【2025.06.01】刈谷初期日本語教室「はなそう にほんご」 日本語パートナー説明会
刈谷市国際交流協会では、刈谷市内に住む日本語がほとんどわからない外国人住民を対象にした対話型の日本語教室「はなそう にほんご」を開催しています。2025年度は第1期は6月22日(日)から8月31日(日)まで教室を実施します。
この教室では、地域に住む日本語がほとんど話せない外国人住民が、身近な話題について日本語で話せるようになることを目指しています。教室の開始に先立ち、学習者と対話しながら日本語学習の支援を行う「日本語パートナー」についての説明会を開催しました。
日本語パートナー説明会
日 時:6月1日(日)13:30~16:30
場 所:刈谷市国際プラザ 201会議室
(刈谷市民交流センター2階)
参加者:11名
パートナー登録者:10名
内容
説明会では、以下のような多角的な視点から「はなそう にほんご」教室の意義と役割について紹介しました。
[刈谷市 市民協働課より]
●刈谷市の外国人住民の状況
●多文化共生に関する施策
●外国人コミュニティ
[刈谷市国際交流協会より]
●教室実施状況・背景
●教室の目的と概要
●刈谷市国際交流協会における
日本語学習支援体制
[刈谷市地域日本語教育コーディネーターより]
●対話型とは?/なぜ対話型?
●コミュニケーションの方法
●ワーク1:「異言語体験」
●教材の使い方
●クラス活動/コースの流れ
[教室コーディネーターより]
●模擬体験
この教室は、2019年度に刈谷市で実施された愛知県モデル事業をきっかけに、2020年度より刈谷市国際交流協会の多文化共生事業の一環としてスタートしました。
刈谷市が掲げる「多文化共生」とは、「国籍や民族などの異なる人々と日本人が、互いの文化的違いを認め合い、対等な関係を築きながら、地域社会の構成員として共に生きていくこと」であり、2024年には「第2次刈谷市多文化共生推進計画」も策定されています。
学習者とペアになって対話を行う「日本語パートナー」は、相手の言いたいことを尊重しながら、互いの理解を深める役割を担います。
教室ではさまざまなトピックを通じて、参加者同士が自分のことを語り合い、相手の文化や背景に関心を持つきっかけにもなっています。
協会では、教室コーディネーターや地域の協力者と連携しながら、外国人住民の日本語学習と地域とのつながりを支援し、刈谷市における多文化共生の推進に取り組んでいます。
なお、2025年度第2期の「日本語パートナー説明会」は、11月2日(日)に開催を予定しています。ご興味のある方は、ぜひご参加ください。
刈谷初期日本語教室「はなそうにほんご」
2025年度第1期
日時:2025年6月22日~8月31日の毎週日曜日
(全10回)13:30~15:00
※8月10日は休み
場所:刈谷市国際プラザ ラウンジ



