2016.02.13世界をのぞこう!~ロシア・タタール編~

世界各国の「文化」や「今」を紹介する講座「世界をのぞこう!」を開催しました。今回は、「ロシア・タタール編」ということで、刈谷市内在住のタタール人の方から、その生活習慣、文化、歴史、料理など様々な面から「タタール」の紹介をしていただきました。

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○日 時: 2月13日(土) 10:30~12:00                                                                                                                               ○場 所: 国際プラザ
○講 師: マリコワ・ハッワさん(市内在住)
○参加者: 27人
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ロシア大陸の西側に位置する比較的小さな州で、「ペンザ州」というところが講師ハッワさんの故郷です。ご存知の通り、ロシアは広大な国で歴史も長く、ヨーロッパからの陸続きということもあって、多くの民族が入り混じっている多民族の国ともいえます。その数は100以上にもなるとのこと。昔から単一民族だった日本人の私たちにとっては、ちょっと想像のつかない驚きの数字です。今回の講師の民族「タタール民」もそのうちの1つということですが、講座の最初に「私はロシア人ではありません。タタール人です。」と迷わず言われたのが、とても印象的でした。

さて、タタール人はモンゴル系の部族であり、アジアの遊牧民族を指すそうです。そのためロシアに住んでいたとしても歴史も文化も宗教もまるで違います。タタール民族の方々はイスラム教スンニ派を信仰しており、仏教徒が多い日本人にはとても興味深い儀礼を紹介して頂きました。

例えば「断食」、日没から日の出までの間で1日分の食事を採らなければなりません。日中に水を採ることも食事をすることもできない日々を送ることはとても辛く大変だと思っていましたが、、、「生活が昼型から夜型に変わるだけよ。昼間に食べられない分、夜に近所の人や友達と集まってパーティーをするのよ。」と講師のハッワさん。自ら苦痛を体験し修行するが目的ではなく、あくまで宗教的な慣習なのだということが分かりました。

食文化についてもお話しがありました。タタール料理の写真や、講師ご自身の実家の食卓風景も写真で紹介していただきました。どれも手の込んだ美味しそうな料理がずらーっとテーブルに並んでいる食卓。。。。普段の食事ではなく、大切なゲストをお迎えする時の料理だったり、誕生日のように特別なお祝いの料理だといういうことです。そして、今回の講座では、講師が作ったタタールの代表的な家庭料理「サルマスープ」を参加者の皆さんにふるまっていただきました!

<上から4番目の写真を参照>
★サルマスープ: ハラールの鶏肉と野菜のだしがよくきいた、とっても食べやすいスープでした。簡単に言うと、韓国のサムゲタンによく似た味で、体がよくあたたまるスープだと思いました。
★ロシアのパン: 全粒粉のみで作った少しかためのパン。でも噛めば噛むほど甘味を感じる美味しいパンでした。
★クワス: ロシアではお馴染みの飲み物で、麦芽と砂糖をまぜて発酵させた健康飲料です。とにかく香ばしい味わい!(ちなみに、アルコールは含まれていませんよ。)

講座後半は、もっぱら参加者の皆さんからの質問に答えていただく時間になりました。なかなかタタール出身の人のお話しを聞く機会がないせいか、次から次へと手があがり、たくさんの質問がありましたが、講師はそれらひとつひとつ丁寧に答えてくださいました。そして、たくさんお話しいただいた講師の言葉の節々には、いつも「日本は素晴らしい、日本のことが大好きです」という日本に対する愛情が常に垣間見られ、話を聞かせていただいた私たち自身が元気づけられた場面もあるほどでした。
H27タタール編⑥.JPG

今回は、「タタール」という新しい文化を知り、タタールに関する様々な情報を得ることができた講座になったと思います。まさに「タタールの世界をのぞく」ことができたのではないでしょうか。講師のハワさん、参加者の皆さん、ありがとうございました!

