【2016.07.30】世界をのぞこう!~モンゴル編~

世界各国の「文化」や「今」を紹介する講座「世界をのぞこう!」を開催しました。
今回はモンゴル編。刈谷市内にお勤めのモンゴル人の方を講師に迎えてお話しをしていただきました。

★日 時  730日(土)10:3012:00
★場 所  国際プラザ
★講 師  オチルバト・エンフジンさん
★参加者  44

 

 

モンゴルはフン族によってアジアで広大な国となり、その後チンギス・カンによって遊牧民が統合されてモンゴル帝国へ、そして1992年にモンゴル国憲法が制定されて今のモンゴル国になりました。

モンゴル国の面積は日本の4倍、世界で18位の大きさです。人口は約300万人。愛知県の750万人の半分以下で、一人あたりの面積は世界一です。人口の半分は首都のウランバートルに住んでいて、あとの半分が遊牧民の生活をしています。公用語はモンゴル語(95%)、カザフ語(5%)、キリル文字が使われています。自然の豊かな国で、北の方にある一番高い山は4373メートル。南の方には世界で4番目の大きさのゴビ砂漠があり、冬の最低気温は-30~-45℃、夏の最高気温は3045℃と大きな差があります。

 

遊牧民はゲルで暮らしており、ゲルは30分で建てたり畳んだりでき、内部は部屋にわかれていません。
そのため、内緒話ができず、家族の結びつきが強く仲がよいそうです。遊牧民が飼う家畜は5種類。牛、馬、らくだ、羊、ヤギで、食用のほか、すべてを使い切り、捨てるところが無いと言われています。現在の家畜頭数は5000万頭で人口の15倍以上です。

遊牧民に伝わる歌があり、エンフジンさんの友人のボロルさん(愛知県在住、桑名市でお勤め)が、長い歌と言われる「ウルティンドー」と、日常生活をうたった「アルティンドー」を美しい民族衣装を着て歌ってくださいました。ウルティンドーは古くから伝わり、もう作者はわかりません。草原で家畜の世話をしながら歌うもので、大変音域が広く、装飾がつき、ファルセットも使われる流れるような美しいメロディです。広い大草原で歌うためか、言葉が長く伸ばされます。

 

モンゴルの大きなお祭りはお正月(旧暦)とナーダム(711日から3日間)です。ナーダムでは三大競技(モンゴル相撲、弓、競馬)が行われます。お正月は年上の親戚などにあいさつに行き、ボーズという料理を食べてお祝いします。お話のあとはエンフジンさんの奥さまが準備してくださったおいしいホーショールとポテトサラダ、ミルクティをいただきながら、質問コーナーとなりました。
 
★ホーショール:ひき肉とモンゴルの山菜で作った具を小麦粉で作った生地で包み、揚げたもの。
 
★ポテトサラダ:ポテト、キュウリ、ハム、にんじん、コーンをすべて同じ大きさにそろえてあり、ゆで卵も入っている。
 
★ミルクティ:味付けは塩。

 

横綱をはじめ力士も大勢日本で活躍して、身近に感じていたモンゴル。
参加者のみなさんから質問もたくさん出て、モンゴルに行ったことがある方もない方も、さらに興味が深くなったようでした。
講師のエンフジンさん、奥様のオドさん、歌ってくださったボロルさん、参加してくださったみなさん、どうもありがとうございました

 

次回の「世界をのぞこう!」は世界一周してきた高校生が講師をしてくれます。お楽しみに!

前回の「世界をのぞこう!」の様子はコチラからご覧いただけます。