【2018.04.21】平成30年度 刈谷市国際交流協会総会を開催しました

平成30年度 刈谷市国際交流協会総会を開催しました。日頃よりご支援いただいている会員の皆様、総会にご出席くださった会員の皆様に、あらためて感謝申し上げます。また、総会後には、名古屋市を中心に活動する、多文化市民メディアDiVE.tv 代表の牧野佳奈子さんによる講演会も開催しました。

○日  時: 4月21日(土)午後2時~
○場 所: 社会教育センター ホール
     (刈谷市民交流センター4階)

総 会

1.会長挨拶
2.議  事
  ①平成29年度刈谷市国際交流協会事業報告   
  ②平成29年度刈谷市国際交流協会収入支出決算
    〔監 査 報 告〕  
  ③刈谷市国際交流協会会長の選任
  ④刈谷市国際交流協会役員改選
  ⑤平成30年度刈谷市国際交流協会事業計画
  ⑥平成30年度刈谷市国際交流協会収入支出予算

講演会
 
講 師:牧野佳奈子氏(多文化市民メディアDiVE.tv 代表)
 演 題:"違い"の力をプラスに変えよう! 
        ~多様性ゆたかな地域社会をめざして~

 講演会の中では、DiVE.tv がこれまでに刈谷市内で取材をした、地域外国人コミュニティの活動(フィリピンフェスティバル/ブラジル人ママたちの集い)が映像で紹介されました。愛知県内には他にも中国、韓国・朝鮮、ベトナムなど、多くの外国人コミュニティがあり、その結びつき方もビジネス中心、大規模イベント、留学生ネットワークなど、それぞれに特徴を持っているということです。それらのコミュニティの中で自国の情報を得たり、助け合っている外国人の皆さんの姿が紹介されました。
 また、「在留外国人」という言葉について、その中には「日本国籍」「外国籍」双方の人たちが含まれ、そのバックグラウンドは千差万別であるということを、写真と図でわかりやすく説明していただきました。
 愛知県は全国で2番目に外国人住民が多い地域です。牧野さんは、「様々な立場の人たちに興味や関心を持ち、違いを知り、その人たちの背景を想像・尊重していくことが、これからの多文化共生社会で大切なこと」と締めくくられました。

 〔講師プロフィール〕
牧野佳奈子(マキノ カナコ)
多文化市民メディアDiVE.tv代表 / フリージャーナリスト

1979年福井県生まれ。大阪府立大学農学部を卒業後、福井テレビで報道記者を3年間勤める。2008年に世界一周の取材旅をし、帰国後、福井県内でビデオ写真展「アジアの力」を10カ所キャラバン開催する。2010年からフリージャーナリスト兼カメラマンとして国内外の文化・生活・地域づくりなどを取材し、主に雑誌にて発表。2015年にインターネット動画サイト「多文化市民メディアDiVE.tv」を立ち上げ、愛知県内に住む外国ルーツの人たちの文化や生活を発信している。

DiVE.tvでは、名古屋市内を中心に、多文化の視点で市民ニュースを発信しています。講演の中で紹介された外国人コミュニティーの映像は、こちらからご覧いただけます。

DiVE.tv ホームページ http://www.dive-tv.nagoya/