次回の「世界をのぞこう!」をお楽しみに♪

前回の「世界をのぞこう!」の様子はコチラからご覧になれます。

2016.02.07ワールドキッチン・インドネシア編 ソトアヤムとプルクデル

 市内や近隣地域に在住される外国籍住民の方を講師に招き、母国の郷土料理を紹介していただく「ワールドキッチン」、今回はインドネシアのソトアヤムとプルクデル、そしてレモングラスのハーブティーでした。

★ソトアヤムとは?★
 ソトとはスープ、アヤムは鶏、ソトアヤムはインドネシア全土で親しまれている少しスパイシーなチキンスープのことです。

★プルクデルとは?★
 茹でてすりつぶしたジャガイモにスパイスを混ぜて揚げたもので、日本のコロッケに少し似ています。

 ソトアヤムとプルクデル、どちらを作るのにも使われるインドネシアの道具があります。それはインドネシア語でウラカンと呼ばれている石臼です。
 この石臼でナッツや固くゆでたジャガイモをつぶすのですが、今回は講師の一人、イナさんがインドネシアから持ってきて自宅で使っている大切なウラカンを貸して頂きました。

ウラカン.jpg

 ウラカンですりつぶすことで、素材の味と香りを引き出されるという、とても大切な過程ですので皆さん順番にすりつぶしてもらいました。

マッシュ.jpg

 レモングラスやこぶみかんの葉といった柑橘系のハーブをたくさん使うのでキッチンはさわやかな香りでいっぱいに。
 ソトアヤムに添えるウンピンというスナック菓子の油で揚げて作ります。
 インドネシア料理すべて辛いわけではなく、講師のリースさんは辛い物は苦手なのだそうです。今回のソトアヤムも辛さはほとんどなく、小さなお子さんでも食べることができました。サンバルというインドネシアの辛味調味料で食べる前に好みの辛さに調節するのですが、そのサンバルも色々な種類があり、いくつか持ってきていただきました。

ワヤンクリテーブルクロス.jpg
 残った食材を確認すると、ささっとナシゴレンも作ってくれたイナさんとリースさん。お家から持参してくれたバリの影絵芝居ワヤンクリッの図柄のバティックのテーブルクロスの上には沢山の美味しそうな料理が並びました。デザートにと手作りのパイナップルのお菓子【クエ・ナスタール】も用意してきて下さり、インドネシアの話やインドネシア語を教わりながら、美味しい料理に舌鼓...とても楽しかったですね。

☆ワールドキッチンは協会の会員の皆さんを対象とした無料の講座です。会員登録は随時受け付けております。

前回のワールドキッチンの様子はコチラからご覧いただけます。

2016.01.30H27外国絵本の読み聞かせ会②

外国で親しまれている絵本を原語のまま紹介する読み聞かせ会を開催しました。(日本語訳での読み聞かせも同時に行いました。)
今回はインドの絵本とカナダの絵本を紹介しました。
○日 時: 平成28年1月30日(土)11:00~11:40
○場 所: 国際プラザ
○絵本タイトル:
 ・『トラさん トラさん 木の上に』(インド絵本)

 ・『ムースを探しに』(カナダ絵本)
     

○読み手: タンガラジャ・アムタ さん
              (名古屋市在住・インド出身)
      ジェニー・チャン さん
                 (名古屋市在住・カナダ出身)
      井上 和子さん(日本語読み手)

子供達にとっては、「聞きなれない外国語」というだけでなく、鮮やかな色使いや、異国情緒あふれるイラスト、外国語ならではの言葉のリズムが印象に残ったように思います。

また、絵本を読んだ後には、それぞれの国の簡単な手遊びやゲームも紹介していただきました。
♪インドの言葉「タミル語」で鳥の鳴きまねてみよう♪ カラスは「カァ、カァ、カーァ」、オウムは「キィー、キィー、キィー」、ハトは「クック、クック、クックー」など、かわいい鳥の動画を見ながらタミル語の歌にのせて歌いました。


♪英語でBINGOを歌ってみよう♪
カナダ人のジェニーさんが手遊びをまじえて、英語の歌を紹介してくれました。何回か繰り返すうちに「B・I・N・G・O!!」と歌声も大きくなってきて、テンポの良いリズムに身をゆらしながら歌いました。

「外国語」と聞くと、なんだか難しくて子どもは楽しめないのかな...と思いがちですが、子ども達は一番前の列に来て、絵本を見入っていました。頭の中でお話しのイメージを膨らませながら、純粋に絵本を楽しんでいる姿がほほえましかったです。

前回の外国絵本の読み聞かせの様子はこちらからご覧いただけます。

2015.12.20外国籍住民のための無料健康相談会

市内や近隣地域に在住する外国籍住民の方を対象に無料健康相談会を開催しました。

♪ 日時 2015年12月20日(日)14:00~16:30
♪ 場所 国際プラザ
♪ 共催 外国人医療センター(MICA)
♪ 協力 刈谷医師会、刈谷市歯科医師会

無料健康相談開催前には日本語教室の学習者を対象に、おにぎり作りと健康体操を行いました。
健康体操はヨガインストラクターの方を招き、新聞紙を丸めて棒を作り、肩や腰などのストレッチを行ないました。寝転んだり、ペアになり体を伸ばしあったりと、楽しく行うことができました♪

体がほぐれ、血行が良くなったところで、みんなで健康相談会に参加です!

