 辛いのが苦手という人も、少し試食してみてから自分好みの分量をご飯にかけて召し上がっていました。辛い方のカレーも辛いというよりもスパイシーさが際立つ味わいで、もう少し辛くても平気、という方もちらほら。
 バブさんに手を使ったカレーの食べ方も教えてもらって、皆さんすっかり南インドカレーにはまったようですね♪

 ☆ワールドキッチンは協会の会員の皆さまを対象とした無料の講座です。会員登録は随時受け付けております。

前回のワールドキッチンの様子はコチラからご覧いただけます。

2015.01.25 開催外国籍住民のための無料健康相談会 終了しました

市内や近隣地域に在住する外国籍住民の方を対象に無料健康相談会を開催しました。

○日時 2015年1月25日 14:00~16:30
○場所 国際プラザ
○共催 外国人医療センター(MICA)
○協力 刈谷医師会、刈谷市歯科医師会

無料健康相談開催前に、日本語教室の学習者さんたちを対象に、おにぎり作りと健康体操を行いました。
健康体操は、ヨガインストラクターの方を招いて、「体ポカポカ、勉強ラクラク、気分スッキリ、ストレスさよなら~♪」体操をゆったり教えていただきました。ゲームをしながらストレッチをしたり、ペアになって体を伸ばしあったりと、楽しく行うことができました♪

体がほぐれ、血行が良くなったところで、みんなで健康相談会に参加です!

健康相談会は41名の参加となりました。
(フィリピン11名、インドネシア9名、中国7名、ベトナム5名、ブラジル4名、ペルー4名、フランス1名)

看護師による問診、身体測定、歯科検診、内科検診、レントゲン、検尿などの検査が行われました。自身の症状を日本語では伝えられない相談者のために、通訳ボランティアの方々にも協力いただき、英語、ベトナム語、中国語、タガログ語、スペイン語、ポルトガル語に対応しました。相談者は自分の健康状態を知ることができ、抱えている健康上の悩みなど熱心に相談していました。

また今回は、無料法律相談も同時に行い、3人の外国人の方が熱心に弁護士の先生に相談していました。

■当日の様子は、外国人医療センター(MICA)の活動ブログにも掲載しています。
 当日お手伝いしてくれたボランティアさんのコメントも載っているので、是非ご覧くださいね。

前回の無料健康相談会の様子はコチラからご覧になれます。

2015.01.24 開催外国絵本の読み聞かせ 終了しました

外国で親しまれている絵本を、原語と日本語で紹介する読み聞かせを開催しました。

○日時 2015年1月24日 11:00~11:40
○場所 国際プラザ
○対象 幼稚園保育園児とその保護者20

今回は韓国とイギリスの絵本を取り上げました。

韓国の絵本は、今韓国で大人気の「長寿湯の天女様」。

長寿湯の天女さま.JPG読み手:ミンジュさん(韓国語)、岡嶋さん(日本語)
天女様が美味しそうに飲んでいるのは何かな?
読み手のミンジュさんの読む様々な擬音を参加した子どもたちが繰り返すことで、どんどん話に引き込まれてゆきました。
銭湯に水風呂があることや、お母さんが子どものアカスリをすることなど、韓国のお風呂文化も伺えます。

イギリスの絵本は、日本でもお馴染の「かいじゅうたちのいるところ」

かいじゅうたちのいるところ.JPG読み手:リーさん(英語)、岡嶋さん(日本語)
Where the wild things are !!
迫力のある絵をさらに盛り上げるリーさんの読みっぷりに子どもたちも引き込まれ、お母さんにしがみついて夢中になって聞いていました。

韓国語の手遊びをしてくれたのはガンヒさんとヨフンくん。
韓国語だけではなく、即興で日本語でも披露してくれました。
最後にリーさんが英語で説明しながらの Hockey Pokey。
言葉は解らなくても、身振り手振りでちゃんと伝わっていますね♪
どちらの本も国際プラザで手にとって閲覧いただけます。

前回の読み聞かせの様子はこちらからご覧になれます。

 

2015.01.18 開催世界をのぞこう!!~コロンビア編~ 終了しました

JICA青年海外協力隊OBが、滞在国の文化や生活習慣、協力隊の活動内容について紹介する講座、「世界をのぞこう!」コロンビア編を開催しました。

640px-Coat_of_arms_of_Colombia_svg.png○日時:1月18日(日)
            10:30~12:00

○場所:国際プラザ

○講師:JICA青年海外協力隊OB
            村瀬 順二さん

コロンビア共和国は南米西部に位置し、近隣にはベネズエラ、ブラジル、ペルー、エクアドル、パナマなどの国々があります。そして、西には太平洋、北にはカリブ海、他にもアンデス山脈や要塞都市カルタヘナなど、様々な特徴を持ち合わせています。

コロンビアといえば、まず浮かぶのがコーヒーではないでしょうか。日本ではブラックで飲むことの多いコーヒーですが、コロンビアでは砂糖などを入れて甘くして飲むのが一般的だそうです。参加者は、コロンビアのコーヒーやお菓子を試食しながら、講師のお話を聞きました。

コロンビアの文化紹介は興味深いものが多く、衣食住や、家族をとても大切にする習慣、エストラートと呼ばれる社会経済階級制度など、様々なことを紹介していただきました。

コロンビアでは、これがなくては生きていけない、といわれるほど重要なものが音楽や踊りの文化です。サルサやメレンゲ、バジェナートやクンビアといった陽気な音楽がホームパーティなどではもちろん、リハビリ中や職場の勤務中でも流れているそうです。人々の暮らしは、地域格差によって大きくことなりますが、特別立派ではない家々でもスピーカーだけは立派というほどに、彼らにとって音楽は人生の一部となっているそうです。

村瀬さんは、理学療法士として、障がい者の支援やリハビリテーションを行なうセラピストとして活動されました。患者のリハビリや、現地の同僚への技術指導、医療現場での衛生観念の共有、ラジオ体操をスペイン語にして紹介するなど、様々な活動をしたそうです。ラジオ体操といえば、日本では誰もが知っていて、音楽を聞けば自然と身体が動くという優れものですが、このように国民の多くが知っている体操があるというのはすごいことなんだと気付かされました。

村瀬さんは2年間の滞在で、初めは文化の違いに驚きながらも、自分の常識は世界の常識とは限らない、どんな文化にも優劣はなく、その文化背景を知ろうとする姿勢が大事という心構えを持って、ただ知るだけでは面白くないと、サルサのレッスンを受けるなど、色々なことに挑戦し、積極的に活動をされていました。

世界をのぞこうは、毎回様々な国をテーマに取り上げ、海外で活動をしていた方の経験談や異文化の紹介など、普段は聞けない面白いお話が聞けるチャンスです。次回も是非、ご参加ください!

前回の「世界をのぞこう!」はコチラでご覧いただけます。