相談者は46名となりました。
【フィリピン8名、ベトナム8名、中国7名、ペルー6名
ネパール5名、インド4名、ブラジル2名、インドネシア2名
タイ・ロシア・スリランカ・アルゼンチン各1名】

看護師による問診、身体測定、歯科検診、内科検診、レントゲン、検尿などの検査が行われました。自身の症状を日本語では伝えられない相談者のために、通訳ボランティアの方々にも協力いただき、ベトナム語、中国語、タガログ語、ポルトガル語に対応しました。相談者は自分の健康状態を知ることができ、抱えている健康上の悩みなどを熱心に相談していました。また、無料法律相談も行い、弁護士の先生に相談している方もいました。

★当日の様子は、外国人医療センター(MICA)の活動ブログにも掲載しています。
 お手伝いしてくれたボランティアさんのコメントも載っているので、ご覧くださいね!
 

前回の無料健康相談の様子はコチラからご覧になれます。

2015.12.13国際交流フェスタ in KARIYA 2015

毎年恒例の国際交流フェスタ、今回は「跳んで、はずんで、スポーツフェスタ」をテーマに、産業振興センターあいおいホールにて開催されました。

○日 時:2015年12月13日(日)13:00~16:30

○場 所:刈谷市産業振興センター あいおいホール

今年のフェスタには7カ国のチーム(インドネシア、韓国、タイ、台湾、中国、フィリピン、ベトナム)が参加しました。
ダンスパフォーマンスグループ・STORYTiMEのリードで始まったオープニングでは、各国チーム代表がそれぞれのステップを披露しました。

今回初めての試みとして、フェスタにスポーツ競技(玉入れとスプーンリレー)を取り入れました。一般来場者も加わり行った競技では、国や年齢を問わずチームで協力しあい声援を送り、勝利をめざしました。競技のあとには自然とうちとけることができ、交流が進みました。

フェスタ玉入れ.jpg    フェスタスプーンリレー.jpg

毎年恒例となり、フェスタの醍醐味でもあるパフォーマンスタイムでは、各チーム民族衣装やお揃いのTシャツを身にまとい、歌や踊りを披露しました。フェスタ当日に向け、各国ネイティブを中心に何度も練習を重ねてきたパフォーマンスです。どのチームも自国の文化を大切にして、相手に知ってもらおうという気持ちが溢れたパフォーマンスでした。また、和太鼓チーム「刈谷やぐら太鼓」に、迫力ある演奏を披露していただきました。

フェスタベトナム.jpgのサムネイル画像   フェスタタイ.jpgフェスタインドネシア.jpg   フェスタ和太鼓.jpg

会場には各国ブースで特色のある展示がされ、その国を紹介しました。各国で親しまれているドリンクやスナックなども提供され、来場者は見て味わって異文化体験ができました。

最後に行われたのはファッションショー。各国の民族衣装の紹介です。たくさんのカメラが構えられたランウェイを手を繋いで進む、可愛いチビッ子モデルの微笑ましい姿が見られました。

フェスタ韓国.jpg   フェスタ中国.jpg

今回も多くの人達のご協力で、国際交流フェスタをにぎやかに執り行うことができました。国際交流フェスタは、刈谷市国際交流協会親善ボランティア(通称KIFAV)国際イベントグループを中心として、他KIFAVメンバー、一般市民ボランティア、愛知教育大学国際ボランティアサークルKFA、桜花学園大学&名古屋短期大学国際ボランティアサークルIVC、刈谷北高校国際理解コース1・2年生、近隣在住の外国籍の方が一緒になり企画運営し、作り上げています。ボランティアとして参加してくれた人からは、「誘われて参加しましたが、いろんな国や年代の方と交流できるフェスタはとても魅力的でした。他の国のことをいろいろ知ることができたので、また次も参加したいです」という声が聞かれました。
次回のフェスタには、あなたもボランティアとして参加してみませんか?

前回のフェスタの様子はコチラでご覧いただけます。

2015.11.23H27「ママのための日本語サロン」開催報告①

平成27年度文化庁「生活者としての外国人」のための日本語教育事業~地域日本語教育実践プログラム(B)~の一環として、「ママのための日本語サロン」が市内で開催されました。

◆主催: 文化庁・NPO法人多文化共生リソースセンター東海
◆協力: 刈谷市国際交流協会

子育て世代の外国籍住民が、子育てに必要な日本語及び知識を得るとともに、地域のコミュニティづくりや専門機関の利用方法等について学ぶことを目的とし、刈谷市と本協会の協力のもと、全10回の講座を実施しました。
講座には、中国・インドネシア・フィリピン・タイなどを母国とする市民12人が参加しました。毎回テーマに沿った講師のお話を真剣に聞き、自身の子育てについて具体的なアドバイスを求めるなど、積極的に取り組む姿がとても印象的でした。
また、日本人親子も一緒に参加することで、実践的な日本語学習と子育て世代の交流を図ることができました。

◆各講座のテーマ(第1回~第5回)
 第1回:子どもの遊び場(10月19日)
 第2回:保育園と幼稚園(10月26日)
 第3回:足の育て方と靴選び(11月9日)
 第4回:離乳食と幼児食(11月16日)
 第5回:子育て支援を利用しよう(11月23日)
  ⇒第6回以降は「ママのための日本語サロン」開催
         報告②につづく

◆各講座についての詳細は、下記のPDFをご覧下さい。 

2015.11.15カナダ・ストリートホッケー体験交流会

東海地区に在住のカナダの皆さんに、カナダの庶民スポーツ「ストリートホッケー」の楽しみ方を紹介していただく、「ストリートホッケー体験交流会」を開催しました。

○日 時: 11月15日(日)10:00~16:00
○場 所: ミササガパーク(自由広場内特設会場)
○共 催: 東海日本カナダ協会(TJCS)

≪ストリートホッケーとは?≫------------
カナダの郊外や小さな町で昔から親しまれている庶民スポーツ。アイスホッケーに似ていますが、アイスリンクではなく、公園や空き地などの広場で楽しみます。木製のスティックとゴムボールを使い、カナダでは子供から大人まで幅広く親しまれています。初心者でも気軽にできるスポーツです。
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午前中は、カナダ人によるホッケー講座を行ないました。参加者を3つのグループに分け、初心者の人でも楽しめるように、スティックの持ち方やボールの打ち方、パス、ジグザグドリブル、シュート練習など、基本的なプレー方法を楽しく教えていただきました。

今年はカナダのホットドッグとパンケーキを作り、お昼にみんなで食べました。たっぷりメープルシロップをかけ、甘くて美味しいパンケーキは大好評でした!

午後からは、カナダ人と日本人を交えた日加チームをつくり試合を行ないました。試合前半でゴールを決めるチームや、お互い譲らないチームもあり、白熱したゲームが繰り広げられる中、楽しそうな声が飛び交い、ゴールを決めたときには一層大きな歓声があがっていました。また今年は、子どもの参加も多く、ジュニアチームのゲームも行ないました。一生懸命ボールを追いかけてシュートを決める姿に、大人たちは笑顔で声援をおくっていました。

最後はカナダ人によるエキシビジョンマッチです。10分間の一本勝負!迫力満点なプレーは見ているだけでドキドキハラハラです。

午前中は前日の雨で、地面が濡れているところもありましたが、午後には日が差し、暑いくらいの天気となりました。参加者の真剣なプレーとおいしいパンケーキで笑顔溢れるスポーツ日和な1日となりました!

前回の様子はコチラからご覧になれます。

2015.11.01外国人向け防災講座

刈谷カトリック教会にてベトナム人を対象とした防災講座を開催し、防災意識の啓発、災害に対する知識や備えの必要性を認識してもらいました。

○日時 平成27年11月1日(日)14:00~15:00
○場所 刈谷カトリック教会
○対象 近隣在住のベトナム人
○参加者 約50名


◆内容*********************

■映像で知る災害の現実
世界で起こる地震の約25%は日本で起きています。
なぜ地震が起こるの?起きた後はどうすればいいの?実際に地震が起こった時の被災映像を見て身近なものとして感じてもらい、もしも・・・の時のことを考えてもらいました。

防災に関係する展示物を見てみよう
被災パネル、備蓄品、簡易トイレ、家具の滑り止めなどの展示ブースを見てまわりました。 
レスキューシートを体に巻いて温かさを確かめたり、種類の違う簡易トイレに座っていき感覚の違いを体験したり、ガラス飛散防止の実演を見て、驚いたりしていました。また、簡易トイレの中に子どもの紙おむつを入れておくと吸収しやすくていいよ。というスタッフのアドバイスに対して、子どもがいない家庭はどうすればいいの?という質問が出るなど、参加者はどのブースでも真剣に話を聞き、たくさん質問が出ていました。

 

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今回の講座も昨年に引き続き、刈谷防災ボランティア・刈谷市危機管理課・市民協働課の協力のもと行いました。参加者はいつ起こるかわからない災害について、起こった時どうすればいいのか、そして今できることは何かを真剣に考えていました。それぞれのブースには通訳の方がいて、スタッフの話しをきっちりと伝えることもできました。近い将来災害が起こったとしても、国籍に関係なく誰もが助け合える地域づくりに今後も貢献していきたいと思います。

2015.10.24KIFAVボランティア研修会

「学ぼう!魅力的な広報メッセージ~共感する文章のつくりかた~」と題して、ボランティア研修会を開催しました。

■日時:10月24日(土)10:00~12:00
■場所:刈谷市国際プラザ 
■講師:NPO法人Mブリッジ理事長 米山哲司(さとし)さん
■講師プロフィール  http://m-bridge.jp/yoneyama_profile.html

今年のテーマは「広報」。一瞬で目を惹くようなキャッチフレーズやイベントに参加してみたくなるようなチラシの説明文って、どうやって生まれるのだろう。講師の米山さんから、広報に必要なエッセンスをレクチャーしていただきました。

まず初めに、米山さんに質問されたことは「広報のうまい人ってどんな人だと思いますか?」

私たちは1日に3,000以上の新しいメッセージを見ています。その大半が記憶に残らず、忘れてしまうものです。その中で、いかに目を引き、記憶に残るような文章を作るかがカギとなります。広報のスタートは、「相手(誰に)・内容(伝える内容)・目的(行動を促す)」をしっかり考えることから始まります。
そこで1番大切なのはタイトルです!安易に付けるのではなく、こだわりを持つことがとても大切です。タイトルでしっかりと惹き付け、本文で伝えたいことに導き、その先で、目的となる情報を提供することで、相手との繋がりを持つことができます。広報とは、単に知らせることではなく、発信側とまだ見ぬ相手を繋げることなのです。初めの質問にあった広報のうまい人は『つながり』を創ることがうまい人と言えます。

また、伝える相手を限定すること!大勢の人にチラシを配って知らせればいいというわけではありません。ターゲットを絞る方が効果的であることを学びました。伝えたい相手によってアプローチや言葉を変えていかなくてはいけません。常に相手の状況を判断し、詳しい情報?新しい情報?お得になる情報?など、受け手のニーズに合った情報を提供できるよう、そのためにはどのような広報をすればいいのかを考える必要があります。

参加者のKIFAボランティアの皆さんからは、「たくさんの人に伝えたい!という気持ちが大きければ大きいほど、逆にぼんやりしてしまい、伝わりにくくなってしまうことに気づきました。」「情報化社会の現在、せっかくアピールした情報が捨てられてしまうのでなく、広報として『人の記憶に残る』ものなるように注力したいなと思いました。」という感想を頂きました。

今回の研修会で学んだことや改めて気づいたことなど、今後の活動に活かしてほしいと思います。

前回のボランティア研修会の様子はコチラからご覧になれます。

2015.10.17枝豆交流会(KIFAV文化交流G)

初めての企画「枝豆交流会」。文化交流グループメンバーのひとりが手塩にかけて育てた枝豆が今回の主役です。(枝豆は、大豆になる前の若い状態のものを言います。)日本の食生活に欠かせない「大豆」をもっと知ってもらいたいという思いから企画されました。

当日は天候にも恵まれ、ミササガパークで行われた交流会には刈谷市及び近郊の外国籍の方35名・ボランティア14名が参加しました。大人から子どもまで皆が協力し、用意された3種類の豆「黄豆」「黒豆」「茶豆」を15分余りかけて株からちぎりました。

枝豆を蒸している間は、お弁当と味噌汁で交流タイム。そこへ次々と蒸し上がった枝豆が運ばれてきます。3種類の枝豆に舌鼓を打ち、ずんだ餅、きな粉もちのデザートを食べながら、食べ比べや意外な大豆のデザートの感想で大いに盛り上がりました。

ゲストからは、納豆の作り方を知りたいと質問が出るなど、大豆に興味を持っている様子がうかがえました。

おなか一杯になった後は、お楽しみのクイズとゲーム。知ってるようで知らない大豆のマメ知識に、日本人も驚く場面がありました。外国の方だけでなく、日本人も勉強になった1日でした。